wiiさんの映画レビュー・感想・評価

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辰巳(2023年製作の映画)

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リュウジがスティーブン・ユアンにめちゃくちゃ似てた。仁義なき戦いを見たくなる良いオープニングが印象的。トークショー、みなさん可愛かった。

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

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今年はドキュメンタリーをたくさん観たいかもしれない。ちょうどゼレンスキー大統領の支持率が開戦直後と比較して大幅に下落しているというニュースをみた。どうなるんだろう。
自分にできることはほとんどないが、
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

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・ベニーの成長や改善が見られないまま終わってしまい、劇中の大人たちと同じ困惑のきもち。ミヒャが与えてくれたアンガーマネジメントのヒントすら通じていなかったのが悲しい。
・エンドロールの曲にもあるように
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ファニーゲーム』の再来か。
舌を意味する英語tongueには「言葉」という意味もあって、"Speak No Evil"という英題にゾッとする。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

5.0

魂が散り散りになってどっかいった
喜怒哀楽に当てはまらない未知の感性か、はたまた緻密に計算された逃げ場のない黄金比か

青春がいっぱい(1966年製作の映画)

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メアリーとレイチェルだけではなく、シスター同士もその友情を描くときの会話シーンでは常にふたりが横並びになる。

一方、メアリーが修道院長を寮の窓から見下ろすシーン。かのカトリック小説で有名な遠藤周作大
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

5.0

最後の最後のあのシーンに涙する。それまでの日常の悲喜こもごもはとにかく長いけれど、どれも不要なものではなかったのだと気付かされる。
移ろいが激しい真夏の空模様のような映画だった。からっとした青春とコメ
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リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

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・ウィッシュボーンのおまじないのことを知った。
・"フランスの団地"を最近の映画でよく見かける。大抵は暴動の渦中だけど、この作品でもそういうのを感じたな…フランスというるつぼの最小単位が団地なのかもし
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ガールフレンド(1978年製作の映画)

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真っ先に思い浮かんだ「ゴーストワールド」。その数十年前に本作が誕生していたとは驚き。なんとなく70年代の女性監督というとヨーロッパを想像してしまう。アケルマンとか、メーサーロシュ・マールタとか。彼女ら>>続きを読む

チーズとうじ虫(2005年製作の映画)

5.0

同日に『VORTEX ヴォルテックス』を観て、この作品とのおおきな共通点である死について、ぐるぐる考えている。

『ヴォルテックス』はフィクションで、死にいたるまでの苦味をひたすら凝縮したよう。でも死
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彼方のうた(2023年製作の映画)

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情報を与えられた状態でモヤモヤするのと、考察がふくらむ情報もないまま終わってモヤモヤするのはまるで別物で、本作は後者の方だなあ。

4:3の画角が好きだなあと改めて自覚した。ときには物陰から第三者とし
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

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フィクションでは観られない本当の安堵と絶望の顔が印象的。見やすくてぐんぐん引き込まれた。つい現実の出来事だとわすれるくらいスリリングな瞬間もあったりして、エンタメ性を感じてしまったことにばつの悪い気持>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

5.0

マチズモからの脱却映画、という触れ込みだけ知っていたけど、それ以上に血の轍とその呪いの物語だった。父親が注ぎ続ける呪いから救われなかった孤独な弟たちと、兄弟以外の拠り所を見つけて救われた兄。苦しかった>>続きを読む

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

5.0

苛烈さと美しさに溢れる神の土地で風葬されるのは、ルーカス的にはもっとも救われた形なのかもしれない。その神さまの試練に耐えきれず背信したし、その結果殺されてしまったわけだけども。
ただただ、ものすごい映
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

起承転結の流れは分かりやすいものの、裏で絡み合う色々な要素とオスカーの最後の行動を考えれば考えるほど、うーん傑作…と唸ってしまう。

・オスカーの最後のルービックキューブから逆算して考えてみる。あれは
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雨降って、ジ・エンド。(2020年製作の映画)

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性嗜好障害と戦うこと、それを持つひとを拒絶すること、そのひとを受け入れようとすること、その3つはわかる。
わかるが、小児性愛において子供を恋愛目的で引き合わせることは許される行為じゃあない。どんなにコ
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すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

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・フルシチョフカ、東雲キャナルコート、そして昨年公開の「イノセンツ」など、団地へのフェティシズムを刺激されてしまう作品がまた増えた。。それくらい、良い映像でした。長回しや定点からのショットが好きだった>>続きを読む

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

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ストーリーめちゃくちゃだし何なら退屈だったけど、老後の4人が頑張ってくれたあとのエンディングがオリジナル版で「ウワ〜全部どうでもいいわゴーストバスターズサイコ〜〜〜」ってなった。仕事終わりにちょうど良>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

・公開前の騒動を思い返しても、ノーランを信じていてよかった。。
・ただキリアン・マーフィーとRDJが男優賞受賞するほどかな…とは思う。「バーベンハイマー」を肯定?したエミリー・ブラントにも疑問が残る。
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

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少年を無罪にすることが目的なのではなく、あくまでも有罪のために並べられた証拠を再検証することに重点を置いていたのが良い。
最後まで折れなかった陪審員3番のことを想像してみる。彼はたしかに勢いでしか反論
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

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バティモン5の予習のつもりだったが、ものすごい緊迫感に見入ってしまった。

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