qqfowlさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

3.0

白人の姉弟が、故あって砂漠で迷子になり、アボリジニの少年に助けられ一緒に旅をするが… 

お姉ちゃんとアボリジニ君が15歳くらいという設定らしいんだけど、ちょっと無理があった。実際、演じた女優さんはも
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

レバノン、ベイルートのスラム街で家族と暮らす12歳(推定)のゼイン。学校に行かず日々生活のために働いている。11歳の妹が結婚させられそうになり憤慨するが…

邦題「存在のない子供たち」だけど、ゼインの
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エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

4.0

1976年、エンテベ空港ハイジャック事件の映画化。イスラエル発エールフランス機を、パレスチナ解放人民戦線&西ドイツのテロリストグループがハイジャックし、イスラエルなどで服役中のテロリストの釈放を求めた>>続きを読む

マイケル(1996年製作の映画)

3.0

三流雑誌の訳あり記者たちがジョントラボルタ演じる小汚い天使に出会って…

た~んた~んた~ぬきの○○○○は~ の歌が聞こえて、!?となった。調べたら、もともと聖歌なんだってね。まじか。日本の歌だと思っ
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妻よ薔薇のやうに(1935年製作の映画)

3.0

都内でOLをしている主人公・君子は、歌人の母と2人暮らし。父は何年も前に愛人を作って出奔してしまった。それでも生活費はずっと送ってくれているので、君子と母は父の帰りを信じ待ち続けていたが、君子が結婚す>>続きを読む

クリスマス・キャロル(1938年製作の映画)

5.0

スクルージおじさん実はツンデレだったのか。クリスマスなんか好きじゃないんだからね! みたいな。1930年代の映画だけど普通に面白かったし、幽霊がちゃんと透けててすごいと思った。

クリスマスイブに死者
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

5.0

138階建て高層ビルで火災が起きるパニックムービー。最初のほうは昔の映画でのんびりしてるな~と思ったけど、火事が起きてからのいろいろは作り物感が全然なくて圧巻だった。

あんなところで火事になったらハ
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

2.5

17世紀オランダ、チューリップがもてはやされ、球根が法外な高値で取り引きされていた時代。孤児院出身の若く美しいソフィアは、富豪の後添いに入ったが、結婚して3年たっても子どもができなかった。そんな時出会>>続きを読む

運命のマッチアップ(2019年製作の映画)

4.0

家庭の事情で高校に行かず、ストリートバスケで稼いでいた兄弟。別々にスカウトされて、弱小校の兄 VS 強豪校の弟 という胸熱のマッチアップが実現する!

ちょっとした共依存状態にあった兄弟が、それぞれの
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縄文にハマる人々(2018年製作の映画)

4.0

縄文の魅力っていったい何なんだろう?みたいなドキュメンタリー。家に居ながらにして、日本各地の縄文遺跡とか、土器や土偶をたくさん見られて、ちょっとお得感があった。学者さんとか縄文マニアみたいな人がいっぱ>>続きを読む

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

3.0

ドラマ未見。総集編かと思ったら後日談だった。

今まで私が見た日本のBLは、なぜかカップルの片方が暴走しがちで、いまいち双方向コミュニケーションになってないのが多かったけど、これはそうじゃなくて、そこ
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デリシュ!(2021年製作の映画)

4.0

1789年フランス革命前夜、貴族のお抱え料理人ピエールが長年仕えた主人と仲違いし、城を離れて、庶民も来られる自分の店をオープンする話。

序盤、いじわる貴族たちが嫌すぎて見るのやめようかと思ったけど、
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ダーククリスタル(1982年製作の映画)

4.0

クリスタルを巡る冒険物語。3つの太陽が云々~というストーリーが気になって見てみたが、その辺りはそういうものという感じでさらっと流れていった。出てくる人形がみんなちょっと気持ち悪くて可愛かった。

ソ満国境 15歳の夏(2015年製作の映画)

3.0

2012年夏。原発事故のあった福島では除染作業が続き、住民は線量を気にしながら生活していた。そんな時、福島の中3の放送部員5人が、中国東北部に招待された。そこは、彼らと同じ15歳の少年たちが、太平洋戦>>続きを読む

ホリデーロード4000キロ(1983年製作の映画)

4.0

シカゴに住む4人家族が、夏休みに車でカリフォルニアのワーリーワールド(遊園地)に出かけるが…

モラルのぶっ飛んだおもしろドタバタロードムービーで終始楽しかった。普段はまじめなサラリーマンであろうお父
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中国の植物学者の娘たち(2005年製作の映画)

4.0

孤児院育ちのリー・ミンが、植物学者の下で住み込みの実習をすることになり、学者の娘アンと仲良くなって…

もしかしてこの間見たベトナム映画「漂うがごとく」の香草蒸しは、この映画が元ネタだったのかな?温室
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2300年未来への旅(1976年製作の映画)

3.0

23世紀、人類は地下のドームでコンピューターに管理されて暮らしていた。全員30歳で死ぬ運命だったため逃亡者が後を絶たなかった。逃亡者を殺す任務を負っていた主人公ローガンは、コンピューターに命令されて、>>続きを読む

漂うがごとく(2009年製作の映画)

4.0

新婚のズエン(妻)、2つ年下のハイ(夫)と恋愛結婚だったが、初夜がなく悶々とする日々。そんなとき、親友を介して知り合った男と…

雰囲気映画。なんか好きだった。ズエンと親友カムの女性同士のボタニカルな
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グランギニョール(2022年製作の映画)

