名乗るほどの者ではないさんの映画レビュー・感想・評価

名乗るほどの者ではない

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ストックホルム・ペンシルベニア(2015年製作の映画)

3.6

なかなか考えさせられる作品だった。

ストックホルム症候群(監禁事件などで被害者が犯人に好意を抱く一種の精神病)を扱った作品で、悪い意味ではなく馴染みが全くないので共感出来ないの連続だった。

監禁か
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.5

父親がいないという共通点から、脱獄囚と少年が心を通わせていくロードムービー。
逃亡中様々な家族と出会うが父親のタイプがみんな違って、極端に描かれているのが印象的だった。
その父親達を見て、脱獄囚と少年
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.1

隠れた問題作。

目覚めると、ある施設の48階層にいる主人公。
1日1回上から料理を乗せた台が降りてくるが、下の階層になればなるほど料理が少なくなる。
48階層は料理こそ残っているがゴミ同然の残飯。
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.5

少し思った様な作品ではなかったかな。
掟を破る度何か起こるのかなと観ていたが、フリが長かった。
ホラー系には特にテンポを求めるので。

確かに結末は予想出来なく伏線も散りばめられているのかもしれないが
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.7

タイトルだけオーバーで、実際なんだかんだ迎撃するんでしょ。
的な作品が多い中、なかなかエンドオブホワイトハウスでした。(語彙力)
序盤からテンポがよく、瞬く間にホワイトハウスが陥落するので飽きない。
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.5

打倒絶対王者フェラーリを目標に、過去にル・マンを制した現カーデザイナーと破天荒ドライバーがタッグを組む作品。

作品を観るまではてっきり、マット・デイモンが「フェラーリ」、クリスチャン・ベールが「フォ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.1

続編。
あまり内容は覚えていないが、マーベル作品の中では異質。
ストーリーよりもキャラクターを楽しむ作品かなと。
雰囲気はスターフォックスっぽい笑
何故かスタローンが出演しててビビったが、作中最強説は
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

バリバリのキャリアウーマンの下に70歳の爺さんが入社してくるというお話。

マフィアやサイコパス役の印象が強いデニーロが、めちゃくちゃ紳士な爺さんになっとる!
こやつ、また役者としての幅を広げたのか!
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シンプル・プラン(1998年製作の映画)

4.0

墜落した飛行機の中から大金を発見した連中がネコババするお話。
嘘に嘘を重ね引き返せない所まで来てしまうの巻。

飛行機に近づいた爺さんを窒息死させ、事故に見せかけるため雪上バイクごと橋から落とすシーン
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

命をかけた伝令のお話。
全編ワンカットというから驚き。
戦争映画は基本好みではなく、特に「ダンケルク」の様に淡々と戦場映している作品はつまらない。
今作もストーリー性は皆無でシンプルな映画だが何故かハ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.7

アカデミー作品賞を受賞した事でも有名な作品だが、個人的には「そりゃねぇぜ」って作品。
迷作「ミスト」よりよっぽど胸糞な終盤だった。
こんな映画作ったらあきまへんよイーストウッドさん。

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.2

人間の脳は10%しかまともに機能してまへんでって作品。
90分ぐらいの作品がサクッと観れて好きなのだが、この作品は120分あって良かったかと。
パーセンテージが上昇して主人公が徐々に覚醒していくのだが
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ふたつの名前を持つ少年(2013年製作の映画)

3.5

ユダヤ人の少年が名前を偽りながらひたすら生き延びようとする作品。
少年を匿ってくれる人が結構いて割と意外だった。
しかし主人公を匿っている事で家を焼かれたりするのも事実。
実話なので2時間生き延びよう
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.2

職務停止となった刑事2人が金欠のあまり強盗から金をパクろうとするお話。
「HEAT」の様に刑事だけでなく色んなキャラクターの視点から描かれているので、人によって感情移入するキャラクターが違うと思う。
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宮廷画家ゴヤは見た(2006年製作の映画)

3.6

宮廷画家のゴヤが見たよって話。
18世紀末のスペイン、異端審問が強化されナタリー・ポートマン演じるイネスが餌食になるが・・・
国家の非人道的な行為、権力などを天才画家ゴヤの目線で描いており、なかなか面
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.7

隣人が静かに笑う作品。
ある事をキッカケに隣人同士が家族ぐるみの付き合いをする様になるが、徐々に「隣人マジヤバくね?」となる緊張感が堪りませぬ。
オチは賛否両論ありそうですが、私は好きどす。
最近は、
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.8

俺史上最高のサスペンス映画。
一度序盤で挫折したのだが、1年越しに鑑賞。
挫折した過去の自分を殴りたい。

アメリカの死刑制度を取り入れた作品であり、
死刑廃止論者のデビッド・ゲイルが死刑になろうとし
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.6

スタンリー・キューブリックが「これまで観たすべての映画の中で最も恐ろしい映画」と評した作品。
フランスを旅行中、突如女性が姿を消し3年が経過してしまうお話。
「何処に、何故失踪したのか」と焦点を当て鑑
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.9

