AllTimeさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.5

思ってる以上に淡々と進むので、映画館で眠気がある状態で観たら危なかったかも…

ただ内容は知らなかった史実を描いていて、ドラマというより再現ドキュメンタリーの手触りだった。

ある男(2022年製作の映画)

3.9

たまたま、関東大震災時の朝鮮人虐殺関連の本を読んだ流れで観た。すごく通じるものがあった。

面会室の手形だったり、消したテレビに曖昧に映ってる顔だったり、見せ方上手すぎる…。

作品の真摯さに対して、
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ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

2.5

まじ申し訳ないけど、出てきた瞬間に「犯人お前だろ」ってなってしまった・・。

良くも悪くも90年台のアメリカ映画。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

どういう感情になれと…あの回転シーンといい、笑っていいんだかなんだか…。

変な香辛料がたくさん入った、得体の知れない料理みたいな映画だった。気味悪いのに憎めない。色々な暗喩がてんこ盛りのはずなんで、
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

3.8

まじで創作のような展開。
リアルタイムでこういうドキュメンタリーが作れるくらいの自由がまだあるのが救い。

スノーデン(2016年製作の映画)

3.6

ルービックキューブと手話がストーリーに活きてる。

ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.7

あの造形に一抹の同情心を芽生えさせるクローネンバーグ翁の演出力やばくないか?

アクト・オブ・キリング オリジナル全長版(2012年製作の映画)

3.9

ここまで人の生理的な感覚を変えられるのであれば、「演劇」って自己認識を変える効果的な手段なんだなと思った。

殺人や拷問を武勇伝にしか感じないような老人の感覚を180度変えられたのであれば、大抵の人に
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ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

3.5

歌野晶午の『密室殺人ゲーム』シリーズと似た3部作だな〜という印象(歌野さんの方が先でミーム的な犯罪の広がりへの先見性あった)。

ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.6

倒せねぇじゃねぇか。

前作よりルックがめちゃくちゃ改善されてて、映画として凄い楽しめた。

現実の自警団的マッチョイズムを危険視してるのは良いんだけど、「怒りは〜」とか言葉で説明しすぎてて説教臭さも
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.8

▼2回目
2023/8/12 U-NEXT

無駄なカットが一個もない。
終盤近くのスティーブカレルの、生きているのに白骨化したような表情が、徒労感に蝕まれた人の末路だった。

ラストカットのチャニン
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

「パズル的展開」を誠実に使った最上作(逆に底辺は「エイプリルフールズ」)。

子役の2人もだけど、野呂さんのキャスティングに是枝作品のピックアップ力の凄みを感じた。

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.4

まず、ネコ好きな方には全く勧められない。自分も動物好きだけど、犬寄りなのでギリ耐えられた。犬だったらスクリーンにコーラぶん投げてたかもしれない。

前作も含めて、年齢に関係なく、人が持っている幼児的な
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.9

リアルタイムでの現実を映画に落とし込んでくれたことに感謝。もっと早く劇場で観るべきだった…。
観ながら一回とめて、今の日本の難民申請の問題についてググッテしまった。すぐに調べなくちゃという切迫した気持
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.4

土台の設定や脚本のギミックが良いだけに、あとで使うために脈絡なく登場する小道具だったり、最後に生き残る展開が偶然の産物だったり、所々のアラが目立って見えてしまった。めっちゃ美味いし提供も早いけど、野菜>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

3.9

誠実に地獄に向き合い過ぎてて、2度と見たくない…

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

2.8

主人公の「家族なんて知らん!宇宙船はどこだ!」ていう自分勝手なテンションにムカつく気持ちが強くて、最後までカタルシスを感じれなかった。自分が社会化されてしまった証なのかもしれないけど。

「特別編」だ
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.3

少年の件、今後なんかで使うんだろうな感満載(たぶん)。

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.8

トランプ支援者ってこういうタイプなのか…現実にいる最底辺レベルの人ってこういう輩たちだよね…数少ない救いは、犬には直接的な被害が出なかった事。犬や子供には優しい差別主義者って、リアル。

警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件(2022年製作の映画)

3.7

事件が起きた当時は年少だったこともあるだろうけど、この年齢になるまで全く知らなかったのは、マスメディアで取り上げる事が殆どなかったからじゃないかという気がしている…。

本題ではないけど、警察の前任の
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.0

まだホークアイやソーのコスプレ感への苦手意識が拭えない。単体の時は各々の世界観でまだ表面化してなかったけど、普通の街とか一般市民と一緒に映ってるシーンがあると、馬鹿っぽく見えてしまう。これからシリーズ>>続きを読む

マッドマックス(1979年製作の映画)

2.8

事が起きるまで長過ぎる割に、復讐パート短過ぎない?

子悪党の頭の悪い感じが、本当に身近にいる抹殺すべき屑感があったのは良かった。

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.5

偶然、🚗で鉢合わせからの「お、おう」「や、やぁ」の3秒くらいのシーンがツボ過ぎた。トムの後ろで声出さずに顔芸してるサイモン・ペッグが最高。

やっとスパイ活動と関係ない、ヒロインとのイチャコラ話が消え
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.1

あのキスシーン必要だった…?またプロデューサー権限行使してるように思えてモヤモヤする…アクションシーンだけに絞ってくれれば雑念なくリスペクトできるのに残念。

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.0

高速道路の爆破シーンとか、当時のJJエイブラムスっぽいな〜と思った。「LOST」のシーンと重なる。

トムがプロデューサーなのって、アクションシーンが忖度なしで出来る利点はありつつ、キャスティング権に
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ハロウィン(1978年製作の映画)

3.6

フォントが可愛いくてお洒落。音楽の不安煽りまくりな感じも好き。

ブギーマンは攻撃力よりも防御力がエグい。

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.0

最後の砂浜のアクションシーン、ストーリーとしての整合性よりも、技を披露したい欲が優先してしまってるように見えて白けてしまった…トムの努力は別として。

変にラブロマンス寄りでベタベタしてるのも嫌い。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.5

ジャン・レノの致命的ミスの多さ。
エマニュアル・べアールの当時の美しさ。

思っていたよりもちゃんとスパイ話で、入り組み方にクラクラした(褒め)。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.6

虚しさしか残らないのよ…
自分は実戦経験がないのに、最後まで悪足掻きをするメンツ重視の老兵の罪。

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.0

「テフロン加工」を今後違う目線で見ざるを得なくなる。自分の身体にも「永遠の化学物質」が入ってしまっている。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

不謹慎な感想になるけど、映画としてめちゃくちゃスリリングで面白い…。

神様を大義名分にして、自分勝手な欲望を振りかざしてる人が、1番神様を馬鹿にしてるよね(自分は無神論者だけど)。

プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.5

90分に120分くらいの中身詰め詰めにしてるの凄い。隠れ良作。