アルパカさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

アルパカ

アルパカ

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アーティスト(2011年製作の映画)

4.5

最高。
白黒&サイレントへの敬意が存分に込められてすごい感動した。
サイレントにありがちな犬の存在も良い役割を果たしてた。

ほぼ同時期を描いた映画「雨に唄えば」では主人公とニューヒロインとの恋愛を描
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

何もかも美しすぎて死ぬほど感動した。
原作を知っていたら実写の素晴らしさをもっと理解できたかな。
野獣と使用人たちがチャーミングすぎてホッコリ。

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.5

まさに人生フルーツ。
日々の暮らしがとても愛おしい。毎日に少し余裕を持ち、当たり前のように自然に感謝して生きている。故に互いを思いやれるしあんなにも自然体で優しくいられる。こんな二人になれたらいいなっ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

また人生を変えてくれそうな映画に出会ってしまった。ただの恋愛ものだと思って敬遠してたけど、これは時間と幸せについて極めて深く問いただしたヒューマンドラマだ。
普通の日々をどれだけ幸せに捉えられるか。テ
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

この世界観を作り上げられる韓国映画界って素晴らしい。特有の艶かしさと不気味さが存分に炸裂される映画。主役を張る3人がエラい気持ちよく演技してくれます。女優2人が美しすぎる...

予備意識なんてひとつ
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まるでいつもの夜みたいに 高田渡 東京ラストライブ(2017年製作の映画)

-

高田渡の何にも左右されることのない音楽がたまらない
コーヒーブルース、アイスクリーム、夕暮れ

生きてる時代に会いたかった

フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.5

70年代後半、ギャング同士の銃の取引の破綻によって巻き起こる銃撃戦からの銃撃戦。
タランティーノ感満載なこのアクション映画。案の定中盤はテンポダウンしたけど総合的にはきっちり収めた感じ。古くせえ感じと
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.5

雰囲気がこの点のほとんどを占めてるわけだけどここからリチャードリンクレイターという人が出てきたと考えると感慨深い

アメリカンニューシネマ枠だからなのか知らないけど最後は他の代表される作品に比べていろ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

去年観た時は余韻が凄すぎてレビュー書けなかったが2度目の正直で

それにしても美しすぎるオードリー。好きなシーンを選べないくらい何もかも絵になる。でもやっぱり演説が素晴らしい。何か起こるような気がして
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

やっぱりこの歴史系の映画観ても、白人でも黒人でもないから第三者としてすごい遠くから見ている気分になる。どっちが悪いかではなくそこまでの歴史が作り上げてきたものなんだと、カンバーバッチが演じた農主を見て>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

フォレスト・ガンプが会ったまさに一期一会の人たちがみんな良い人でそれぞれに十人十色な人生があるわけだけど、彼みたいに大切にしてくれると誰でも嬉しいんだろうな、と。ダン中尉が本当に良いんだ泣。

人生は
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トップ・ハット(1935年製作の映画)

3.5

フレッドアステアに驚くばかり。大好き最高。

アステア演じるジェリーが健気で好きが空回りしてる感じがすっごい愛おしい笑
笑わせて来るネタがとにかく古いのがまた笑える

内容はアンジャッシュのネタかよっ
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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

午前10時の映画祭にて

音楽の使い方とかナレーションの感じとかが「グランドブダペストホテル」みたいだった。これが新たなアーティスティック映画の流れを作った映画なのではと思い終始ワクワクしながら見てた
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.0

今までこういう系統の映画はパスしてたがこれからは1つも外せなくなった、そう思わせる生粋純粋の怪獣映画だった
人間なんてみんな米粒、コングに惚れた2時間、最高だった

サミュエルLジャクソンには声高らか
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.5

打ってる棋士と同じ空気感を体感した感じ。凄い熱くて監督もそれを出そうとしたんだろうけど邦画の良い『間』ではなく悪い『間』が出てたなと思った。確実に将棋だからなせる技だけど素晴らしい俳優さんをもっと活か>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

5.0

ファーストデー2本目
大好きすぎる。こういう映画があるから映画鑑賞は辞められないし自分でつむぎたくなる。
言葉に言い表せないほどの家族の大きさがある。父親と子供が一緒になって壁を壊していく過程がいちい
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ムーンライト(2016年製作の映画)

-

いじめ、同性愛、家族
どこまで入り込めたか。シャロンの行動が正しいかなんて分からない。フアンの存在がどれだけ大きかったかが、彼の死を曖昧にすることで浮き上がる。

こんなことはどうでもよくて、アカデミ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

思ってたより全然面白い。
桐島っていう中心核がいなくなったことで周りにどんどんボロが出てくるという変わった見方をする映画。

唯一の客観的に見ている橋本愛の感じが好きだった。

ミスト(2007年製作の映画)