-

ホラーBLという分野は好きなのでチラっと見てみたが、この作品は私には合わなかったみたい。開始数秒で後悔し、数分でギブアップした。

原子力戦争 Lost Love(1978年製作の映画)

4.0

原発の町で男女が心中。男は発電所の技師だった。女は東京でヤクザと暮らしていた。接点のないはずの2人がなぜ心中したのか。ヤクザが見た、原発の町の秘密とは。

1978年公開。スリーマイル島の事故や、映画
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人魚伝説(1984年製作の映画)

3.0

地方への原発誘致に絡んで起きる殺人事件、それに巻き込まれてしまう地元の漁師と海女さん…

18禁シーン長過ぎ、ヘッドホン必須。クライマックス、海中で魚でもとるかのように、人を突き刺す海女さん。めちゃく
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.0

あの看護師長さん。映画のクライマックスでよりクリアになるんだけど、彼女がやってたのは、はっきり言って調教なんだよね。入所者に、自分好みの考え方を強制するっていう。

チーフは、同化政策で、子どものころ
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箱根風雲録(1952年製作の映画)

4.0

1666年~1670年にかけて行われた、箱根用水(深良用水)の灌漑工事に関する映画。原作はタカクラテル「ハコネ用水」、未読。

もともと水に恵まれなかった深良村では米が作れず村民は困窮していた。そこで
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隠された時間(2016年製作の映画)

3.0

親を失った同士仲良くなった、13歳のスリン(少女)とソンミン(少年)。ところがソンミンがSF的展開でアラサーに成長し、世間に許されない恋になってしまう…

映画は少女目線だけど、ひょっとしたら本当は逆
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ぼくは怖くない(2003年製作の映画)

4.0

1978年、イタリアの農村に住む10歳のミケーレ。ある日偶然、穴の中に監禁されている少年を発見してしまい…

1978年にしては洗濯機がなかった気がするんだけど。テレビと扇風機はちゃんとあったのに。そ
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エゴイスト(2023年製作の映画)

2.5

そ、そんな千尋とカ○ナシみたいな恋愛でだいじょぶなんです?と、ハラハラ(ワクワク)しながら見守っていたらまさかの急展開。悲しすぎた。苦労したらしいお母さんが最後孤独にならなくてよかったような気もするし>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

スペインの古い修道院を修繕するために、アメリカから母、姉、弟の3人家族がやってくる。案の定弟に強力な悪魔が取り憑いて、イタリアからその道のプロが召喚される…

エクソシスト系はどれも似たような感じと、
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走れロム(2019年製作の映画)

4.0

ベトナムの貧困層に広がり、社会問題になっている闇くじ「デー」。胴元につながる売買の全貌は不明だが、末端にはストリートチルドレンがいた。親に捨てられたロムもその一人だった…

映像、音楽、演技、全部思っ
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イモータル・ライフ・オブ・ヘンリエッタ・ラックス/不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生(2017年製作の映画)

5.0

生物学、医学で使う実験用細胞「HeLa」の起源、ヘンリエッタ・ラックスさんの、家族の壮絶人生。ベストセラー本の映画化。

実験用細胞にフォーカスしたこういう話ってあまり聞いたことない気がするから、まず
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ハンサン ―龍の出現―(2022年製作の映画)

3.0

1592年7月、文禄の役、閑山島海戦の映画化。

日本人役は全て韓国の俳優さん。台詞はきれいな日本語に吹き替えられていた。言葉遣いも日本の時代劇そのものだった。が、表情や言動があまり日本人ぽくないよう
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ヤマトタケル(1994年製作の映画)

2.5

ヤマトタケルとオトタチバナが主人公の、おおらかなというか、対象年齢不明の、大味なRPGみたいな映画だった。モンスターの造形は結構いいと思ったが、味方側の火の鳥みたいなやつはなぜかメカ鳥だしw、最後に出>>続きを読む

デス・ストーム(2021年製作の映画)

4.0

オハイオ州の架空の?田舎町ミニンワ。住民がそれぞれの日常を送る中、巨大な竜巻が…

B級感あふれる邦題が少々残念。とんでもない竜巻で町が壊滅しても、それで悪人が善人になったりしないし、人の固定観念は変
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エレメント・オブ・クライム(1984年製作の映画)

4.0

主人公はカイロ在住の刑事フィッシャー、頭痛が治らないので精神科を訪れ催眠療法を受ける。最近ヨーロッパで少女殺人事件を捜査したことがトラウマになっているらしいのだが…

ほぼ全編主人公の記憶で構成され、
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

5.0

MeToo運動のきっかけになった、2017年10月のハーヴェイ・ワインスタイン告発記事掲載までの流れ。調査を担当した女性記者2人の目線から。

この告発を経てワインスタインは実質終身刑となったらしい。
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

4.0

原作は杉浦日向子さんの漫画。未読。繊細なストーリー、たぶんこれは原作がいいんだろうな。ちょっと怪談風なエピソードも面白かった。加えてきれいな絵、豪華声優陣。言うことなし。見て良かった。

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

1957年イギリス。戦争未亡人のミセスハリスは家政婦をしながら慎ましく暮らしていたが、臨時収入を得たので、パリへ憧れのディオールのドレスを買いに…

主人公が親切な働き者で、みんなに助けられて不幸を免
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