えむさんの映画レビュー・感想・評価

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感染列島(2008年製作の映画)

1.0

インフルエンザでミスリードを誘うのなら、結果が脅威の新型ウイルスである事は構わないが、インフルエンザと違うそのウイルスの特質の解明を示さないのは卑怯。(感染源の島は海外だが)日本(人)だけ感染するよう>>続きを読む

殺したいほどアイ・ラブ・ユー(1990年製作の映画)

2.0

実際に起こった、浮気性の夫を殺そうとした妻の殺人未遂事件を基にしたコメディ。笑えなかった。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

名作。母親は経済的に自立して養育権の奪還を試みるのだが、仕事を得るまで家を離れ育児を放棄したという事実はかつての夫と同じであり、また、妻に出て行かれてからの父親はかつての母親の家事と育児中心の生活と同>>続きを読む

劔岳 点の記(2008年製作の映画)

3.0

明治末期、陸軍参謀本部陸地測量部によって実際に北アルプス・立山連峰で行われた山岳測量プロジェクトを扱った作品。映像は素晴らしく大自然の荘厳さを感じさせてくれるが、ストーリーがいまいち。

ダーリンは外国人(2010年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

相手の行動に我慢し伝えることをしないというこの話における重要なエピソードで、父親に反対されている事はともかく、洗剤や洗濯のくだりは意味不明。外国人である事は関係ないし、それを指摘しないとする事によって>>続きを読む

ストレンジャー・コール(2006年製作の映画)

2.0

いまいち釈然としない終わり方だが、アメリカの有名な都市伝説「ベビーシッターと二階の男」が題材らしい。
怖さを演出するがあまり怖くはない。

武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

1.5

騙されたとはいえ不貞を働いた嫁の復讐という話が淡白で面白みに欠け武士らしくない。

追憶(1973年製作の映画)

2.5

ユダヤ系の監督がユダヤ系の女優を使ってマッカーシズムを扱っているので、メインは恋愛話なのかもしれないが、作中以上の政治的思想が見えて嫌だ。 ロバート・レッドフォード はかっこいいけど。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.5

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという二人の名優が見せる人生のラストシーン。
ストーリーも世界を旅するだけならただの金持ちの最後の道楽だけど、それを通して本当に大事なものを見つける展開が良い
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パニッシャー:ウォー・ゾーン(2008年製作の映画)

2.0

アメリカらしいというかアメコミらしいというか悪人を殺しまくる。映画版『キック・アス』と同じく復讐という理由であたかも殺人を正当化させ、それをヒーローに見立てる設定がどうしても好きになれない。

ツナグ(2012年製作の映画)

3.5

感動したというよりもうまく作ってあるなという印象。3つのエピソードを通して歩美自身も抱える死んだ両親への想いを消化し、「ツナグ」の後継者として前向きに生きていこうと成長する姿が描かれている。

魔法使いの弟子(2010年製作の映画)

2.0

大した努力もせずに魔女を倒すのなら、モップのシーンの教訓はなんだったのかと思う。子供向けファンタジーだからこそデイヴの成長の過程を丁寧に描いて欲しかった。

キック・アス(2010年製作の映画)

3.0

アクションはもちろんストーリーと絡めた音楽も良い。
ただ人物描写やその背景、特に登場人物が全員殺人を肯定するかのような話のまま終わるのでスッキリしない。原作の設定をいじるにせよ、もう少しやりようがあっ
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身代金(1996年製作の映画)

2.0

普通は最初から生存確認して(録音されてたら知らんけど)身代金の受け渡しするんじゃないの?一度失敗したとはいえ、懸賞金にする理由が弱すぎる。それに刑事が懸賞金貰うのか?アメリカではそういうもの?

タイトロープ(1984年製作の映画)

3.0

妻と別れた刑事という主人公の設定がありがちだなと思ってたら、結構重要でそれを含めた主人公の人物描写は見事なんですが、対して犯人の描写や動機があるにせよ弱い。また、犯人に近づくのは主人公の捜査によるもの>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.5

恋愛映画というよりはコミュニケーション能力の欠けた人間が現実と向き合い克服していく物語のように思う。
周りの人たちを幸せにしようとイタズラした結果、必ずしも幸せになっていない所はよくできてるなと思うけ
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

2.5

デニーロ演じるマックスのやってることを考えれば怖いのだが、弁護士一家に魅力を感じられないのでモヤモヤ感。

ミス・ポター(2006年製作の映画)

3.0

ピーター・ラビットの作者ビアトリクス・ポターの半生を描いた作品ですが、やや駆け足すぎたかなと感じた。
ポター家という裕福な家庭に生まれたからこそ、子供の頃から絵の勉強ができ、成功するまで描き続けられた
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東京家族(2012年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

