fancymummyさんの映画レビュー・感想・評価

fancymummy

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バービー(2023年製作の映画)

5.0

色んな事を考えながら観ていたけれど、同席した友達が言った「泣いてるのか笑ってるのか分からない。」という言葉が一番腑に落ちた。

人生ってそんな感じ。

アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

4.0

泣け!!泣きわめけ!!と言わんばかりの広告だと俄然観る気を失くしてしまうので、公開当時は完全スルーだったけれども観てよかった。

隙の無い映画というか、うまいなーと唸りながら観たがクレジット見て納得。
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

5.0

サスペンス映画だけれども濃厚にフェティッシュで陶酔しきり、胸いっぱいの二時間。
繰り返し再生される男女の差し迫った会話が緊迫感を上げてくる。

普段あまり目にすることが無いが、左程遠くない所に必ず存在
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

5.0

ナナフシから始まる強烈な映画、静かに理解を超えた世界が描かれていた。

日常を奪われて正気でいられなくなってしまった男と、常軌を逸しているのが日常である男の対比が激しくて恐ろしく疲れたし考えをまとめる
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アラバマ州対ブリタニー・スミス -正当防衛法とは何か?-(2022年製作の映画)

4.0

40分の作品に当事者ブリタニーの人生、事件の情報、アメリカ南部の現況、町の人々が語る問題がぎゅうぎゅう詰めにされていて、一度では受け止めきれず三回見直したが未だに気持ちのやり場がない。
まず正当防衛と
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ギレーヌ・マックスウェル:権力と背徳の影で(2022年製作の映画)

4.0

内容は「ジェフリー・エプスタイン: 権力と背徳の億万長者」から流用している部分が多かったが、出来事を思い出して咀嚼する意味でもありがたい構成だった。
マクスウェルの判決が出るまでの映画だったが、マクス
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黒い罠(1958年製作の映画)

5.0

絶え間なく強烈なカットとアングルが続くので瞬きするのが惜しいほどだった。

強い光を浴びた顔力の強い俳優たち全員が素晴らしいが、やはりマレーネ・ディートリヒが出てくると画面が締まる。
ディートリヒが友
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恋するリベラーチェ(2013年製作の映画)

4.0

ジョルジオモロダーから始まり、リベラーチの言葉で終わる濃厚な映画だった。
HBOのロゴからリベラーチとソーソンの出会いまでのテンポの良さがあまりに気持ちよく、数回見直してしまった。
ソダーバーグの名人
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