昨年話題になった超問題作。
しかも完全版ですよ。
3時間近くあるし、頭はぶっ飛ぶし、チンコも丸出しですよ。
見ていて頭がおかしくなりそうです。

ストーリーとしては大学の友人の実家であるスウェーデンに
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.4

外科医として致命的な両手マヒに陥るが、よー分からんけど強くなって敵と戦うという作品。
映像はインセプションを彷彿とさせる凄さだったが、ストーリーが入って来なさ過ぎて。
趣旨変わり過ぎだろ笑

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.2

全世界待望の小説が発売されるにあたり、情報流出防止のため出版社が9人の翻訳家をある施設の地下に集めて翻訳させるミステリー。
スマホもネットも使用禁止の密室という状況の中、情報が外に漏れてしまうの巻。
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

1.1

伝説のZ級クソ映画。
U-NEXTで550ポイントも投資しただけあります。
ストーリーは有って無い様なもの。
小説家がインスピレーションを得ようと夜の墓場を目指すが・・・

9割裸の女が踊ってるだけで
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エグザム(2009年製作の映画)

2.9

待遇がかなり良い企業の最終選考というワンシチュエーションムービー。
80分という制限時間、3つのルール、白紙1枚渡され後は頑張れという無茶振り。

かなりブラック企業臭がしました。
時間が経つにつれ、
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

4.0

超難解映画。
デヴィッド・リンチ監督といえばマルホランド・ドライブが難解として有名だが、それも上回る程難解。
おおよそのストーリーは把握出来るが、恐らく辻褄が合わない(そもそも合わせる気がない)部分が
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

謎のスパイ組織「キングスマン」がなんやかんやで奮闘する作品。
スタイリッシュな映像でイカしてますね。
1番の見所は仕込まれている数々の武器。
恐らく、阿笠博士がバックについているものだと思われます。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.9

アベンジャーズの戦いにより世界に被害が出ている為、政府の管理下に置かれ「お前ら勝手に行動すんなよ」っていう話。
それに賛成派か反対派に別れ、アベンジャーズ内で対立が起こってしまう。
それぞれの正義があ
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デーヴ(1993年製作の映画)

4.5

大統領に似ているからという理由で「替え玉」としてホワイトハウスに呼ばれるハートフルコメディ。
最近で言うとキングダムと同じ設定ですね。
始めは側近の操り人形だが、本物の大統領が病に倒れてから勝手に法案
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.4

映画好きなら誰でも知っている、究極のパパ活映画。
暗殺者と両親を亡くした少女が心を通わせていくという現実にはあり得ない設定で感情移入はしにくいものの名作には変わりない。

この作品はキャストのキャラが
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

3.5

ベン・スティラーが彼女の実家へ挨拶しに行くが、デ・ニーロ演じるパパがかなり厄介だったってお話。
実際、彼女がどれだけ良い子でも相手の親はガチャみたいなものなので自分はスーパーレア辺りを引きたい。

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(1960年製作の映画)

4.5

60年も前の、過去の名作シリーズ。
今までいくつかモノクロ映像の作品を観たが挫折しまくった。
が、この作品は別格だった。

タイトルは至ってシンプルで、その名の通りひたすら穴を掘って脱獄する話。
最初
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26世紀青年(2006年製作の映画)

3.7

究極のアホ映画。
観てるこっちまでIQ下がりますわ。

アメリカが極秘に進めていた人類冬眠計画にごく普通の青年が選ばれた。
1年で終了予定だったが色々あって目覚めたのは500年後の世界。
しかしその世
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.9

タイムトラベル能力のある主人公がなんやかんやで頑張っていく作品。
バタフライ・エフェクトに似てますね。
普通に面白いと思うが、わりと最近の作品なのに何故こんなよくありそうな設定がこれだけウケたのかと疑
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.5

ロケットの打ち上げを夢見る少年と、炭鉱の後を継いで欲しいと願う頑固親父の実話ベースの作品。
仲間と一緒にロケットを打ち上げ、失敗と改良を繰り返すが過去のどんな発明もこういう経験を糧にしているのだと実感
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

レビューの前に少し自慢させて頂きます。
私は映画館に行くとほぼ100%寝てしまいます。
映画の内容が退屈とかそういう訳ではありません。
映画館というのは映画を観せるというより寝やすい環境をコンセプトと
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.0

男女3人組が盲目のジジイの家から金をパクろうとするが、ジジイが元軍人でクソつえぇって作品。
盲目な分、聴覚が研ぎ澄まされている。
音をたててはいけないという緊迫感が伝わってくる良いホラー映画だった。
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アポカリプト(2006年製作の映画)

3.9

マヤ文明のお話。
生贄から逃れた主人公がひたすら森の中を逃げまくるの巻。
笑ったのが、日が暮れて真っ暗になっても逃げ続け明るくなっても逃げまくるシーン。
普通あれだけ走れば大概敵は撒ける。
なのにまだ
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