ショウコさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ショウコ

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吸血怪獣 チュパカブラ(2011年製作の映画)

2.9

ほとばしる自主制作臭に不快なダイコン演技、一言セリフを発する毎に入るカット、その度に変わる音質画質…など帳消しにしてなお余りあるマイナス要因のお陰でクソ作品以上にはなりませんが結構面白かったです。映画>>続きを読む

アンチグラビティ(2019年製作の映画)

4.0

驚愕の映像体験でした。開始5分でひっくり返りましたよなんじゃこりゃ!?エッシャーのだまし絵みたいなはちゃめちゃワールド。もう…楽しい!美麗CGが痛いほど目に刺さるし重力は縦横無尽だし私の脳はショート寸>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.3

ティーン向けの楽しくて軽くて浅いアクションコメディ。アメコミをそのまんま映像に放り込んだ様なノリと画です。冴えない主人公のメタ語りナレーションとかスーパーガールの登場とか下ネタとか…テンポの良さもなん>>続きを読む

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.8

こういうデリケートな話は原作を読んでほじくり返すに限る

「もし自分が若年性アルツハイマーになったらこんな扱いをして欲しい」の理想型を描きつつ、発症メカニズムや当人の苦悩への理解を世間に訴えようとして
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スピーシー・オブ・コブラ(2010年製作の映画)

2.9

インドの大味なB級ホラー…ではあるんですがヒロイン映画として見た方が正しそうです。蛇の精霊ナーガは有名ですけど女版はナギンと呼ぶらしい。神話ベースって事で実質マイティソーです(強引)
原題hisssは
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.1

『キャンプに来ていた学生集団の一人をカメラが追う72分ワンカット』『実際の銃乱射事件』というシャレにならない2つのパワーワードのお陰で悪く言いにくいんですが…その観客のデリカシーにツケ入ってくる様なマ>>続きを読む

カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

-

大作じゃないですか😨ご時世も手伝ってめっちゃドキドキした。長距離列車内で発生したパンデミックを世間に内緒で処理しようとする政府&乗客たちの…乗り物サスペンスアクション??ジャンルが良く分からないけども>>続きを読む

ゾンビ・ファイト・クラブ(2014年製作の映画)

3.0

AR(ポケモンGOとかで使われてるやつ)ゾンビですかね🤔銃創やら傷口やらを、動いてる人間に合わせて表示してるのでちょくちょくズレる。かなり粗いけど出来る事の自由度の高さと可能性を感じます。特殊メイクと>>続きを読む

オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.8

ジョンを探して三千里。英会話講師に惚れた40独身女のロードムービー✈️

日本人だけどアメリカで映画を学んだ女性監督さんの作品だそうな。トレジャーハンタークミコと同じ現象でしょうか…「日本のイタイ中年
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

目が幸福になり、喉がチクチクし、お尻が痛くなる映画😫
妊娠中のストレスや孤独感、記号としての「妻(母)」になる事で自己が消えていく不安を映像で表現した、いわゆるフェニミズム作品です

カットの構図すべ
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メイフィールドの怪人たち(1989年製作の映画)

-

ジョーダンテの映画って、楽しんで作ってるのが伝わってくるのが良いですよね!お隣に引っ越してきた人がなんだか怪しいゾ🤔とご近所さん達が嗅ぎ回るホラーコメディでした。みんなキャラが濃い

★話を大袈裟にす
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宇宙ショーへようこそ(2010年製作の映画)

3.4

絵が動くって楽しいなぁ。誰もが教科書に落書きしたであろう自由すぎる不思議生物(宇宙人)が画面のアチコチで超ヌメヌメ動きまくる。なんて贅沢なんだ💮

やりたい事は「観客の目を楽しませる事」だと思う。ちょ
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パペット・マスター(2018年製作の映画)

3.3

LGBTクソ喰らえってところに始まり、妊婦からちびっ子までゴアゴアの血祭りにあげる。やっちゃダメな事を(みんな人形のせいにして)やり尽くすのが目的の映画でした

ナチお抱え人形師(パペットマスター)の
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

3.9

退かぬ媚びぬ省みぬ!「ちょいワル程度だった少年が真性DQNに成っていくまで」を描く事で浮かび上がるのは日本の社会構造と人間の本質。あれですね、邦版ジョーカー🤡

社会ピタゴラスイッチといいますか…あら
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洗礼(1996年製作の映画)

3.6

「見た目は無垢な少女、頭脳は狡猾なオトナの女」ってのを本当にやっちゃった映画。まさか脳ミソをそのまま移し替えるだなんてコナンくんも真っ青です

ギーガーを意識しまくってる、脊椎のボコボコをお洒落にあし
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ダークライト(2019年製作の映画)

3.1

ひとつ目小僧vs母。モデルはピクサーロゴの電気スタンドちゃん…でしょうか💡やりたい事は凄くすごーく伝わってくるだけに超もどかしい

モンスターはヒト型なのですが頭のほとんどを単眼👁が占めており、その目
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RV(2006年製作の映画)

3.4

パパ奮闘ファミリーコメディ🚌RV=アメリカだと主にキャンピングカーの事を指すんだそうな📝おバカンス家族とかボンボヤージュに類するやつで、この作品も車が準主役になってました

バラバラだった家族が旅行を
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.8

最高でした💮サメ映画って半笑いで観るトコあると思うんですけど、笑うどころか終わる頃にはポロポロ泣いてました。涙腺の壁を突破してくるホラーは良ホラー認定します

まず序盤がとても良い。パーティうぇいムー
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.4

みんな大好き(?)悪趣味マンハント。狩られる側が攻勢に転じる展開は燃えますね🔥特に珍しくもないしハイハイまたかよって感じですけど妙に面白かった。何が良かったのかな…

