この監督は、全体的にアクが強く、途中であらぬ方向に行ったりする作品もあったりして、置いていかれて面白いのかなんなのか分からなくなるような、観客を選ぶだろうなぁ、という作品をつくる印象があります。
そ>>続きを読む
暗い空気感が漂うようなテーマを、絶妙なバランスでエンターテイメント化した作品。
冒頭の撮影現場のシーンで、若き日の黒沢清監督がチョロっと出てくるところで『CURE』好きの自分はニヤリ……😁
大滝秀>>続きを読む
アニメでも、そこはやはり韓国ノアール。
なんともいえない、独特のエグさがあります。
こういうエグい痛みを表現するのは、韓国映画の十八番。
観る前は、サイコサスペンスかと思ってたけど、最終的にはどちら>>続きを読む
低予算なんだろうけど、そんなの関係なしに楽しめる。
こういうの好きです。
あと、イキった感じで登場するマイルドクソガキ2人が、話が進むにつれてごくフツーの少年たちに見えて来るところが、なんとも和むと>>続きを読む
予告であまり惹かれなかったため、ずっとノーマークだったが、わりと評価が良さげなので鑑賞。
最初は『The Witch/魔女』とか『スプリット』みたいな感じだなと思ってたら、すぐに館ホラーっぽいテイ>>続きを読む
いわゆる胸糞映画というやつですね。
ラストは、画面の人物(敢えて誰とは言いませんが)同様、呆然……虚しい……
雰囲気的には『ファニーゲーム』をちょっと連想させますね。
ただ、『ファニーゲーム』の方>>続きを読む
最新作『スパイの妻』で、77回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した黒沢清が、海外で知られるようになった作品。
内容や演出など、観る人を選ぶかもしれませんが、ハマる人にとっては黒沢清の>>続きを読む
キービジュアルとタイトルから、リアルなサスペンスとかスリラーものっぽいものをイメージしてたけど、意外にもSF。
見始めて早々に、
「なんか雰囲気悪い夫婦だな」とか思い、
「この夫婦とは合わないな……>>続きを読む
タイトルから、
勝手に“社会派”というか、
堅くダークな“ノワール系”かと思ってたら、
意外にポップだった。
80年代あたりの邦画にありそうな設定を近年の韓国映画としてリファインした感じ。
漫画的>>続きを読む
アクション・サスペンス・エモーション
マチェーテ❗️
そんな、
ウソ予告の後に始まる本作は、
ゾンビ(の類?)映画です。
基本、おバカ映画スタンスなんですが、
意外にいい終わり方をしてます。>>続きを読む
デヴィッド・ロバート・ミッチェル。
この監督はプールを覗くのが好きなのか?
『アンダー・ザ・シルバーレイク』でもあったよな……
アナログシンセがいい感じで、
古き良き70s周辺のホラー映画の空気感>>続きを読む
もう、とにかくめちゃくちゃな奴らしか出てきません。ヒャッハー
「株なんてバッタもん」
「クズみたいな株をクズに売る」
って……
もう、言うことみんなイカれてます。
「電話テロリストだ!」ってそのネ>>続きを読む
例えるなら、
インファナル・アフェア
と
ゴッドファーザー
からアイデアを抽出。
それを混ぜ合わせた感じ。
とでもいいましょうか……
何度観ても楽しめる。
惜しむらくは、
2度目からは、
兄弟分>>続きを読む
“ならでわの空気感”を持つ今泉映画。
独特です。
この映画の前半あたり、
はたから見たら……
ほぼ?
まぁまぁ?
やや?
ストーカーじゃない?
っていう、美形の主人公レオンくん。
そ>>続きを読む
なんつー、スタイリッシュなホラー映画だ!
むしろ最初40分くらいは全然ホラー感のない、普通にタランティーノ映画。
ただ、ホラーモードに突入した途端、めちゃくちゃ怖い。
この映画、
しょっぱなから>>続きを読む
凶悪犯罪チームに育てられた少年の話です。
そして、
その“チーム=父親たち”のリーダーを務めるのは……
出ました、キム・ユンソク!
また、
『いい感じにヤバイ感じ』
をまき散らしております。
そ>>続きを読む
最初と最後で全く映画のカラーが変わる。
「そりゃ普通だろ」って?
まぁ、そうなんですが……
なんでしょう……
強いていうならば
ハートフルヒューマンホラー……?
この映画、前日観た『お嬢さん』>>続きを読む
どこかしら漂う
“江戸川乱歩”
“夢野久作”
“谷崎潤一郎”
的世界観。
たんび・タンビ・耽美❗️
そう、耽美主義的な映画ですわ〜。
日本の統治下におかれた朝鮮半島を舞台にしているため、
日本人>>続きを読む
特別なことは実は日常のあちこちに潜んでいるんだよ。
つまりは詩のように、それは見つけるものなんだ。
そんなことを言われているような映画だった。
実に可愛い主人公カップル。
愛犬のマーヴィンかわいい>>続きを読む
しょっぱなからキてますねぇ。
いきなりタイトルまんまのスタート!
