MamoruYoshinoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

MamoruYoshino

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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これほど正確に採点できない「映画」も珍しいです。

タイトルが『ユア・ストーリー』で、副題が〜ドラゴンクエストⅤ〜だとしたら色々腑に落ちます。

何度も遊んだゲームだから、ゲレゲレやサンチョが動いてい
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.8

ダヴィッドとアマンダの距離感と表情だけを観察していれば、シナリオの細部がわからなくても、やさしい気持ちになれる映画でした。
ダヴィッドみたいな一見無個性のようでありながら、幅広い年齢層の女子から好感を
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.5

よくあんなベジータみたいな闘争心剥き出しの活きのいい日本人をヨーロッパで捕まえてきたものだと感心した。
観るにあたって日本語のネイティブで得した映画のひとつかな。

新聞記者(2019年製作の映画)

4.4

内調の職場暗過ぎ‼︎

国家の陰謀vsジャーナリズムという、よくある構図でありながら、ひとりも政治家が出てこなかったのはどこか新鮮。終始、国家公務員と新聞記者ばかりだったことに驚き。
正義を貫く外交官
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7月の物語(2017年製作の映画)

4.8

ミニシアター・オブ・ミニシアター。
ありがちな物語なのに、気付いたら演者達と一緒に笑っている、映画館全体がやわらかく親密になるような映画だった。

ただし、フランスにはテロがある。
恋に落ち、若者は馬
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

この映画のストーリーは、実際にあった出来事に基いている。

終盤、主人公テオの父親は「逃げたら堂々と生きられない」と言う。
「"堂々と生きる"って一体何⁇」ほとんどのひとが疑問を抱いたと思う。

テオ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ただの、家族愛をテーマにした極めて質の高いヒューマン・コメディー作品。

トスカーナの贋作(2010年製作の映画)

3.3

「作品は嫌いだけど、テーマは好き」みたいな台詞が出てきたように、正にそんな映画だった。
ひとつひとつの台詞の言い回しや、カメラワーク、空間の切り取り方と、光の使い方には随所でハッとさせられたけど、性格
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

4.3

泣きました。わかっていたのに。

思えば、冒頭から死と不安と憂鬱さと静謐さと荘厳さと美しさが場面いっぱいに溢れていて、いつか来るこのストーリーの終焉に向けて、哀しく切なく儚く美しく到達していくのを愛情
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凶悪(2013年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

以前から観ようと思っていたところ、ピエール瀧の騒動で観てみることにしたのですが、評判通り、ピエールとリリーが凶悪でした。
でも、それ以上に山田孝之の家庭のお母さんの痴呆具合がメンタル的にはこたえました
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バッドエンドは最初に知らされていて、そこから切ない喪失の半生を逆再生。
そんな中で"人生は美しい"と言わせてしまうのだから、これは壮大な映画だと思う。

ワイルド・アニマル(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ほどよいB級感がとびきりクールだったと思う。
ただ、公園の彫刻を削るのとサバで刺殺するのはいただけない笑

知らなすぎた男(1998年製作の映画)

3.0

この手のコメディとしては上品過ぎるかなと思いました。

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

音楽が圧倒的に好きです。
エグさは評判通りで、韓国映画ならではのグロ描写もメンタル攻撃も健在。
ただ、催眠術、便利過ぎませんかね。
あと、書き文字にも字幕が欲しかった。

ゾンビデオ(2011年製作の映画)

2.5

ゾンビ愛はあるのかもしれないけど、致命的に好みじゃない。

コースト・ガード(2001年製作の映画)

3.7

敵国が出てこないのに戦争しちゃっているというアイロニーがヤバい。
軍隊の整列とかにコミカルさを感じてしまうのは、日本に兵役がないからなのか、監督の意図なのか、独特の雰囲気。

レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

冷酷な上司役を演じきれなくなってくる班長が可愛すぎる。
この愛すべき擬似家族が幸せになるエンドはなかったのだろうかと思案するも、そっちはそっちで映画として陳腐なものになってしまうんだろうなあ。

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.8

ちょっとしたダークヒーロー(ヒロイン)なクムジャさん。
シナリオは普通なんだけど、とにかく見せ方が上手いと感じた映画。

ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

4.0

YPPAHとかBGMの選曲が自分のiTunesとかぶりまくっていて途中泣きそうになりました。
ここまで頭良かったら人生楽しいのになっていう妄想を映像化させたような、色々羨ましくなる映画。

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.8

やっぱりゾンビ一体一体はこれくらい弱くてゆっくりでないと。
シリアス度が低いから、味方犠牲者も少ないので、お年寄りでも安心して観られますね。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

ふつうに良い映画でびっくりしました‼︎
薄めたら3本くらい映画撮れるんじゃないかっていうくらいのイベント盛りだくさんな欲張りセット。
よくあのパパで、あんなきれいな心の女の子が育ったなあと。
そして、
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.8

観れば観るほど陽気な映画としての印象が強くなります。全力疾走するエキストラに加わりたい。

主人公は僕だった(2006年製作の映画)

4.0

ジム・キャリーが主人公やりそうなストーリーだなと思いましたが、そこは全くふざけないウィル・フェレルが新鮮で、なおかつしっくりきてて魅力的でした。
脇を固める助演陣や音楽も良かったです。

過去のない男(2002年製作の映画)

2.7

雰囲気は大好きです。
でも、主人公とヒロインに魅力を感じられなかったし、音楽シーンが冗長過ぎたように思えます。

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

主人公は完全に確実に悪い奴なんですが、母の愛に飢えているという一点のみにおいて同情の余地があって、その一点だけで一気に感情移入させてしまうという構成力や演技力の力を感じました。
マザーファッカーなシー
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.3

ZQNを扱った映画では暫定第1位かと。

ショッピングモールに基地を作った集団のヒャッハー男性陣の演技、「終末の世界だから人格までマッドになっちゃってるだろ俺?」みたいな感じが受け入れられなかった。嫌
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.5

視覚的にも音楽的にも美しい作品でしたが、動物好きにとっては目を覆いたくなるシーンが多かったのがつらいところでした。

ゾンビ・ガール(2014年製作の映画)

3.6

安心して観られるノリのホラーコメディ。
いくら美人でも性格の悪いアンデッドとは付き合いたくないなと思った。
喋ることができて、思考能力もハッキリしていて、(たぶん)走れるあたり、そんなゾンビ感は無いか
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

4.5

邦題に偽りなし。
隠れた大傑作です!

2度目の視聴↓
もちろん、バカだらけのお祭りコメディとして最高傑作なんだけど、観返してみると、フランクとソニアのラブロマンスとしても一級品だなと思いました。ジャ
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世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

3.8

期待通りのおバカムービー。
随所でおばあちゃんが良い仕事してて笑いました。
あと、エンドロール前のカーテンコールみたいなダンスソロが大好きです。

天国の口、終りの楽園。(2001年製作の映画)

4.1

おバカなロードムービーかと思ったら、官能的で文学的でした‼︎

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.8

猟奇とか暴力とか韓国映画の得意な部分が思う存分に発揮されていて、この感じのジャンルは敵わないなぁと思いました。

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

微笑ましく幸せで、詩的な毎日なのに、どこか不穏な予感を掻き立てられてしまい、落ち着いて観ていられませんでした。
とはいえ我々人間の日常なんて、一歩間違えればどん底に陥ったり、そんなものなのかもしれませ
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