★集められたターゲットの12人の
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アムステルダム 魔法の木(2016年製作の映画)

3.2

go toアムステルダム☘お国の良いトコご紹介ブラックコメディでした

大麻コンテスト(!)で優勝を狙う父親+息子。汚い手段で嫌がらせしてくる悪役やヒロインがいたり仲違いしたり仲直りしたりなド王道チー
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

2.8

見たいものはスローでしっかり見せてくれました。ジャケ通り❌ブレードの中央がちょうどミゾオチのあたりに来ます。スライダーの出口に下半身だけが滑ってくる→腕や上半身が後に続く画ヅラのインパクトはなかなかで>>続きを読む

東京少女(2008年製作の映画)

3.5

「イルマーレ」は時空を超える郵便受け
「オーロラの彼方へ」は無線機
「東京少女」は携帯電話

偶然ワームホールに入ってしまった折り畳みガラケーが超チープなCGでワープ航行していく画ヅラに青ざめ、明治時
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トゥンバード(2018年製作の映画)

3.9

クライムアクション+おとぎ話スペクタクル in インド(強引)でしょうか…異常に強欲な男の人生を描く。めちゃくちゃ重厚です💮

tumbbadってのは舞台となる村の名前。この地にはハスターという神様が
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フォレスト・オブ・ザ・デッド(2005年製作の映画)

3.1

通るべきチェックポイントを押さえた(テンプレとも言う)ゾンビ映画らしいゾンビ映画。意外と真面目に作ってありました

「成長を早めるべく、森の木々に増強剤を投与したら樹液が変質してゾンビ菌に…」ってとこ
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ロッジ 白い惨劇(2019年製作の映画)

3.5

「対人における気マズい状況」の盛り合わせみたいな鬱映画。ネタバレNG作品ではあるんですが、その真実が明るみに出た瞬間ですらあまりの気マズさに口角がタダ下がる悪趣味な嫌ホラーでした💮

⤵️パパが再婚す
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透明人間(2019年製作の映画)

4.2

例えば仲の悪い兄弟姉妹。例えばクラスメイトの嫌がらせ。例えば汚い同僚…。親なり教師なり上司なりに対応を訴えようにも証拠が無くて、あまつさえ「そんな事を言うお前が悪い」って怒られる理不尽なアレを可視化(>>続きを読む

ホテル・アルテミス ~犯罪者専門闇病院~(2018年製作の映画)

3.2

なんでジャンルがSFになってんの?と思ったけど確かにサイエンスフィクションだった。医療テクノロジーの発達した近未来が舞台って事でおもしろガジェット色々✨

3Dプリンタで移植用の肝臓を作ったりナノマシ
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THE MUMMY VS FRANKENSTEIN マミーVSフランケンシュタイン(2015年製作の映画)

3.1

おいらの作った特殊メイクを見てくれ!って感じ。やっぱりこの監督さんの顔面造形(主に頬骨)には妙な懐かしさがある。
大学の教授が密かに研究してた人造人間と、偶然その大学に運び込まれたミイラが激突する。勝
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プライス -戦慄の報酬-(2019年製作の映画)

3.3

スリラー(ブラックコメディ)です。ゴアにも美醜があるもんですが、この映画では人間の生物的なキモさ汚さが際立ってました。洋ドラのCSIを観てた頃その辺の人間がみんな肉塊にしか見えなくなったのを思い出した>>続きを読む

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.6

ジャケに写ってる2人が同一人物に見えるし昔のローマ兵みたいな服だし弓だし…トリプル勘違いで中世が舞台の映画とばかり思ってましたけど現代だったんですね

「女=母親=盲目的に子供を愛するのが当然」という
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MANRIKI(2019年製作の映画)

3.3

(あっ…やべーの始まる)ってOPで分らせてくるスタイル。ハンマー持ってカンコンしてる筋肉女子はいるし「舐められるぐらい」綺麗に万力を磨いてる男はいるしニワトリいるし…。まぁそのシーンはただの夢なんです>>続きを読む

ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館(2012年製作の映画)

3.1

正統派ゴシックホラー🎩…のフリしながら実はジャンプスケアでビビらせるのが目的の映画

音響が素晴らしかったです。舞台が近世という事もあり、ドアの軋みや食器カチャカチャなどが心地よく響きます。生活音フェ
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ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄(2015年製作の映画)

3.1

ハロウィンって紫色とオレンジのイメージありますけどこの映画では白黒グレー。かわいくポップに薄めてしまわず、無彩色の「洒落にならない感」がめちゃくちゃキマってます✨ 楽隊もかっこいいし、このダークな百鬼>>続きを読む

グリンゴ 最強の悪運男(2018年製作の映画)

3.6

超綿密に練られた群像劇。登場人物は多いしめちゃくちゃ詰め込まれててどうなる事かと思ったけど、パタパタ転がり最後は綺麗に片付きます。脚本完璧で賞💮
視点のメインはジャケ中央の男性。それ以外の人物のほとん
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竹取物語(1987年製作の映画)

-

誰もが知ってる竹取物語でありながらUFO出して来ちゃうポンコツ発想。なのに制作費20億円を投じたらしい💰映画への姿勢に今との違いを感じます。現代の日本じゃこんな採算取れなさげなの絶対やらないですよ。こ>>続きを読む

デンジャー・クロース 極限着弾(2019年製作の映画)

3.4

オンリー・ザ・ブレイブのベトナム戦争版って感じです。炎のかわりに押し寄せるのは北兵。戦争の愚かしさや恐怖を描く…と言うよりは、「ベトナム戦争に参加したオーストラリア軍が居た事をみんな忘れないでね!」っ>>続きを読む