高山佑貴さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

高山佑貴

高山佑貴

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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

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簡単に超えれるはずの映画が、文学に敗北した。スコセッシや、彼らの努力はおまけでしかない。とりあえず、本を読みたいと思う。

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

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嫌い。息子はエディプスコンプレックスのように父の女と寝る。それで終わるならまだしも、そうではなかったと、本物の親というものを血縁や遺伝子に見出してしまう。「だからは僕は父親の女とは寝なかった」というこ>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

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アクションシーンが見づらい。情報量が多すぎる。

途中からきっかけの女性が出てこなくなって、見てる側は行動理由を失う。非常に面倒くさい事になった、というような思いしかない。

最後の戦闘だけでなくホー
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プレデター(1987年製作の映画)

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ベトナム戦争におけるアメリカ兵士たちの恐怖をSF化したもの。プレデターの土人のようなデザイン。姿が見えないことも南ベトナム解放民族戦線兵士たちの戦法と同じだ。
アメリカ兵からしてみれば彼らは異星人だっ
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.0

冒頭の弟のシーンでは、長回しを使ったり、生活の様子をしつこく撮ったり、現代的で禁欲的な演出により、映画へ入り込ませることに成功している。

自堕落になってしまった弟はデュポンに平手打ちされ、さらにやる
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.3

適当に見たので、細かく感想が言えないですけど、とにかくずっと動いてて持続力がある。飽きない。けど見終わったあとすごい疲れる。いい映画。面白かった。
ヴァネッサ・カービーがかなりよかった。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.5

最高。
当時GCで何ができるという時期で、いち早くスピルバーグはその技術で恐竜映画を作った。

恐竜といえば、本に絵で描かれたものか、博物館で骨を見ることしかできなかった(ラストTレックスが骨を破壊す
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

2.5

アクションシーンが何やってるかわからないとこが多い。テンポ早い。いいショットは少ない。

ディズニースターウォーズの傾向がわかってきた。今後に関わってくるようなキャラクターを作ってしまうと面倒くさいの
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.8

面白かったが、いつものウェスの魔法のようなシーンが少なかった。

好きなシーンは、スポッツが入った檻を周りながらの檻ごしの会話だ。四角いはずの檻が、角度がなくなり横にまっすぐ続く。

最後の切り返しも
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

アニメをちょっと見てたので見てみた。

まあまあ面白かった。
小松菜奈がエロ可愛い。
椅子だけが回る引きのショットが素晴らしい。店長の動きを別の物質、椅子で代替するショット。
男が窓側を向いていて、女
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

おもしろい。ぐちゃぐちゃしてる割には意外と情報が整理されてる。
とにかく引用されたある実写映画のシーンがすごい。
ついでに、引用元に「ポーラX」も入れといてほしい。

VR系の映画は難しい。繋がってい
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レベル5(1996年製作の映画)

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アラン・レネは偉大だと再認識。また、沖縄戦についてわざわざこの映画を見る意味とはなんだったのだろう。また映画についてわざわざこの映画見る意味とは。ゴダールは偉大だ。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

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今のところ、最も戦争を直接的に体験できる映画。
しかも戦争への反省が真摯だ。

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

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死ぬほどいい。
犬が不幸な目にあう。
みんなで美しいものを見る。

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

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素晴らしい。どうでもいいが、ビル・マーレイが運転席から後部座席に座ってる息子がうざすぎて、つい手を出してしまい、裏拳で殴るシーンは必見。ビルの役者としての高い身体能力が出ている。

季節の記憶(仮)(2014年製作の映画)

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『季節の記憶(仮)』只石博紀監督を最終日前日に見てきた。先に言うと、秋の後半あたりから酔ってしまい、冬はチラチラとしか見られなかった。また、上映後の監督との質疑応答で質問させていただけた。事前情報まっ>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

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倫理的な面で言えば、かなりシリアスな問題をエンタメの手付きで扱っていることが、問題であると思うし、なんら解決になっていない。
いじめの問題は、この映画の内部ではなんとなく解決しても、映画の外ではこんな
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たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

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かなりいい。たまこマーケットを見なくても面白いので映画とし成立している。
ただ最後の電話を間違えて渡すところが失敗してるかも。
間違えなのでグダッとする。
もちぞーが投げる必要があるのにたまこが持って
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

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二作目がこれであったからこそ、スターウォーズはサーガとして成立することができ、映画を超えた宗教へと変貌する事ができた。スターウォーズの本質とは一作目と二作目に、そしてその中間の空白にこそある。

スピ
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

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本当にチープな作品。狭い狭い宇宙。しかし幼少期に見てしまったのだから仕方がない。スターウォーズは映画ではない。宗教だ。聖書なのだ。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

1.5

失望した。最低だ。
エブラムスの前作での努力と工夫、スターウォーズへの愛と、それに呑まれない冷静な視点。新しさ、新キャラクター導入への慎重な努力を無に帰してしまった。

サーガとは、キャラクターとは何
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

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旧スターウォーズの続編が見たいと言う気持ちを中心にシナリオが作られている。
レイがルークにライトセイバーを差し出すシーンは続編を待望していたファンの気持ちと完全に一致している。
フォースは本当だという
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

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前に見た。よく出来てた。ディズニーがこの監督をスターウォーズに起用したのはよくわかる。素晴らしい人選だ。

結果スターウォーズは最低だったけどね!