話としては面白いコト次々と出てきて楽しいけど、演出が緩々で、中々進まなかった。キャスティングは好印象。特にダン・フォグラーにコッポラ演じさせて愛嬌出す方向に振り切ってるのとか好き。ブランドとかパチーノ>>続きを読む
18世紀に実在した人物をモデルにしながらも、荒唐無稽でフリーダム、ダークユーモアの魅力に溢れていて、めちゃ良かった。キャラや脇に至るキャスティングの妙。クィアなラブストーリーに物語がドライブしていくの>>続きを読む
pt1終了。充分面白いけど、個人的にはs2とs3ほど演出の旨味を感じなかったかも。EP4のケイト・ブッシュは流石にズルい。一人歩きするのも納得のシークエンス。新キャラ魅力的だが、長尺なのをいいことに、>>続きを読む
役者めちゃ好きなのに(『ラミー』の妹まで出てるのに)2話まで見て演出キツすぎて挫折。
『モダンファミリー』『ジ・オフィス』系のモキュメンタリーシットコム。緩々と13話楽しく見れた。基本はギャグ満載のコメディなんだけど、背景には貧困層のブラックコミュニティの教育問題(それこそ『スモールア>>続きを読む
これ最後シーズン2の予告流れたけど、割とすぐくる感じなのか。タイトで面白い。特段優れてるとは思わないけどスピード感はある。6話通してほとんど1日の話なのも新鮮かも。
このレビューはネタバレを含みます
ドナルド・グローバーとヒロ・ムライの本気。全エピソードが変化球。前シーズンまでにあった緩いエピソードも無し。全話見終わって俯瞰して見た時にエピソードの配置の仕方などで見えてくるものがある。とりあえずキ>>続きを読む
下ネタキツすぎだけど笑える。最初の3話をグレッグ・モットーラが監督。ゲスト豪華。ジャスティン・ビーバーのパーティーでマシュメロと喧嘩し出すのマジで笑った。みんなしょうもない感じで出てくる中でわジャステ>>続きを読む
マリオン・ヴァン・ピープルズがシーズン2にして登板。当然のように彼の演出回が抜きん出てる気がするけど面白かった。デイヴ・イーストは役者としても重宝されていきそう。
ドラマシリーズの形式を生かした作劇で面白いが虚実のうち、虚8割、実2割程度くらい。アシュトン・サンダースめちゃいい。シャメイク・ムーアは最早ヒップホップがらみの映像作品に必ずいるメンツ。デイヴ・イース>>続きを読む
2021年11月26日
我慢できずに『Lovers Rock』だけ鑑賞。一晩のハウスパーティー。日中の準備の様子、歌いながら料理を作り、スピーカーとターンテーブルをアパートの部屋に運ぶ。夜中、1人の少>>続きを読む
いよいよ内容もスケールも本格的にガーディアンズ以前のジェームズ・ガン回帰している感が強い。バズってるOPのダンスなんて『スーパー!』のセルフオマージュだし。主演のジョン・シナが絶好調。トキシックマスキ>>続きを読む
やっぱりニックまわりの性自認の描写の丁寧さが1番新鮮だった。徹底してポジティブな作品で、今大切な作品だと思う。演出のラフさは原作のムード譲りなのかな。主人公の子たちの実在感が凄まじい。一方でスティーブ>>続きを読む
傑作。真髄でストレートな越境の物語になってる。移民女性たちの記憶と、母親たちの物語が、超越性を持って、現在の物語にリンクしていくあたりは、表現として、『ボージャックホースマン』以降のアニメシリーズのナ>>続きを読む
ハードボイルドなナターシャ・リオンが最高。母親がクロエ・セヴィニーっていうのもいいし。今更80年代にタイムスリップ?と思ってたけど流石に捻ってきた。個人的には『アンダン』のシーズン2と本作が同時期配信>>続きを読む
例えばテン年代にノア・ホーリーが新しいナラティブをテレビシリーズで実践し、それを『ウォッチメン』が更新した流れの中に、本作がある気がする。挑戦的なナラティブと複雑な構成の中で、高水準で実現させているこ>>続きを読む
相変わらず役者は輝いているし、編集は攻めてるけど、ドラッグディーリング話が前面に出過ぎてて、90年代のティーン犯罪映画と変わらなくなってきている。シーズン1とスペシャルエピソードを経て求めていたものと>>続きを読む
てっきり完結すると思い込んでたのでリミテッドシリーズじゃなかったショックが大きいが、面白かった。監督としてのベン・スティラーの作家性がいよいよわからない。一応前作に引き続き「脱走もの」ってことなのかな>>続きを読む
