70年代のウディーアレン作品みたいな知的な空気と90年代の下品な空気がちょうどよく混ざりあってて最高です。
ジョンファブローとヴィンスヴォーンってこんなに痩せてたのね。。
主人公が突如として虚無に放りだされた時、てっきりそこから主体性を回復していく話になっていくのだと思っていたが甘かった。そうか。虚無には底がないのだ。
砂漠で2人が交わるシーンは、孤独という人間の避け難>>続きを読む
「遊星からの物体X」のパロディー、エイリアンかどうか調べるのにドラッグを打ってみんなラリっちゃうのが馬鹿馬鹿しくて最高。
アメフト選手と美少女とオタクとゴス少女と不良って「ブレックファストクラブ」だよ>>続きを読む
冒頭から主人公が住む家の路地の階段が「エクソシスト」のオマージュで、すごくヒントになっている。
結局、これも主人公にとってはカラス神父と同じく悪魔との戦いではあるのだが、主人公は信用できない語り手であ>>続きを読む
「アギーレ神の怒り」に通ずる奇跡的な自然の映像と俳優陣の演技とは思えない生命力迸る演技に圧倒された。母親をおぶって山を登る緒形拳にはロッキー4の魂を見た。
最後の山を転げ落ちる爺さんの衝撃的なシーン>>続きを読む
変態野郎に監禁され拷問を受け、実は裏には巨大な秘密結社が存在している系のホラーだと、「マーターズ」や「ホステル」に近いものを感じる。でもこの作品は冒頭からblood orangeの音楽が流れて非常にお>>続きを読む
「トレインスポッティング」と「マルホランドドライブ」と「アイズワイドシャット」を細切れにしてコラージュしたような作品。まるでジョンオズワルドの音楽のように、情報の間断ない濁流によって見る者の脳内をかき>>続きを読む
なぜスライはランボーにハッピーエンドを与えなかったのだろうか。ロッキーについてはクリードという新たな希望が与えられたのに。。
インスタで娘と楽しそうに過ごす様子を毎日アップしていたスライだが、最近では>>続きを読む
自分にとっての生涯ベスト映画「俺たちステップブラザーズ」のアダムスコットが出てきて大笑いした。
倦怠期夫婦の会話と漁村に暮らす人々の貧しく厳しい暮らしの対比。ヌーヴェルバーグの作家の中でも、現実的な目線が特異であるように思う。その辺はアニエスヴァルダが女性であることが大きいのかな。
リチャードリ>>続きを読む
途中までは先が読めないかんじでハラハラしていたのですが、妖怪垂れ乳ババアが出てきた瞬間から一気に凡庸な映画になってしまった。キースを謎の存在として最後まで引っ張っていけばもっと面白くなったと思うんだけ>>続きを読む
ミラーナヴァイントゥルーブのセクシーなダンスシーンは必見!
AC/DCの「who made who」という曲を初めて聞いた時生ぬるい曲だし歌詞も何を歌ってるの?と心の奥底で思っていたんだけど、この映画を見てやっと謎が解けました!
「トレマーズ」を思い出したん>>続きを読む
PTAはソフィアコッポラにでもなりたいのかな。ハリウッドセレブの内輪ノリ感が苦手。ノスタルジーとポップソングに浸ればそりゃ面白いに決まってるんだけどさ。
「インヒアレントバイス」あたりからヒリヒリする>>続きを読む
たけし本人による「その男、凶暴につき」のパロディーシーンだけでも見た方がいい。横山やすしも出てるし、なんなんだこれ。お宝映像オンパレード。
モッくんが登場する辺りからはもうよく分からない。最後は謎の軍>>続きを読む
この主人公を「彼/彼女」という三人称で語ることはできない。男性/女性のステレオタイプなジェンダー役割を求められた時に主人公は何とか順応しようとするが結局はそれができず相手を殺してしまう。
消防団という>>続きを読む