アルパカさんの映画レビュー・感想・評価

アルパカ

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

2.5

誰がオッペンハイマーを陥れたか、誰がストローズを…
こんなものに時間を裂きまくって、実際の原爆の原理や物理学から派生している量子力学が何か、とかそのあたりの描写がほとんどない。
裏社会を描くならGod
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

備忘録
セックスしたかしてないか議論シーンと、最後の部屋のシーンは鮮明に覚えてる。
この距離感が、一番、楽しい。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.5

デジタルリマスター版が公開している現在、キネマ旬報でパンフレットだけ買いに行き、U-NEXTで鑑賞。

時間軸バラバラ、長回し、車内の撮影、シーンタイトルの出し方
この辺りがあまりにもタランティーノ過
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

映画館で鑑賞
めっちゃ面白かった記憶あるけど、なにがっていうところは覚えてない。
でもこの映画は至極のエンタメ消費枠で良いと思う。

サイレントラブ(2024年製作の映画)

2.5

無駄な描写、適切でない画角が多かったような気がする。勿体無い。野村周平の気持ちの移り様子ははて何処に…

久石譲使うのは勿体無くも感じるなあ。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

ベラの純粋無垢な視点から、「社会は矛盾にまみれていて、心を抑制して生きている」というようなことを男たちが突きつけられる。とても面白い。
皮肉屋みたいな存在も必要だな。何が正しいか改めて考えさせてくれる
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

めっちゃ良い…綾野剛めっちゃ良い…主人公の男の子めっちゃ良い…

一般的に中高生を描くときってエモく描きがちだけど、この映画は芋っぽさ(主人公の感情の出し方とか副部長の感じ)を全面に出してるおかげで、
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

カウリスマキ作品は、ジャームッシュと小津が感じられてほんとに落ち着く。

映画は現実を見せるものなのか、理想を描くべきなのか。「現実ってこういうものだよね、客観的に見ると小波程度情緒が上下するくらいの
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

4.5

アバウトタイムやブリジットジョーンズの日記、ラブアクチュアリーなどのロマコメを手掛けてきたワーキングタイトルフィルムズ。彼らがお見合い結婚をどう描くのかが気になり鑑賞。

「結婚って誰のため?」がサブ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

ディカプリオとスコセッシの相思相愛感が全面に出てた。『ギャングオブニューヨーク』から続く名コンビ。

スコセッシと共に脚本書いてるエリックロスのおかげで、それぞれの色んな感情が交錯しながらも飽きること
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ビー・ジーズ 栄光の軌跡(2020年製作の映画)

4.0

マサチューセッツいいなぁ

家族である点が『フォーシーズンズ』と違うところだったのかな。

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.0

高いスコア書けるだけの教養はなかった。3.7ってマジですか

ともかく、アーサー王に関する知識が無さすぎてパンフレット買ったが、これは観る前に熟読するべき。それぞれのシーンがとても意味があるものなんだ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

壮大な物語の序章、これからどう巻き返していくのかワクワクが止まらない作品。

Actor
ティモシー・シャラメとレベッカ・ファーガソンが美しすぎる、二人共もはや絵画のレベル。

音楽
めちゃめちゃ想像
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.2

正直この良さが分からなかった、、

PTA ってフィクション的に綺麗事にするのではなく、遠回りしたり血迷ったりっていう現実に起こりうる日常をしっかり書くから、それはそれでじわじわ満足できるっていう監督
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.0

多分7年ぶりに観た
まずは『60周年4Kレストア決定版』の色合い良すぎ。前は古いタイプのDVDというのもあって見れたもんじゃなかった。映画館の良さを改めて知った良い機会にもなった。

この作品は、死へ
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

3.2

ハリウッド全盛期最後のムービースター

映像の中の自分の必要性と見え方を誰よりも理解してるからこそ、誰よりも努力し時にはぶつかってきたんだなあと。彼女はスクリーンを離れれば一人の女性だった。平穏を求め
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

人間はきっと完璧に理解し合えることはないから面白いんだと感じた。
また、子供の言葉は限りなく純粋と言えるもので、間接的に「君はもう大人だよ」と言われてしまった感覚がした。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

あまりこのアプリを開かなくなっていたので、この映画を見ても「エール」のリメイクだとは気付きませんでした。

高校生の時に映画館で見たあの映画は今でも印象に残ってます。こちらの映画では主人公が感情を表に
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.5

研究と愛は同じ匙で計れない
relationshipの重要性(50歳での人間関係がその後の健康に最も影響を与える)

の立証のような映画

研究に没頭するだけでは点のままだし、出会いや繋がりが新たな道
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

-

美術館化した映画は厳しいな。
前作のさよなら人類くらい程よくストーリーがないと、「みんな愛らしい」と思う土台が創れない。。。
改めて絵という芸術の難しさを感じた。
これを見てロイアンダーソン天才と言え
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

これは良いな、、、正直侮ってた
「みんな大好き我らがA24が配給するよー」の傲慢さに嫉妬してたけど、君らの眼は凄い

もう青春の中で主人公が成長する話とかフィルター多用したオサレでゴリゴリ進む話とか飽
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.9

人の一生を表せる言葉なんてないって言い切ってるし、rosebudは哀愁くらいに考えるべきかな。

トランプが一番好きらしい。公開当時ガチのメディア王から工作食らって興行成績が破滅的だったのは有名な話。
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

2.8

さっっっっむ
セリフ臭い言葉(こんな人間いない)と
監督の感性を疑ってしまう効果音。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

ノーランさんね、お得意の科学系の話始めたらこちとら何が何でも喰いついちゃうんです〜。
カッコいい。配役も適切だしね。
何があかんて、カーチェイスやら銃撃戦やら、迫力はバッチリなんだけど真新しさがないか
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.5

3時間半だと?

デニーロは役者のプロなんだと実感する。
そして、いざこざあってマーロン・ブランドが出なかったラストシーンもあれはあれで良い。

とにかく対比、善と悪、光と影、これに名俳優が重なればそ
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波止場(1954年製作の映画)

4.5

ググってカザンの背景理解して2回目観てやっと深さに気づいた。
もちろんマーロン・ブランドが演じるテリーの善悪を分別し、くすぶりながらも高潔にならんとする心の変化が人間味があって良い映画なのだが、、、
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運び屋(2018年製作の映画)

4.3

ブラッドリー・クーパーとクリント・イーストウッドが対峙?立場逆転のパーフェクトワールド
クセのある爺と車?爺の性格真反対のグラントリノ

クリントが生き生きと俳優として演技してるのが凄く伝わる。そして
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.9

女のコ、マッケンナグレイスは大女優になってほしい。ストーリーに特筆すべき点なんてないから4以上はないな。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

5.0

シュールでところどころ小ネタぶっこんでくるのホント笑える。頑固なおばさん、人前だと絶対ハンガリー語なのに独り言では英語を話すという笑
掃除機のシーンとか海岸歩いたりドライブの後ろ姿だったり、日常切り取
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エデンの東(1954年製作の映画)

4.0

思えばジェームス・ディーンを最初に観たのは「ジェームス・ディーンを探して」だった
どんな気持ちで演技に没頭していたんだろうと心中を読み解きたくなるシーンが大量にあって、本当にカザンは彼以外考えてなかっ
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