フォンザヲさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

フォンザヲ

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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

1.0

全米ライフル協会推薦(かもしれない)

銃があれば防げた理論で構成された脚本。日々増大する犯罪に巻き込まれた外科医が、事件を機に生まれて初めて銃を手にする。
一応R-15指定。
劇中では自警の是非が問
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

2人が離れたら周囲の人が死んでしまうトンデモ設定。実はサスペンス映画。
開始早々、記憶喪失、ばんばん人が倒れていく。何もかもがぶっ飛んでいるが、なんと言ってもそのオチがぶっ飛んでいる。
アイデアは斬新
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.0

スプラッタとして片付けるのはもったいない、真正面から暴力を描いた映画だ。
雪深い田舎町で中学生のいじめが一線を超えた時、凄惨な復讐劇が始まる。

倫理を教えるべき学校で倫理が崩壊した場合、子供たちは一
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

2.5

劇中のリストカットシーンはサイコでエロティックで吉高由里子の恍惚な表情が素晴らしい。

主人公亮介(松坂桃李)はノートに綴られた殺人者の追憶に飲み込まれていく。行方をくらます婚約者。突然現れた謎の女。
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天安門、恋人たち(2006年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ラブストーリーは基本的に観ないのだが、友人に勧められて鑑賞。観賞後はかなり落ち込む。二度と観たくはないが、二度と忘れられない。
劇中に六四天安門事件の描写があるため発禁になった、曰く付きの作品。
初々
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ヒトコワ3-ほんとに怖いのは人間-(2013年製作の映画)

1.5

シリーズ第3弾にして遂にヒトコワ完成形を見た!

3作目にして急に狂気を通り越してグロギャグまで登り詰めるとは、、、唖然として言葉も出ない。

たぶんないと思うが、もし第4弾があるならば、しっかりと人
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ヒトコワ2 -ほんとに怖いのは人間-(2013年製作の映画)

2.5

前作よりグロ、暴力度高め。しかしながら、比例して狂気の程度が増しているわけでもない。ショートショート特有の後味の悪さが若干薄れている。結果劣化。

ヒトコワ -ほんとに怖いのは人間-(2012年製作の映画)

3.0

トリハダファン目線で見ると作り込みに物足りなさを感じる。

個人的に、人怖系はもはや性癖の一種だと思うのだが、トリハダで得られたカタルシスのような快感は本作にも共通している。

トリハダはなぜかキャス
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

1.0

導入こそ興味を惹かれたが、長回しが仇となって垂れすぎて見ていられなかった。これが映画と呼べるのかさえ怪しい代物。
とは言え、意欲作なのは間違いないだろう。
・台詞の節々に人生賛美が見て取れる。
・メタ
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ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.0

邦題で損している映画Best10に入る本作、映画好きなら”HEAT(1996)”の影響が感じられて面白い筈だ。特に最後の銃撃戦は必見。
善悪双方の主人公にアウトロー要素はなく、むしろ高度な捜査戦が見ど
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ヒート(1995年製作の映画)

4.9

言わずと知れた名作。銃撃戦だけをYouTubeで何度観たことかしれない。
ダブル主演アルとロバートはさることながら、助演のトム・サイズモアも高評価。
内容は簡潔、故に際立つ演技に魅了されていく。主演が
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

モンスターのデザインがキモさに特化している。圧倒的な強さにより敗北感と憎しみを抱かせる。

中盤、森の中で偶然出会した老夫婦。普通、声が出せない=感情が表現できずに苦しむ。老人が殺された妻を見て、最後
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ギャングバスターズ(2012年製作の映画)

3.0

レビューにロバートロドリゲス風とか散見されるが、これはデルタないし米南部ミシシッピ臭ぷんぷんなので勘違いされるな。

序盤、スモーキンエースよろしくのギャング群像劇かと思えば、後半は一転、良い意味で裏
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.5

切ない男心をシュールレアリズムに描いた作品。
初見は感動したが、2度目は退屈さが目立った。
無人島でスイス・アーミー・ナイフのような便利な相棒を見つけた男。しかし一見便利そうで、まったく便利ではない。
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ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

4.5

お前の憎しみは何色だ?

鑑賞2回目。
原題「BlueRuin」青い破滅。
復讐劇に色彩をもたした画期作。
憎しみという負の連鎖の中に、シーンとして青色をつけて、その何も生み出し得ないところに僅かな感
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

ビッチ甲がループしてビッチ乙を倒す映画。
全体的にリズム良し。主演女優一本勝負の清々しさ、そしてそれに応える実力。
B級と侮るなかれ、本作、超B級である。

ALONE アローン(2016年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

シチュエーション戦争映画というクソニッチェな映画。
発想は実に斬新、そのアイデアと綺麗に戦争映画の上澄だけを掬った脚本で仕上げた作品。
地雷をブリキ缶に取り替える事を生き甲斐とする片脚の現地人が意味あ
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ダウンレンジ(2017年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

この手のシチュエーションホラーは、客層が絞られる故に、如何に斬新であるか、或は如何に過去作品を踏襲するか、でしか価値を生み出せない。その点に関しては当作品は何も価値を生み出せずに完結している。
登場人
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マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

1.9

ラッセルクロウがしびぃ演技をしている以外は見どころの少ない映画。

A Beautiful Mindが好きなので、同映画でチャールズ役だったポールベタニーとナッシュ役のラッセルクロウの名コンビが見れる
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

“a beautiful mind”(美しき思考)
数学者ジョン・ナッシュと周囲の人々の美しい思考に溢れている映画。統合失調症を映像で表現する映画は幾つかあれど、寛解までを扱ったのは初めて見た。名言が
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