3.5

備忘録

最悪なバットエンドを迎える映画。あの発狂おばさんでポイント下げてるように思われる…

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

大好き。北欧系のテンポについていけないこともあるけどおじいさんの生涯を共にした感覚になって最後には泣いてしまったよ。いがみあいながらも打ち解けあっていく、そんな深い友人がどれだけ大切かも分かった。
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

50年代、ミュージカル全盛期を思わせる様々なオマージュが堪らない。
丘の上でミアとセブが美しく踊りタップするところは確実にフレッドアステアの「バンドワゴン」や「トップハット」からのオマージュだろう。エ
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.0

Fuck'n mock'n obvious story

ブラピのかっこよさに惹かれただけ…

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.0

カンバーバッチの巧みさに尽きる。天才外科医からの転落、復活。
アメコミにはあまりない東洋系だからマーベルらしからぬ展開にとてもワクワクした。次回作も見ます見ます。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0

奇才、グザヴィエドランの一本。
圧倒的な音を使った表現力に合わせて、唯一の第三者である兄の妻が見る主人公。身震いした。

表面上だけ保ってる家族にもうすぐ死ぬことを伝えに12年ぶりに帰省した主人公。し
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.0

アメリカンニューシネマの代表作と言われるこの作品。今の時代の我らが観て何か得られるのかという感じだった...
強盗で捕まって釈放された男と毎日に愛想つかせた女が運命的に出会ってやりたい放題犯罪犯して最
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

5.0

久々投稿
説明不要、ハリーポッター新シリーズ!!!5部作になる予定らしいが掴みのストーリー完璧、BGM最高、そしてキャストの素晴らしさ。

エディレッドメイン…
もうこの世のものとは思えない。少しシャ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.5

ロマンチックーーーーー脚本賞!

あの時代の方が良かったの連続。まさに隣の芝は青いのだ。その時代に生きても結局また違う場所に憧れる、人生はそんなもんなんだと思った。退屈な人生をどれだけ濃いものにできる
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.5

1948年イタリア映画。ストーリーは2年ぶりに仕事をもらい自転車を買った主人公が初日に自転車を盗まれてしまい必死で探すという至ってシンプルな話。
あの時代だとたかが自転車っていう話ではない。当時は仕事
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ローバーによる救出(1905年製作の映画)

3.0

重要な転換期と言われる隣接編集を巧みに使った映画。
分かりやすいし犬頭良すぎ笑

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

4.0

前作は未見

マジでボーンがかっこいい。脚本、カメラワークがそう見せているのだがそれに尽きる。内容は実際そうでもないけど、原点回帰というか、ここまでアクション(しかも少し古臭めの追っかけ追いかけられ)
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

世界で初めて性適合手術を受けたデンマーク人の物語。自分の中に女性がいると分かり困惑するエディと辛いながらも感情を押し殺して愛する夫を支えるアリシアちゃん、この2人の感情が繊細に描かれたこの作品。
まだ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

もうまじで最高。バンド始める理由なんてアレに限るけどここまで芯を通すコナーの姿に終始見入った!特に外れ者のヤンキーに堂堂と正論ぶつけるコナーには身震いを覚える!!

ラフィーナが夢に敗れた後の俺に任せ
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花とアリス(2004年製作の映画)

3.0

邦画にハマらないわけじゃないのにコレには全くハマらなかったことに自分でも驚き。というか花にイライラさせられた笑
蒼井優が何から何まで良かったから残念。

邦画にしか出せない雰囲気=変人出る
みたいな映
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奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

4.0

落ちこぼれ生徒たちの変化が着々と見て取れる道徳系フランス映画。アウシュビッツを重く受け止め、生徒たちがここで生きられてることに幸せを感じているような思わせ方も良かった。最初はバラバラで日本の底辺学校で>>続きを読む

クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

4.0

そんなに期待してなかったからかめちゃめちゃ楽しめたドタバタなラブコメ。

何がいいって構成が物語形式なのが良い。読み手がいてまるでクリスマスは神様の作り話みたいになってたのはとってもよかった。まだ10
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

震えるほどの素晴らしき俳優陣の演技。ピックアップするとしたら、宮崎あおい、渡辺謙、妻夫木聡。日本映画界の集大成をみたような感覚だった。池脇千鶴をちゃんとみたのは丁度妻夫木と主演を張っていたジョゼと虎と>>続きを読む