fieldさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ポリス・ストーリー3(1992年製作の映画)

3.5

麻薬王チャイバを捕まえようとする香港警察の星スーパーコップことチェン刑事、颯爽と登場するバイクが格好いい。すっかり内容忘れてるな。
大陸側のヤン部長のミシェール姐さんが凛々しく田舎娘ワーとしての衣装の
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ポリスストーリー2/九龍の眼 クーロンズ・アイ(1988年製作の映画)

3.5

ほぼ覚えてなかったけど、垢抜けたジャッキーが前作の大ヒットを窺わせる。また、ダイジェストで前作の主題歌「英雄故事」を使ったのは香港版の完成が間に合わなかったからだそうだけど大幅なストーリーの改変も当時>>続きを読む

ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

3.7

ブルーレイの本編はやはり綺麗、特典の吹替日本公開版も観た。
麻薬取引のブタ狩り作戦会議から始まる香港版と日本版は違ったのか。画質の低さはあったが配属された訓練帰りのチェン刑事のジャッキー、誕生祝いに顔
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

調べずに観たけど想像より遥かにずっしりとした内容に少し面食らってしまった。
中東に住む推定12歳の少年ゼイン、設定の年齢より幼く見えるけど兄弟も多くアパート暮らしの貧しい地域で育つ彼が何故、両親を訴え
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酔拳2(1994年製作の映画)

3.6

香港公開版やっと観た。酒は飲んでも飲まれるなのメッセージはさておき、痛快な娯楽アクションとしてはとても優秀では。ドラマ部分が強化され前作とは全く違った趣だけどそれでも楽しい。

ラウ・カーリョンとの高
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ファースト・ミッション(1985年製作の映画)

4.2

数年前シネマート六本木閉館に伴いリバイバルで観た以来か、ジャッキー作品では一番好きかも。松竹の出資もあって、日本公開用にアクションが組み込まれながらも俳優ジャッキーとサモハンの演技が凄く泣ける。

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ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.7

武蔵野館の百周年記念にて短期リバイバル、またジャッキーをスクリーンで観れるとは…。同じくリバイバルで観たファーストミッション以来だ。

ウーピンパパのユエン・シャオティンも大きな画で観るとまた味わい深
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地発狂(1993年製作の映画)

3.0

レンタル落ちじゃないの手に入れてやっと観た。
全編に渡る「天地黎明」感はオマージュではなくパクリ感が強く、どのシーンも観たなと思わせる外国への人身売買や獅子合戦など本家シリーズに寄せ過ぎた内容が亜流の
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

3.3

話としては完結してるけど好みからしても1から観るべきだったかも。

お家のシーンからかわいいな。ブロックシティで働く選ばれし者になってしまったエメット、自由を嫌うおしごと大王と手下バッドコップ、奇跡の
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霊幻道士Q 大蛇道士の出現!(2018年製作の映画)

2.5

弟子二人がおっちょこちょいで、なんでこんなにギャグが80年代の香りするんだろう。色仕掛けに弱く女性にコテンパンにされるオーソドックスなスタイル、キャストも馴染みのない方ばかりで華は感じられないがチン・>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.5

貧困のループから抜け出すには奨学金、留学。

格差社会に限らず陥りやすい周りの環境もあるのだろう。日々の学費の工面にも困る父想いのリンに提案されたカンニングビジネス。内向的な彼女が周りに溶け込む処世術
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.4

九十年代ソウルで犯罪組織化した中国同胞と少数で立ち向かうクムチョン警察強行班。

ドンソクさん風呂上がりに玉のような肌って自分で言ってる時点で最高だと思うけど、警察と朝鮮族暴力団との攻防。所々血生臭い
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スーパーティーチャー 熱血格闘(2018年製作の映画)

3.6

やっと観たー!英語字幕どこまで追えてるか不安だけど。

問題児を抱えた中学に赴任したヘンリー・チェンは腕にタトゥーがあり少しアウトローな雰囲気を漂わせる教師。カジュアルスタイルに笑顔の眩しいドニーさん
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かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート(2006年製作の映画)

3.7

やっぱり好きだな、メイキングも一緒に観た。

原作があってだけどアメコミ風オープニングから如何にもアニメのような展開やブッ飛んだキャラ設定と、普段のイメージとのギャップここに依るところが大きいのだろう
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三国志英傑伝 関羽(2011年製作の映画)

3.2

処刑剣と同じ長髪ドニーさん、久し振りに観た。

活かしきれてない感じだがチアン・ウェンの曹操の雰囲気はバッチリ。曹操の捕虜となった関羽の猛将っぷりとやや哀しさの残る「義」をテーマにしたストーリーで赤壁
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ワイルド・スタイル(1982年製作の映画)

3.3

アートとして芽吹く前のカルチャー、また観たいと思いつつ後回しになってたけどようやく観た。

グラフィティーの組合を組むユニオンとは別に、一匹狼タイプの覆面アーティストのゾロと恋人のローズにそっぽ向かれ
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オンネリとアンネリとひみつのさくせん(2017年製作の映画)

3.3

やっと観れた、フィンランドのかわいい映画。

まだ少女感の残るオンネリとアンネリ、笑った顔は前作までの可愛さ同様、少し成長した彼女たちが立てた「ひみつのさくせん」…作戦と呼べる程念入りに練られた訳では
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.6

ブリグズビーだらけの部屋、クマ小僧かわいい。

寛容さと信じる力、それをこういったテイストでジェームスを通して優しく伝えられたのは独創的な世界とその完成度からかな。幼馴染である監督と主演カイル、カイル
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.4

