やぶちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

やぶちゃん

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生きる(1952年製作の映画)

4.5

タイトル通り「生きる」ことを深く考えさせられる。草なぎ剛主演の「僕の生きる道」も素晴らしいドラマだったが、この作品のオマージュだろう。自分の余命が幾許もないことを告げられた後に人生が始まる。いつ亡くな>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.0

プーさん好きにはおすすめ!今は実写でもかなり現実味を帯びていて感嘆する。内容としては、開始10分でラストの展開を予想出来るように思える。現実社会とファンタジーの折り合いの付け方が、とてもディズニーらし>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

恋愛映画でもあり、狂気すら感じる。登場人物に共感できる点はない。が、非常に巧みにできた映画だと思う。恋愛の駆け引き、主導権の取り合い、単純な愛情以外の複雑な関係性が描かれている。個人的には好きではない>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

3.5

命懸けで百姓のため、名誉や出世に関わらず死んでいった武士に対して、何とも侘しい気持ちの残る内容だった。名シーンや記憶に残るシーンも多かったし、名作と言われる所以も分かるが、初めての人には個人的には他の>>続きを読む

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.0

タイトルの通り、天国と地獄。どのような境遇にあっても、当人の心構え、生き方次第で天国にも地獄にもなり得る。そんな事を訴えかけている映画のように思えた。

雨あがる(1999年製作の映画)

5.0

最高の作品。内容はシンプル、無駄がない。ゆっくりとした作品。人徳、能力が高過ぎる故に周囲に浸透出来ずにいる侍と、貧しいながらも品格を失わず、夫を支える妻の美しさ。完璧な作品だと感じた。

用心棒(1961年製作の映画)

4.5

椿三十郎の姉妹映画とも言えようか。勧善懲悪でありながら、一匹狼で誰の下にも付かずに、己の信条に従う。忠義を尽くす、武士道とは少し違うかもしれないが、海外受けするのはこういう映画ではないか。

オリヲン座からの招待状(2007年製作の映画)

3.5

浅田次郎作品。両想いでありながらも、互いの信条や義理を貫く生き様に感動。展開としてはゆっくりとした映画。ただ現実的に少し難しいとも思われる。

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.0

流石の黒澤作品。マッドマックスのネタ元かなとふと感じる。三船敏郎の迫力と鬼気迫る演技、姫君の凛とした美しさに魅了された。着々と黒澤作品のファンになりつつある。(笑)

赤ひげ(1965年製作の映画)

5.0

最高の映画。モノクロの世界観が存分に生きた作品。登場人物一人一人に耐え忍ぶ物語があり、非常に考えさせられる。信念を貫く赤ひげ先生の生き方に影響される人は少なくないはず。日本人は必ず見るべき映画。

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.5

個人的にかなり好き。奥田民生についての深掘りは特にない。学生時代に学年で一番モテる女の子を想起した。自分を変えるではなく、他人の自分に対する印象を変える。人に好かれたり、モテる秘訣なのかと感じた。主人>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

今年最高の映画。元々Queenが好きではあったが、知らない人にも見てほしい。ラストのLIVEシーンは圧巻。映画館でぜひ見てもらいたい。

日輪の遺産(2010年製作の映画)

3.5

やっぱり浅田作品はいい。今回は太平洋戦が舞台であるが、内容としても考えさせる部分が多々ある。登場人物それぞれの凛とした生き様に、現代を生きる我々に考えるべきことは多くあるのではと感じる。ストーリーとし>>続きを読む

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.5

初の黒澤映画。感動。三船敏郎の立ち居振る舞い、一挙一動の全てが格好いい。みすぼらしい服装に風格が漂うのは流石としか言いようがない。黒澤作品のカメラタッチ、展開の早さに、映画に長さを感じなかった。古い映>>続きを読む

リベンジgirl(2017年製作の映画)

3.0

桐谷美玲も鈴木伸之、、、。とても綺麗な組み合わせ。内容は振られた政治家の男を見返すために選挙に出馬し、総理大臣を目指すという内容。ラストなど賛否はあれども、サラッと爽やかに鑑賞できる良い映画だと思う。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

音楽映画、家族愛がテーマ。吹き替えだがミゲルくんの歌声が聴いていて心地良い。ストーリーも素晴らしく、裏切られる展開もあり。描写や背景も綺麗で、まさにディズニー映画といった感じ。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

最後DVDが切れてしまってラスト見れず。残念。一匹狼で郷愁漂う主人公のレオンと、幼き日のナタリーポートマンが可愛らしかった。徐々にマチルダに心を開いていくレオンであり、最終的にはお互いがなくてはならな>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.5

もののけ姫の後に鑑賞。テーマ的には重なるが、ファンタジー色が強く、抽象的な印象。ナウシカの超人的な能力によって村が救われるが、決して問題が解決される訳ではない。世界観や設定は素晴らしいけれど、個人的に>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.0

宮崎駿作品。ルパンの格好良さが詰まった作品。ルパンに対するおしゃべりという印象が、核心的なことは敢えて口にしないというダンディズムな印象に変わった。銭形警部の「とんでも無いものを盗んでいきました。あな>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

宮崎駿作品で一番好きな映画。自然との共生がテーマ。エボシのキャラクターが面白い。合理的でカリスマ性があって、女版信長のよう。シシガミは命を奪い、与える、命そのもの。神仏関係なく自然破壊しまくるのも、原>>続きを読む

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