wiiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ナポレオン(2023年製作の映画)

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ワクワクする戦局の様子も、悪魔と評された人物像も、どちらも迫るものが無く退屈だった。

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

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今年公開の「メドゥーサ デラックス」に、この映画からの多大な影響を感じる。しかし本作、さすがにギャスパー・ノエの唯一性に感嘆せざるを得ない。オープニングの数分間や中盤のスタッフクレジットと同じくらい鋭>>続きを読む

アレックス(2002年製作の映画)

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「時はすべてを破壊する」以上のなにかがあっただろうに、トリアー大先生ほどの美徳や哲学といった落とし所がなく、「冷たい熱帯魚」と邂逅し(ただの自己満足か?)としか思えなかったあの感覚に似ている。

女優は泣かない(2023年製作の映画)

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何もかもがいい意味でちょうど良い。どこにも衒いがない作品なんだけど、伊藤万理華の演技はやはり頭ひとつ抜けているし、「蓮佛美沙子ってこんないい演技するんだ!」とも感じられる、可能性に満ち満ちた良作〜

かもめ食堂(2005年製作の映画)

5.0

なぜかわからないけどふと観てみたら全ての人生を肯定されハグされた気持ち 五臓六腑に染み渡る暖かさがとめどない

めがね(2007年製作の映画)

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沖田修一監督と並べたい 荻上ユーモアと長回しが好き

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

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松岡茉優、佐藤浩市、ありがとう。。
ハグは存在の確認。最後のチャプターで泣いていたら、爽やかな幕引きとエンドロールに引き締められた。

そしてやっぱり、石井監督の必要悪の描き方はしっくりこないな。この
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(2023年製作の映画)

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ここ最近見た邦画の中でもっとも大観で、海外作品にも全く劣らない。加瀬亮が引くほど狂っていて、ヒースレジャーを彷彿とさせた。

この辺りの歴史の流れや人物相関に加えて、戦国時代には男色が珍しくなかったこ
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ナイン・マンス(1976年製作の映画)

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メーサーロシュ・マールタ監督の眼差しは50年前からずっと現代のさらに先を見ていたことがわかった。本特集上映に彼女が寄せたコメントに身をつまされ、思わず背筋が伸びる。

こわれゆく女(1974年製作の映画)

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飛び交う怒号に疲れてしまった 人びとが大声で怒鳴りあう空気が苦手で、ドキュメンタリータッチだからなおさら。

隣の影(2017年製作の映画)

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ヨルゴス・ランティモスファンの血が騒ぐ秀作

正欲(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

胸がいっぱい。
まず、特殊な指向を持つふたりが現実世界につながりを感じられるための手法が「偽装結婚」なのは、あまりにも残酷すぎる。それを実施できる救われないひとたちがどれだけいることか。そのうえ偽装セ
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福田村事件(2023年製作の映画)

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瑛太、東出昌大、田中麗奈、豊原功補

飴売りの少女を演じた方のルーツが気になる。いろいろ調べてみても特に役に通じるものがあるようではないけれど、実際当時の朝鮮にルーツのある役者を求めるのは欲深いでしょ
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

そもそもが地球滅亡レベルで笑った。
前半はややコミカルで、後半は韓国映画よろしく胸糞展開が続く。130分のわりにテンポよくサクサク見られて良かった。配信でながら見するのにちょうど良い作品でもありつつ、
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理想郷(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

面白かった。。
あの兄弟は最後の最後にハッタリに動揺して自白(たぶん)してしまい、最悪な人間性が露呈した。人語を理解するだけの獣のように描かれていただけに、あのみみっちさが彼らも人間だなあと思わせると
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

予備知識としてエクソシストやシックス・センス、あとはホラー映画によく見られる交霊術や悪魔の性質を知っておくと深くまで楽しめる。
全編をかけて仕組みをちょっとずつ理解していって、最後の最後に「ああ…」と
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どんなシーンでも声を聞きやすくしてくれたのだと思うけれど、アフレコにしろ何にしろ声が常に1番上の層に来ていてとっても不自然でした B級パニック映画の吹替版を観ていた気分 イジりたくなる ファミリー向け>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

デヴィッド・フィンチャーの配信新作を劇場で先行公開してくれてありがとう。暗いシーンが多かったので大きなスクリーンで観てよかった。
クライムものというより、ひとりの殺し屋の伝記ものとしての側面が強いので
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