いつだったか振りに鑑賞。薬物等で組織化されたギャング、取り締まりで装甲車が玄関をこじ開けるような環境だったんだな、改めて凄い。

ギャングスタとして街の声を代弁し時勢に乗ったNWA、ロス初の大人気グル
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ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

3.6

The Five Stairsteps「O-o-h Child」の友人が連行する時にも使われる音楽の使い方が好き。

黒人を殺す多くは同じ黒人だと冒頭にあるようにアフリカ系アメリカ人同士のいざこざ、簡
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ダム・キーパー(2013年製作の映画)

3.7

トンコハウス映画祭にて。ピクサーを出た二人の初めての作品、ようやく観ることが出来た。

外ではいじめられっ子のピッグと転校生の人気者キツネ、小突いたりマネしたり典型的なイジリもサラッと茶化してしまうキ
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木を植えた男(1987年製作の映画)

4.0

トンコハウス映画祭にて。本は知っていたが初見でこの映画があったことすら知らなかった。

ドングリを選り分け良いものを水に浸しひたすら植える、動物に食べられたり自然に淘汰され僅かばかりの残ったナラの木、
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フォー・ザ・バーズ(2000年製作の映画)

3.2

ピクサー作品のショートフィルム、トンコハウス映画祭にて。ついつい笑ってしまうタイプの作品かな。

電線に止まる小鳥たち集団に我が物顔で割り込む大きな鳥、シンプル過ぎて昔のドタバタコメディを見てるような
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岸辺のふたり(2000年製作の映画)

3.5

トンコハウス映画祭にて。基本、黒茶白のみの影をしっかり付けた色調で絵画ぽくありながら淡々と進む娘の一生、なんて味わい深いんだろう…。改題「父と娘」

舟を漕ぐ父と見送る娘から始まり、それっきりの父を自
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.7

買い直したので再鑑賞。まさか今更ブルーレイで再リリースされる日が来るとは…。画質が格段に良くなってカラフルな赤や青の差し色が綺麗。

赤いライトの中踊りパブリックエネミーが流れる冒頭から好きで、巨大な
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クルックリン(1994年製作の映画)

3.6

「People Make The World Go Round」の冒頭から優しい。監督の育った七十年代ブルックリンの時代感たっぷりに家族を通して見える地元への想いが伝わるようでとても心地よい。

ヒス
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クロッカーズ(1995年製作の映画)

3.3

スパイク・リー作品はサントラが好みでおそらくこれもそこから入ったのか内容忘れてたが冒頭の曲クルックリンドジャースはしっかり覚えてた。
危険な公園外売り専門の麻薬ディーラーの下っ端ストライク、チョコムー
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ニュー・ジャック・シティ(1991年製作の映画)

3.1

弾丸が飛び交うヤバイ街ニュージャックシティ、だそうでこんな感じだったかなと思い出しながら再鑑賞。サントラも持ってたので懐かしい。

八十年代後半、貧困が蔓延し失業者が増えるなか麻薬に溺れる者また売人を
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冒険王(1996年製作の映画)

3.2

買い換えたついでに調べたら二種類あったんだ。以前から観てたのは国際版で後発のパラマウント版には以前に無かった現実のシーンがある。収録時間ほぼ同じなので共に削られたシーンがある。

小説家チョウ・シーキ
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皇家戦士(1986年製作の映画)

3.2

久しぶりに観た。冒頭の代々木体育館ホコ天からお蕎麦屋での敢えて怪しいカタコトの日本語吹替が最高だ。皇家師姐シリーズの二作目。

香港警察ミッシェルにミシェール姐さん、元刑事の山本に若き真田広之。日本人
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チャイニーズ・ウォリアーズ(1987年製作の映画)

3.4

ミシェール姐さんの冒険アクション、リマスター版がなかなか見つからずようやく観れた。

ムチや冒険家らしい出で立ちのミシェール姐さんが男勝りながら可愛さも出すキャラクターで非常に好み。演じるフツ親分の孫
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.3

スタンダードな親子のテーマよりもピカチュウの愛くるしさで全て足りてる気がする。

あまり見て来なかったのでリザードンくらいしか分からなかったが普段と違う質感のポケモンたちが所狭しと暴れ狼狽える姿は可愛
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ひつじのショーン スペシャル いたずらラマがやってきた!(2015年製作の映画)

3.5

トンコハウス映画祭にて。ひつじのショーン名前は知っているくらいで初見だけどコマ撮りという括りで観るとより強調され、細かなディテールや表情の豊かさに驚く。

フリマで買い取ってしまったラマ三匹、呪術みた
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Lost & Found(原題)(2018年製作の映画)

3.4

トンコハウス映画祭にて。恐竜ゴジラとメギツネの編みぐるみ仲良し二匹、カップルと書いてあったが友情ものに見えた。

編みぐるみならではの展開とぬいぐるみとしての限界点の中、短い中でコンパクトに二匹の今ま
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ネガティブ・スペース(2017年製作の映画)

3.4

トンコハウス映画祭にて。どうやら夫婦らしいが二人の作る世界にセンスを感じる。

波が打ち寄せるような服の描写や幼少期などへの時間軸が移り変わるシーンは自然でいて格好良く父に教わった荷造りを題材に、完璧
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あたしだけをみて(2016年製作の映画)

3.3

トンコハウス映画祭にて。経歴サラッと見ただけだが武蔵美での卒業制作のようだ。

男女間のいざこざからヒステリックな彼女が蛇になってしまうホラー要素もあるストーリーもそうだけど羊毛フェルトの質感もあるキ
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