小津安二郎監督『東京物語』と決定的に違う所が妻夫木聡演じる昌次の存在。紀子が未亡人だからこそ、他人になったからこそ家族のあり方を残酷に問いかけるのであり、これから義娘になる人間に世話され、昌次のやさし>>続きを読む

Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004年製作の映画)

3.0

周防正行監督の『Shall we ダンス?』のリメイクですが、日本人が見るとオリジナルの方が良いのかもしれない。
ただアメリカでリメイクする以上、アメリカの社会や文化に沿った内容にするのは妥当だと思う
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サイレント・ワールド2011/サイレント・ワールド 地球氷結(2010年製作の映画)

1.5

製作当時にはすでにフロンなどは規制されてるわけで、ざっくり人が大気を汚したせいだと言われましても・・・そしてオゾン層破壊で問題になるのは有害な紫外線が地上に届くことなはずだが、その描写はないという・・>>続きを読む

モリエール 恋こそ喜劇(2007年製作の映画)

4.0

17世紀のフランスの天才劇作家モリエール。彼が若かりし頃の空白の数ヶ月間を、モリエール作品のエピソードを散りばめて描かれた良作。
本当に彼の空白期間にこんな事があったかもと思わせる出来映え。

ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

4.0

何度見ても面白い。義手の男を探すために病院に潜入しキンブルは5人の該当者に辿り着く、一方、連邦保安官は47人。それでも拘置所ではあとわずかにまで迫る。ここの流れが好き。頭脳明晰で行動力もあるキンブル、>>続きを読む

アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.0

正直もっと面白かった印象を持っていたが、改めて見ると結構ご都合主義で突っ込み所があるなぁ、面白いけど。細菌パニックの草分け的な作品。

シェイド(2003年製作の映画)

2.0

コン・ムービーなのだが、展開、結末が読めてしまうのが致命的。更に肝であろうギャンブルの緊張感や緻密な心理戦が希薄。何故裏切ったのかという描写もない。

陰陽師 II(2003年製作の映画)

1.5

日本神話は好きだがその取り入れ方がいまいち。というかせっかく平安時代というあまり他では描かれない時代なのだから、もっと平安らしい内容にすれば良いのにと思う。前回同様、若手俳優陣の演技が下手すぎる。伊藤>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.0

スパイ要素はほんの少し、ストーリー、アクションも製作年を考えても古くさい。監督が代われば同じ素材でもこれだけ違うと分かる良い見本ではある。

プロフェシー(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終始オカルトチックな雰囲気。結局なんの解決もしないまま終わってしまうが、アメリカで実際に目撃されたモスマンという都市伝説的なものを題材にしているので一応納得。(現実でも鳥類説、エイリアン・ペット説など>>続きを読む

ペリカン文書(1993年製作の映画)

3.5

ジョン・グリシャムの同名原作小説をもとに製作されたポリティカルサスペンス。今ではありがちな話かもしれないが、製作当時で考えればかなり面白かったと思う。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.5

今観ると年を重ねたせいか、昔見た以上にノスタルジックな気持ちになる。公園で友達3人で遊んでいるとき、犬に追いかけられた事あったなぁとか思い出す。キーファー・サザーランドよりジョン・キューザックが出てい>>続きを読む

イルカと少年(2011年製作の映画)

3.5

実話を基にした傷ついたイルカと孤独な少年の交流と成長を描く感動の物語。人工尾ビレをつけたイルカがいるというのは知っていたので、早々にああその話かと思ったが、イルカに関与する周りの人たちの成長も感じ取れ>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

3.0

原作の約20年後で設定がリンクしているのは面白いが、全体のストーリーは普通な印象。タイムリープの矛盾点が気になる人にはおすすめできない。
”Time waits for no one.←(゚Д゚)ハァ
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.0

セリフ、音楽、アクションとおそらく見たことのない人でも知っているんじゃないかと思う。それだけいろんなものに影響を与えている事がこの映画、ブルース・リーの偉大さの一つでしょう。

アキレスと亀(2008年製作の映画)

3.0

思っていたより良いが、中年以降の武演じる真知寿の奇行ぶりがねらっていたとしても、ちょっとやりすぎに感じた。武が演じるとコント臭がするし。芸術とは何ぞや?

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0

ファンタジーと現実を織り交ぜて父と子の和解を描く。
ありがちなテーマではあるが、それを父のほら話を使いファンタジックに展開するティム・バートンならではの作品。
そしてつまらない現実より面白く楽しい嘘と
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陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

2.0

2001年製作とはいえCG、小道具などが安っぽい。真田広之演じる道尊がなぜ帝を憎むのか、なぜ新しい都を作ろうとするのかも描かれず。雰囲気は好きだけど、なんか色々残念な作品。

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