wiiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

5.0

吐息と物音しか聞こえない調理や食事のシーンが官能的だった。変態的な食へのこだわりが食材を扱うその手つきを繊細にさせる
めっちゃ良かった…

東京物語(1953年製作の映画)

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23年大晦日、帰省して小津が好きとはじめて教えてくれた父親と、ふたりで肩を並べて観た。良いなあ。

宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

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めちゃくちゃ笑った
字幕、これくらい崩れててもちゃんと読めるしおもしろい!

ストロベリー・マンション(2021年製作の映画)

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クローネンバーグと「ゼイリブ」をAIに学習させて出力されたという感じ。

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

個性的なキャラ設定が完全な悪人ではなく、どこかに同情や人間味を感じられて、DC作品のヴィランのよう。
このような評し方は良くないとおもうけど、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが歴代ジョーカーに引けを取
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Saltburn(2023年製作の映画)

5.0

『聖なる鹿殺し』の暗澹たる底知れなさ、本作でもその穴に落ちたら最後、終始目を逸らせずずっと鼓動がバクバクしていた… 今も彼の闇の中にずっと落ち続けている感覚、、

バリーコーガンは存在が闇 演じるキャ
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ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

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ミシェル・ウィリアムズが居ないとケリー・ライカートを観た感覚を得られないのかもしれない。ファースト・カウと同日にはしごしたけど、こちらが後でよかった。
ホン・チャウの飄々とした明るさに頭をよぎった、「
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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ケリー・ライカート監督作品、いつも作中で動物が大事にされているのが地味に良い

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

調律の中でもがき破裂してしまった『ジャンヌ・ディエルマン』に今年は衝撃を受けたけど、まさか本作がその真逆、ひとり身の人生讃歌だったとは。。

タカシのキャラ造形の粗さや恣意的なクールジャパン感にややげ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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プロレタリアや移民の題材のみならず、戦争もその手札に加わり、登場人物の暗がりがいつもより広がったように思える。
その暗がりを正義で照らしてみせるのではなく、死生観そのものにユーモアと愛で彩りを添えてく
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終わらない週末(2023年製作の映画)

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シャマランの設定とジョーダンピールの画を足してHBOのブラックユーモアっぽくした感じ 良い具合の雑味

最悪な子どもたち(2022年製作の映画)

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めっちゃ良さそうだな…って予感だけで終わってしまった。

市子(2023年製作の映画)

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洒落臭い問題提起がなくて良かった。杉咲花はもちろん、若葉竜也の本気に圧倒された かなりしびれた

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

フェイクドキュメンタリー(と、呼ぶのかは分からない…)の部分が95%くらいを占め、その内さらに特定シーンの読み合わせをひたすら繰り返すだけの、驚愕の構成。
リハーサルシーンのために用意されたフェイクド
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

鋭角すぎる視覚表現に刺されるかと思いきや、これまでと似た手法をまろやかかつビターに使ってきて、オープニングとエンディングには思わずため息。

二分割された画面構成の中を交差して行き来する会話劇は正直寝
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浮き雲(1996年製作の映画)

5.0

本当に良い。。カウリスマキ作品に出会えて良かった。

希望のかなた(2017年製作の映画)

5.0

冬の快いそよ風に吹かれたときの、爽やかでしんしんと冷たい気持ち。この作品大好きかも。