藤見実さんの映画レビュー・感想・評価

藤見実

藤見実

ラ・マルセイエーズ(1938年製作の映画)

5.0

実は室内会話劇でちょっとだけ眠くなったことを告白しておかねばなるまいとは思うが、それはそれとてこれは最高

スノーベイビー(2019年製作の映画)

4.5

ドリームワークスは動物かかせたらやっぱり良い…まんまるくてふわふわで口がでかいイェティを描かせたらそりゃ最高…なんか上海か香港ぽいマンションの屋上に激ヤバ科学者軍団に追われるイェティが逃げてきて、イェ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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煮えたぎるはらわたを、でもほらこんなところにこんなものが動いてますよ、っておさめられてしまうので、なんとも悔しい。タバコやめてたまるかって思った

鉄腕ジム(1942年製作の映画)

4.8

どう見積もっても最高だった。試合全部見せる系

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

ノーランの唯物主義的セット組とトリニティ実験のマッチは少し楽しみにしていた。そこは期待と同等のものが見れたなとは思う。ただし説話と群像劇的ドラマが本当に苦手なんじゃなかろうか、これに関しては最後のフラ>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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映画はよかったが他のことで集中できなくて最悪だった(オールドジョイのときもそうだったけど出町座でライカートみると下の階の音が響いてなんもわからなくなる、我慢ならん)

血涙の志士(1928年製作の映画)

4.8

フォードのアイルランドもの、静かなる男以外見たことがなくて。YouTubeで鑑賞。
アルジェリアにいるフランス外人部隊で祖国アイルランドでの指名手配のお茶を濁しているホグマン(フォード作品でお馴染みの
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.9

最初のモーター船→水中の世界のあたりにかなり痺れるものの、陸に上がってからはあまり映像的に目を見張るものがないので、少し不満が残った。ストーリーラインはよくできてる。

知識を増すとともに変転するルカ
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ことりのロビン(2021年製作の映画)

4.0

すっごくよくできてる。オープニングだけでも見る価値がある。しかしこのスタジオ飛ぶことにオブセッションありすぎでは?

マダムと泥棒(1955年製作の映画)

4.0

強盗犯が善良マダムに振り回される典型的ダークコメディで当然面白い。俯瞰ショットの多発が最後強盗犯同士の殺し合いに転換する演出が気持ちいい。

カインド・ハート(1949年製作の映画)

4.0

嫡子と看做されなかった主人公がどんどん血縁者を殺して貴族の称号と土地をゲットするコメディ。殺人のバリエーションもさることながら俳優の演技も最高で説話の手捌きも良い。

オール・ザ・キングスメン(1949年製作の映画)

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あーーきっとキャプラに撮らせたら面白いんやろなとしか思えなかった

英国式庭園殺人事件(1982年製作の映画)

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English Landscape Gardenの研究をしているので見た。高山宏がなんか言ってた気がする(映画として全然好きじゃないけど)

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.0

とにかく晩餐会始まってからのバベットの助手群があまりにもいい。彼らにささえられた素晴らしい映画。

アンナ・マグダレーナ・バッハの日記(1967年製作の映画)

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思想史研究やってる人間としては、こうだよなと思うような映画だった

驚き!海の生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2021年製作の映画)

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ちょっと観たんだけどヤバい…大量の生き物が出てくる…DUNEより面白いかも…

いちご白書(1970年製作の映画)

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青春の美談的なタッチからの急展開、全然違うんだけどガキ帝国を思い出した。

勇気ある追跡(1969年製作の映画)

2.1

主演女優は好演なのかもしれないが、そもそもこの時代の湿っぽいアメリカ映画がクソ苦手という問題。なるほどキムダービーってアルドリッチの映画に出てるギャング狂わせ女か。
もっとロケやって景色を撮ってみせる
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黄昏(1951年製作の映画)

3.6

まず、ローレンスオリヴィエの出演作はどっちもヨーロッパ文芸ものでヴィヴィアンリーとの共演作しかみたことがない。であるため、ジェニファージョーンズではなにか物足りない気持ちになる。ヴィヴィアンリーがおか>>続きを読む

エル・ドラド(1966年製作の映画)

4.7

なんだこれリオブラボーじゃねえか、と思うが、リオブラボー同様に良い。酒浸りのミッチャム、脊髄近くに弾丸をかかえていつ利腕が麻痺するかわからんウェインのコンビが魅力的でないはずはない。2人で松葉杖を築く>>続きを読む

襲われた幌馬車(1956年製作の映画)

3.7

父を亡くして幼くしてコマンチに育てられたリチャードウィドマークは、コマンチの妻と息子を無碍に殺された恨みから保安官とその兄弟に復讐して捕まる、捕まったところで幌馬車隊と遭遇し、幌馬車隊はアパッチに襲わ>>続きを読む

夜も昼も(1946年製作の映画)

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だいたいヤンキードゥードゥルダンディの裏版って感じの。インテリの悲哀が出てていいが、だんだんねむくなってしまった

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

2.8

これだけ金も人も動員されていながらなんの野心も新しさも感じられないヴィルヌーヴに悲しくなった。また役者にもあまり野心を感じない。唯一オースティンバトラーだけが頑張っていたし、エルヴィスの時から思うのだ>>続きを読む

スポイラース(1942年製作の映画)

4.7

ディートリヒとウェインの共演もさることながら、ウェインとハリーケリーの共演も観れて一石三鳥的な映画。突然裁判官がやってきて、いままで早い者勝ちで済まされてきた金鉱の所有権が問い直されるわけだけど、裁判>>続きを読む

艦長ホレーショ(1951年製作の映画)

4.6

まず大規模な戦闘が2回、小さいのが2回、ナントから帰還するところが1番燃える、その瞬間のグレゴリーペックは、トップガンのトムクルーズにそっくりじゃないか…どこが壊れたからどこを直して、どういう状態だか>>続きを読む

七月のクリスマス(1940年製作の映画)

4.6

40年代前半のアメリカ映画とはかくあるべきということが全て詰め込まれているし、くだらなくて崇高。コーヒー会社で働く主人公が別のコーヒー会社のキャンペーンに応募するというのが死ぬほど面白い。
(ちなみに
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恋も忘れて(1937年製作の映画)

4.5

死ぬほどくらい。タンスシーンの背中開きドレス。

飾窓の女(1944年製作の映画)

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疲れてて真ん中で爆睡したのでよくわかってないが、面白かった気がする。エレベーターのとこがよかった。寝てたけど

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