で、キレまくってます。
というか、メインの2つの家族、
全編通して誰かしらキレてます。
子供以外。
国、文化、宗教に関係なく、夫婦>>続きを読む
松岡茉優の演技が光り、魅力あふれる作品。
この映画、公開当時、想定以上のヒットだったのか、自分は2度観に行ったんですが、2度目はプログラムが『完売』になってました。
主人公の良香(ヨシカ)。
普>>続きを読む
主演のヒジュ役はシム・ウンギョン。
彼女は『サニー』とか『あやしい彼女』の明るいタッチのイメージが強かったけど、『新聞記者』や本作のようなシリアスなのも良い。
そして、敵役ギボムは、出ました韓国ノ>>続きを読む
なんともスパイシーな映画です。
文化的なものなのでしょうかね、
現在の日本の感覚からすると、
「デリカシーねーな」
っていう人ばかりに囲まれてる主人公夫婦。
タクシーの乗客のおばさん
同じアパート>>続きを読む
この解消されないやるせなさが何故かやみつきになる。
『中毒性に注意』な映画。
監督は、ナ・ホンジン。
これが長編デビュー作で、
この後、本作でのメインキャストコンビが出演し、
“牛骨ハンマー”とい>>続きを読む
好きでたまに見返す映画。
“ダメなのか微妙”なお父さん
こういう
“仕方がない”感じのお父さん、なんかすぐ近くにいそう。
そして、
しっかりしているようで、
だらしないお父さんを毛嫌いしつつ、>>続きを読む
この映画……
恐怖あり
暴力あり
愛あり
笑いあり
の四拍子!
超娯楽映画です!
“ホラー”映画ではない!
“ゾンビ”映画だ🧟♂️‼️
「ゾンビ映画の総本山」🧟♀️❣️
「今なお受け継がれ>>続きを読む
いきなり、“そういう世界”から始まっていて、凶暴な地球外生命体にかなり侵略されてる状態。
スーパーの中、音を立てられない緊張感の息苦しさが伝わってくる。
かと思いきや、なんか微妙な音なら大丈夫みた>>続きを読む
この映画、何度観ても……
うーん…救われんわぁ……‼️
特に前半は、大胆な省略で話がテンポよく進んでいきます。
省略の芸術らしく、個人的には好きです。
ただ人によっては、“はしょり過ぎ”、”説>>続きを読む
『岡田准一スゲー』映画!
この一言につきます。
岡田准一のアクションスキルの高さが、この映画の底上げにかなり検討している、というのが個人的印象。
クライマックスの対多勢銃撃アクションは岡田准一の流>>続きを読む
スコアつけるの考えちゃうやつです。
韓国ノワールの中では、ゴアというか残酷描写がトップクラスだと思います。
なので、10年くらい前に観て、そのいろんな意味でのエグさに体力と気力を消耗し、意気消沈。>>続きを読む
冒頭の出所を迎えるところから、よくこんな始まり方考えるなぁ、と……
ホント、パク・チャヌクはシュールというかシニカルというか、それで花があって毒もある、独特の映画を創ります。
復讐三部作と言われ>>続きを読む
小細工なしのストレートな犯罪スリラー。
であり、
年齢性別を超えた人間どうしのドラマ。
こういうの好きです。
起こった事件は酷い。
だけど、
残された者は、心に傷を負いながら、それでも生きていくん>>続きを読む
『時をかける青年』とでもいいましょうか、タイムリープものですね。
今をときめく、マーゴット・ロビーがちょっとした役で出ていますね。
そんなところも含めて、僕は役者さんたちが気になる映画でした。>>続きを読む
テリー・ギリアムらしい世界観で創り上げられたSF映画。
久しぶりに観て思ったのは、ガジェットとかプロップ、衣装が、スチームパンクにサイバーパンクを混ぜたというか、アナログにデジタルをマッシュアップし>>続きを読む
主人公が爺さんと勘違いされるような風貌のおっさんで、そのおっさんがバイオマシン化してヒーローになる。
とか、
ヴィラン側は、主人公同様バイオマシン化した、見た目はイケメン高校生だけど、心を病んだ感>>続きを読む
このジャンルでも、韓国映画は良作を出してきたな、というのが率直な感想です。
この手の生身系サイキックバトルといえば、『童夢』などの大友克洋作品をはじめ、漫画やアニメでは日本の十八番のはずなんだけど、>>続きを読む