はのかさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

4.8

どこを切り取っても美しい映像、バリーの状況がころころ変わるのがおもしろい 軍服の赤に芝の緑、静かに照らす蝋燭、良かった
先の見通しを立てられずその場その場で行動してしまって没落していく虚しい人生のお話
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ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

2.8

CGが結構迫力あって楽しい。ワクワクの中に朽ちた寂しさがあって良かった 偶然ホットチョコレートをのみながら観たのでシンクロしてうれしかった

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

2.8

不思議な雰囲気、結構おもしろかった…
環境によって人生は変わる、残酷なことだけど
予算がなくてもちゃんとお話になっていてすごい

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

3.0

誰かが傷つくシーンが一切なくて、優しさにあふれていて温かくなった すみっコたち、特にとんかつは夢が叶ったらいなくなってしまうのを考えると切ない 自分にとこんな仲間がいたらいいのになあと憧れる

シンデレラ(2021年製作の映画)

3.8

歌がよかった! デザイナーになりたいシンデレラ、夢を追う気持ちを励まされる 最後の歌がピアノになるの、敗者がいないを表していて好き 王女さまが可愛くて格好良くて好き

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

読んでいた小説に出てきてあらすじを知ってしまっていたので、何も知らずに観たらどんなに驚いただろうと思った!
暗号解読、スパイの仕事の緊迫感が最高に高まったところで、すべてが幻覚だったとわかってぞっとし
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.7

星座を辿るようにロマンティックで美しいお話だった、少しファンタジー。不倫はよくないし相手家族に対しても残酷だけど…
メールを返そうとしてしまうの、切ない。湖畔が美しくていいなあ こんなふうに想ってもら
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キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アレンが大学に戻れてほっとした…
ルーカスのために、利用されているのに、課題を書くシーンが苦しい
ルーカスは喋る言葉も引用ばかりで、検事への供述さえ自分では書けない。
彼の弱さやもしかしたら優しさがデ
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

観たかった魔法少女たちの仲良しなシーンが見れてうれしかった。ほむらを救おうとするシーンで泣いたけれど悪魔になるラストで涙がひっこんだのを鮮明に覚えている… 炎や葬列、くるみ割り、ワルツ、彼岸花、ゴシ>>続きを読む

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

5.0

フランス料理なんてご馳走なのに怯えているのが面白い、未知の食材は怖いよね バベットと姉妹の交流も温かく、晩餐会の後で諍いが収まっているのも素敵だった 黒が多めのどこを切り取っても絵になる映像 海亀のス>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

この映画をたのしく観ていることにぞっとする
次のヒトラーはどんな姿だろう

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

2.0

おいしそうなごはん、みてると料理がしたくなる
丁寧に作って1日ずつ生きていくのは逃げじゃなくてお休みだよ、と思った
自分にもこの場所を出ていくのにいいタイミングがいつかくるのかな
いろんなことが辛くて
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めがね(2007年製作の映画)

4.0

のんびりして穏やかで、静かだけど大切な言葉が染みこんでいく 潮騒やミント色の海が美しくて、音楽もとてもよかった
小豆のたっぷり入ったかき氷、両手で持ってたべるの なんてうれしいんだろう

天使の処刑人 バイオレット&デイジー(2011年製作の映画)

2.6

アクションを期待してしまったけど不思議な雰囲気の映画だった、できればアクションに振り切ったのがみたかった!
エンドロールの曲が印象的
殺しのリアリティはないんだけど、
ドレスのために人殺しをしたり、カ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

5.0

泣き出すのを我慢しているような表情、ビー玉やドライバー以上に、これまでいろんな苦しさを呑み込んできたんだろうな 父親のところへ行って一番聞きたかった、呑み込んできたことをやっと吐き出せてよかった 映像>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

歌姫という存在はどうしてこんなに魅力的なんだろう? あまりに歌が美しかった ライブのシーンをもっと見たい ティナちゃんの声も素敵でした
隠された能力がアバターになるってわくわくする
美女と野獣、歌、も
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薬指の標本(2004年製作の映画)

1.2

原作が好きすぎて、うまく楽しめなかった。小川洋子の小説に出てくる登場人物の、皆んな静かに奇妙な感じや 弟子丸氏の隙のない丁寧な言葉や所作、を感じ取れなかった… もっと丁寧に雰囲気をつくってほしかった>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

2.8

人付き合いが苦手で、親友はいたことがないし、恋人はできてもすぐに別れを切り出してしまう。今後の人生も諦めたけれど、悩みや他愛もない話を聞いてくれる人がほしかった。だから、親友や恋人を座らせるべき椅子に>>続きを読む

天国にちがいない(2019年製作の映画)

4.8

シュールで美しい画の連続、街並みも海も美しくって素敵 日差しがきれい 台詞もBGMもほとんどないのにひきこまれてしまいました。
パレスチナ色が弱いってところ笑っていいのかわからないけど面白い… どこ
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海街diary(2015年製作の映画)

3.5

喪服の着方に性格がでてる 複雑な関係や気持ちを淡い映像で丁寧に描いてあってよかった、邦画でしか描けない湿度だと思った 花火と縁側で梅酒をのむシーンが好き

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

2.5

夏や青春の雰囲気が好き ウエディングドレスを着た飛鳥ちゃん、あまりに美しかった

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.1

ごはんがどれもおいしそう!夏のうだるような暑さの霧、宝石みたいなグミ、毎年たべるくるみごはん、合鴨の重さは切なくなってしまったけど命をもらうって意識しなきゃな

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

2.0

視線の動き、仕草、何もかも丁寧に演技されていて、その積み重ねが繊細だった。シアーシャが可愛い~ 病気の妻に寄り添わず、元気になったら返してほしいって、人を人と思ってないな

ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

3.2

色とりどりの庭が彼の作る服みたい、活けかたも 庭をまわってその日使う野菜や飾る花を切るの、憧れるなあ これだけ情熱をかけられること、すごい

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

3.8

他人の人生をこんなに手軽に消費していいのか? 芸術のためなら喜んで死ねと強要できるのか? と思った

いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46(2019年製作の映画)

3.0

自分がグループからいなくなって寂しい人が数えきれないくらいいる、成人式に一般席じゃなく関係者席で出なきゃならない、5万人の前で歌う、年末の歌番組に出たあとすぐ年始の番組、舞台を2本こなしながらライブ、>>続きを読む

悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46(2015年製作の映画)

3.0

こんなに頑張って、泣きながら、輝いている、すごい。一夜で世界が変わってしまうのってどんな気持ちなんだろう。娘がアイドルなのってきっと辛いな。的を絞ったのだろうけど2期生やアンダーメンバーのことも物語に>>続きを読む

3年目のデビュー(2020年製作の映画)

3.7

日向坂をみていると、日だまりにいる気持ちになって頑張る元気がわく理由が少しわかった気がする。愛しい〜

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

アプリコットのたくさんなる庭での朝食、日差しが降り注いで美しかった… 湖も読書も楽譜やピアノも恋も、夏の美しいものを切り取って閉じ込めたみたい。終わりのくることがわかっていると、どんなにしあわせな時間>>続きを読む