クレイグ・ギレスピーによる実録もので、エヴァン&セスがプロデュース。シリーズの枠を活かして、スピーディーながら多角的に視点を積む。『アイ・トーニャ』とはまた違うアプローチで、パメラ・アンダーソンが負う>>続きを読む
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・タトゥイーン。ほぼボバ・フェットである必要ないけど面白かった。縄張り争いとギャング抗争もの的な物語がベースにあるのに関わらず、めちゃくちゃ散文的な構成で変。ハズレ者た>>続きを読む
ジュリア・ガーナーがお洒落しまくってるだけで基本目が楽しいんだけど、内容としてはそれこそウェブ記事で得られるくらいの厚さしかないと思ってしまった。元になった記事は読んでないけど。逆に、FYREフェスの>>続きを読む
がっつりとロード&ミラーの新作(全話をクリストファー・ミラーが監督)にしては薄味だけど、金曜の夜に30分見るのには丁度良くて面白かった。始まった瞬間に死ぬデイヴ・フランコ爆笑。チャニング・テイタムやバ>>続きを読む
マドンナ「ヴォーグ」こそが正義というシーズン。最早何もかも好きになってしまっていて見てるだけで楽しいし毎回泣けるんだけど、シーズン1と比べると、ウェットすぎる演出が目立ち、キャラクターも若干破綻してる>>続きを読む
駆け足で。毎話号泣。EP1のラストのダンスシーンは撮り方含め本当に最高。ただ解放的なだけじゃなくて、恐れと迷いを抱えながらダンスをしているのがこちらにヒシヒシと伝わってくる3分間。アンダーグラウンドの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とりあえず、Netflix配信の韓国ドラマでは今のところ1番面白かった(話題作しか見ていないんだけど)。これもある種『イカゲーム』と同じで、散々映像化されてきたジャンルの型を、ドラマシリーズの尺を存分>>続きを読む
傑作。チープなメロドラマとバディ脱獄ものを硬派な演出で。パトリシア・アークエットの凄まじさ。ラストカットが彼女で終わる意味。主人公2人がバリバリに極悪な殺人犯であるのも凄い(第5話で初めてバックボーン>>続きを読む
グレタ・ガーウィグ『若草物語』やオータム・デ・ワイルド『エマ』を形式やマナーの面で批判するような批評は、2019年にこの作品が作られた時点で無効だったのかと気付かされる。死後にその存在を知られ、その時>>続きを読む
10年の長いスパンを映す作品で、色々気になる作劇ではあるけど、これが2019年の作品なのは凄いと思う。ラッセル・T・デイヴィス的にも、次男のダニエルとヴィクトルの関係に、前半最も寄り添ってる感じなのは>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
早くシーズン4を。凄いとこで終わった。
2周したので改めて感想を。個人的にはラストの対立構造を構築するための全9話という感じで、相変わらずスピーディーに進んでいくが、全シーズン中最も明確な行き先が見>>続きを読む
なんだかんだ言ってこれまで緩々で進んできてたから、終盤の衝撃の展開に軽くビビった。クローネンバーグ的ホラーにまでタッチしようとする。ある脱走人の捜索を描いた6話と7話がベスト。
トラウマを抱えた主人公が「浮上」する物語。いかにも男性的な骨太サスペンスに、元パートナー同士の女性を主人公に据えること。さらに、中心的テーマにメンタルヘルスがあること。昨年の『メア・オブ・イーストタウ>>続きを読む
普通に最終話で活劇として破綻してるのは無しでは。楽しみにしてたタイムリミット性も徐々に希薄になっていくのも勿体無い。終盤は明らかにこのキャラクターとそれぞれのドラマを捌ききれずなんとかやった、という印>>続きを読む
基本はベルイマン版に忠実ながら、ディテールや設定の改変がなされていてそこをどう取るか。あと、箱の中で演技をすることが強調される、EP1〜4の始まりと、EP5の終わりに用意される舞台裏メイキング。『マス>>続きを読む
主人公のメンタルが個人的に抱えてるものと重なりすぎて、刺さり具合が半端なかった。自分にとっての『フリーバック』。コロナ以降のメランコリーを描いている点でも、シーズン1のみで終結するらしい辺りも、ジョゼ>>続きを読む
リミテッドシリーズかと思ってたらそうじゃないっぽい。前半後半でエピソード、登場人物が変わり、それが起こる過程と、それが起きた後の世界を両方映して、コロナ禍の現実を嫌でも連想させるような、ポスト〜系の物>>続きを読む