妻の市原悦子の勝新への言動や勝新が夫のレインコートを着出したことでポランスキーのテナントみたくなるのかしらと思ってたらそこまでの展開にはならず
砂漠に都市空間のイメージがどうしてもモンティパイソンを>>続きを読む
焚火を遊び感覚で飛び越える子供たちにゾッとする。
焚火が光源となって浮かび上がる子供たちの影が禍々しい。
アナがそっと窓を開けると横たわる姉の顔に光が差し込むショットが見事。
序盤から中盤にかけてはめちゃくちゃ丁寧に撮ってはいる、と思う。
そこは制作陣の誠実さがみえて好印象。
ただ題材に対してどこか遠慮がちというか淡白な印象を受ける。
誠実さゆえに監督が一歩引いてしまった>>続きを読む
『顔のない眼』なルックにつられて観てみれば参照元はジョーダン・ピールというね…
うさぎさん達による大逆襲を期待したけどそんなサービスシーンは勿論ありませんでした。
あんまりハマんなかった時の三池映画観た時の感覚に近い…
国外映画の東洋の島国を面白がりつつもリスペクトまではいかないことで生まれる絶妙な異空間出鱈目ジパング描写が楽しめたのはやっぱり00年代くらいの>>続きを読む
ランプリングに欲情したチンパンの色っぽ〜い眼差しに苦笑、してたら終盤の他の動物ファミリームービーもかくやな多幸感あふれる展開にビビった。
老化したガエルのしゃがれ声で笑った
自分でもチョロいとは思うが終盤の夫婦間のクローズアップにウルっときてしまった
序盤から続くアップの多用にうーんと思ってただけに悔しい
出るのはいいけどああいう役>>続きを読む
作中人物がどれだけ陰惨な目に遭おうが観客に1ミリも傷跡を残さないキャラ造形の潔さにジャンルムービーとしての正しさを感じる
フリードキンの『ガーディアン/森は泣いている』と合わせて観よう!
後半の劇中内演劇パート、観客視線のカットが随所に入り込むことで元のフィクション(映画)のレイヤーに引き戻される感じにクラクラした。
『君の名は』の何千倍もロマンチックな電車並走場面が堪らなく愛おしい>>続きを読む
後半のフィルム復元作業ドキュメンタリーで、スキャニングはなんとかできたけど今の時代では修復は不可能だから技術が更新されるまで待とう→10年後修復開始の流れが実にSF的。
ヨーロッパ・コープテイストなそこそこのアクション映画を日本でも作れるようになったことに喜ぶべきか否か…
岡田准一が垂直な建造物を素手でスイスイクライミングしていくとこはフツーにスゴイなと思った
元の『やぶにらみの暴君』は未見
めっちゃオモロい〜
観てる間、宮崎駿は言わずもがな色んなジャパニメーションがリフレインして堪らない(警官隊が乗ってるモーターボートの感じが『AKIRA』のフライング プ>>続きを読む
家の裏の丘向こうに宇宙人の秘密基地があるという絶妙な距離感が最高。
毒々しい七色の光源にゾクゾクする。
元々3Dみのあるアン・ハサウェイの顔面を更にいじくり回してて愉快。
魔女のよくわからないやり過ぎな訛り方も耳に嬉しい。
表層の変化のないオクタヴィア・スペンサーがいちばん魔女っぽい。
良い。凡百ある呪怨便乗作品の中でも屈指の面白さ。
特に学習塾階段での照明点滅恐怖演出場面、『Lights Out』のソレよりはるかに怖く仕上がってて驚いた。
痴呆老人視点の回が一番絶望感あって好き。
このレビューはネタバレを含みます
面白かった、が黒沢清の映画で初めて【脚本の映画】って感じがした
あと氏の映画で銃が使われず(発射されず)じまいなのもこれが初では?
玄理がとてもとても素晴らしい顔をしていたのだが出番がそれ程多くな>>続きを読む
逆再生アクションはコメディのほうが活きると思うので早いとこ『最終絶叫計画』的な映画のネタにしていただきたい。
上村侑がレザーフェイスダンスをする場面、砂まみれになりながら暴れる彼の頭上で舞い上がる土煙がまるで自身から発する蒸気(スポンティニアス・コンバッション)のようにも見えて猛烈に感動してしまった。
東京に行く亀梨を引き止めることに失敗したヒロインが画面奥に去っていくカットが素晴らし過ぎるのでこの映画は素晴らしいのです。
ぼけ〜っとみてると前半のホテルパートは人物配置がわけわかめになる。
カーチェイスに巻き込まれた人たちのやってらんねーよってリアクションがオモロい。
おもろい。
最近の白石映画よりも演出が控えめで見やすい!
群衆シーン多めなのに画はバッキバキに決まってるし美術も重厚感でてめちゃくちゃ豪華なのに貴方達はこれ以上何を望むのか?
まあまあ面白いけどテロリズムには意味がある!ってのは流石にアメリカでは受けないでしょう
その元凶を妙にヒロイックにして〆ちゃうし
意思を持つような水の動きとか「お前は誰だ?」と何度も繰り返される問いとか要素がめちゃくちゃ『CURE』っぽい。
ディジュリドゥを使った劇伴が生き物の鳴声みたいですっごい不気味
カリカチュアナイズされたキャラクター、綿密な風景描写、安定の4℃クオリティ。
明らかに物語が途中なのに時間が来たのでもう締めますという感じがとてももったいない。
日本語吹替草なぎ君だしオリジナル音>>続きを読む
こういうブロックバスター系の大作映画は金太郎飴みたいなストーリーのくせにどうして90分にまとめることができないのか。
森の中を女が空中浮遊して追いかけてくるのが一見バカっぽいのだが黒沢清の幽霊描写っぽくもありコレが中々怖い。
大樹を切ると中から大量の血が吹き出す描写、ティム・バートンよりもフリードキンが先にやってい>>続きを読む
遂に観た!カーペンターカーペンター言われるだけの事はある。
中盤の霊能者対女幽霊のアクション設計が無駄にカッコいいのは胡金銓の助監だったからか、
霊界での浮遊しながらの追走劇は『アンジェリカの微笑み』>>続きを読む