Feengさんの映画レビュー・感想・評価

Feeng

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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.4

中世のプラダを着た悪魔。不遇で強かで美しい女性を演じたら右に出るものはないエマ・ストーン。装飾、衣装、風景どれを見ても華やか。栄華を極めた故の醜悪さと狂気の中で女性たちが何者かになろうともがく姿は美し>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

4.5

家族愛がテーマの心温まるブラックコメディ。ブラックジョーク(アダムス家はジョークと思ってない)が抜群で、ゴシックな内装や衣装と共に素敵な世界観を作り上げてる。ウェンズデーを演じるクリスティナ・リッチが>>続きを読む

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

1.9

好きな役者が出てたら見てもいいかな作品。クローン人間が罪を肩代わりするというサイエンティフィックなミステリーを仕掛けるなら論理的なオチはあってほしかったが、オチというオチがない。『あなたの性癖に刺さる>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

平次とキッド回。新撰組が華を添える謎解き爆破ラブコメディ。蘭姉ちゃんが恋のサポート役に徹してるし、園子は優秀、おっちゃんの活躍なし。麻酔銃使わなくてちょっと寂しい。序盤に博士のクイズないなと思ったら中>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.9

メリケンサックでボッコボコ系エクソシスト。今まで10回以上は観てる。悪魔を祓うというよりリアルに地獄送りにしてる感。キアヌをはじめとしてキャストがみんなイケメンでオシャレでシニカル。聖書になぞらえたシ>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

2.9

スパイ風味コメディ。二重スパイを超えてきたあたりから誰が悪党か、良い意味でどうでも良くなる。キングスマン1stの様な紳士的なスーパーヒーローが爽快にぶちかまして行くのとは違い、コメディ要素が強め。アク>>続きを読む

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

4.9

ティムバートン×ジョニデ=間違いない系スプラッタ復讐理髪店ミュージカル。そこにヘレナ・ボナム=カーターが居るんだから、血飛沫浴びまくりで救いのない展開なのに最初から最後までクスッとする瞬間だらけ。彼女>>続きを読む

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

4.1

チンピラのレオ様がカッコ良すぎるロミジュリ。ジュリエットの台詞『ああ、月に賭けて誓うのは止めて。移り気な月はひと月ごとに満ち欠けを繰り返す。あなたの恋もあんなふうに変わり易いといけないから。』こんな台>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

時計じかけのオレンジ好きな人はこれ好きみたいな感想を見て観たくなりました。結果、時計じかけのオレンジみたいな世界観で好き。でも、テーマは生と好奇心であって最後は明るく締めくくられる。哀れなるものたちと>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.4

ホラースリラーとしてはライトな部類。60年台の華やかな世界観と上京学生の夢と挫折と葛藤とが交錯して前半は煌びやかなミュージカルを観てるよう。どうスリラーに行くのかなと思っていたらなるほどそっちか。話が>>続きを読む

インスタント沼(2009年製作の映画)

4.0

シオシオミロ、元気がない時は蛇口をひねる、腹は満たされないけど龍は居るetc…人生の中でジリ貧を感じた時に、ふと心を温めてくれる名作。麻生久美子がかわいい。YUKIの主題歌もハマってる。損得とか効率と>>続きを読む

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