Fuminaさんの映画レビュー・感想・評価

Fumina

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まだ君を知らない(2022年製作の映画)

4.0

たまたま観た映画だったけど、出逢えて本当に良かったと思えた作品だった。

どんな人にも欠点とか考えが異なる部分があるけれど、全部ひっくるめて愛おしい存在だし、大切にしたいと改めて思えた。

同世代がつ
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.0

昔の映画のざらつきが映画と合ってる。とにかく空気感が好き。
タイトルはそんなに関係ないので先入観なしでみてほしい。
美大生、先生の恋模様。
確かにちょっとわがままで不思議で歳上の女性って魅力的なんだろ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公に共感できる人もいればいない人もいると思うが妄想癖がある自分はドンピシャでした笑

そして、登場人物のニ。
最初はん〜と思っていたが最後には愛おしくなるのは皆さんも同じだと思います笑

変わって
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.6

どんな人も、表面は笑顔でも心の中では日々色んな感情が騒いでいるんだろうなあ。
一見タイトルもコンセプトもポップで軽快なのに、意外と自分のコンプレックスと戦っているところとか、心の根底にある闇な部分がチ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます




少年の新しい日常についていけない感じとか
新しいお母さんを母と認めたくないけど認めたい気持ちもあったり心の葛藤がどう移り変わるかが面白かった。最初のリアルな歴史的描写からどんどんファンタジーの世
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.8

やっぱりウェスアンダーソンのヴィジュアルづくりは天才的だと思った。
この方の同じ空間の中でスライドしながら場面を描写していくのが好きすぎる。
切り替えないでノンストップでカメラを動かすことで絵本を見て
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

新宿東口映画祭2023にて鑑賞。
ポスターのヴィジュアルと違いすぎて驚いた。まさかこんな内容だとは…



とても昔の作品だけど、ジェンダーに関心のある現代にも合っている気がする。
好きな人の恋愛対象
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.1

部室に入った時の先輩のたどたどしい説明とか、「どっちがいい?…ですか?」みたいに先輩にフランクさと敬語を混ぜて話しちゃうとことか、複数人で集まった後の帰りの会話とかリアル満載でした。

あと細田佳央太
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おと・な・り(2009年製作の映画)

4.8

音が心地よい映画。
この映画を見終わった後は日常の生活音がなんだか愛しく思えます笑
鼻歌を歌う、鍵を出す、洗濯を干す、コーヒーを入れる…そんな何気ないことが映画を通すとなんでこんなにも素敵に見えるんで
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悦楽(1965年製作の映画)

3.5

友人に誘われて鑑賞。

まず思ったのは昔の映画のオープニングのフォントが素敵だなということ。
文字のつぶれとかカーニング、境界線のにじみが最高。

主人公の性格は1人の女性に執着しすぎて自分を失ってい
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.4

「どこで生まれたって最高って日もあれば泣きたくなる日もあるよ でもその日何があったか話せる人がいるだけでとりあえずは充分じゃない?」

この台詞が1番心に残った。
どんな環境の人も悩む日もそりゃありま
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.6

王道なストーリーで観た後は幸せになれる映画。惹かれてる表情をつくるのが2人とも上手くて引き込まれる。

メインではないと思うが、途中の季節が移り変わるシーンが1番好きだった。ここで変わったとは分からな
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.7

お茶の間で観たくなるような映画。
姑さんとお嫁さんの関係が素敵。

日本のニュースは不安を煽ることも
多いけれど、自分たちのやり方を見つけて楽しく生きたいなって思えた。
日本の老後問題をコミカルに描い
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水の中のナイフ(1962年製作の映画)

3.5

とっても小さなボートの上だけで物語が進む。全然話に山が来なくて一方線な映画だなと思いながら観ていたら最後の20分だけ急速に話が進み出して驚いた。

人間の生々しい感じが出てるのが良かった。
正直感情が
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

4.3

まず終わり際の余白の残し方がすき。
エンドロールのつづきの伏線が最後に
回収していく感じも素敵。

欲しいものはすぐ手に入る環境や、
何不自由ないほどのお金があっても
こんな風にはなれない。
サマイは
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.6

今まで観た映画で1番忘れられない映画になるかもしれない。

最初から胸糞悪い、共感できない、観たくないって思っていたし、最後まで登場人物を誰も好きになれないまま終わった。

Filmarksで途中で観
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アメリ(2001年製作の映画)

4.5

アメリみたいな冒険心を忘れかけてたから、この映画に出逢えてよかった。

シュールだけどドラマチック。
先が読めないからワクワクするし、
子供心を取り戻せる映画。

ポスターを繋げてできた映画みたいだと
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.7

音楽、美術、構成、脚本…
全部素敵です。

退屈しない映画。
余韻を残す終わり方だし、
どこを切り取っても絵画みたいに綺麗。

遠くに座ってる女の子が立ち上がる瞬間さえも計算されてて感動した。

姉妹
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

まず映像美に魅了される。
色彩や小道具がとにかく魅力的。

ストーリーも凝っていて、色んな面から楽しめる。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

テアトル新宿にて。

ケイコの日常と心情、周りの空気感がジワジワと伝わってくる。ケイコを応援する優しい人達が沢山いて、ボクシングを愛する人達も沢山いて、いいなと思った。


音楽をあんまり使わないで、
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

目線の動きとか、手の動きにフォーカスしてるシーンが好き。

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