サラミ山カルパスさんの映画レビュー・感想・評価

サラミ山カルパス

サラミ山カルパス

黄龍の村(2021年製作の映画)

4.0

『ミッドサマー』以降「村ホラー」の映像化って本当に増えたよなあとか思いながら微エロシーンを何回か巻き戻しつつ観てたら、ある時点から全く想像していなかったジャンルに急ハンドルを切ったもんだからそれはそれ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

ANOTHER MASTERPIECE

フェイド=ラウサァァァァァァ!!!!!!ウォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!

いやもうフェイド=ラウサのためのPART2だろコレ。フェイドを拝
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

NHKでパワプロのドキュメンタリー番組を観る
→パワプロを極めてた&いつだかのWBC決勝を小学校だか中学校だかに先生が放課後の教室で見せてくれた思い出が蘇る
→今年パワプロ30周年であることを知ってテ
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ胸糞なんだけど、平穏に不穏が忍び寄り一気に壊れる描写が堪らねえ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

公衆トイレ清掃員という私含め大多数の人間が恐らく普段意識することのない存在を通して、同じく普段意識することのない日常の小さな喜びや幸せに気づく。不粋と知りながらもあえてカテゴライズするならば『パターソ>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

実話ベース。

The news is the first rough draft of history.

この言葉にメディアおよびジャーナリストが果たすべき役割と使命と矜持が詰まってる。どんな真実
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.5

実話ベース。

情報量多すぎて草。

非人道的な行為が「国を守るため」「国民を守るため」という大義名分のもと愛国心によって正当化される国であり、その事実が良心のある人間によって暴かれる国でもある。そし
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

役所広司が凄えわ仲野太賀も凄えわ北村有起哉も凄えわ。邦画でしか得られない養分を摂取できた。周囲の人の理解と助けがなければ社会復帰することができない現実。三上にはそれらがあったはずだけど、それにもかかわ>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.0

AI版チャッキーやんな。クライマックスはジャンル変わってワロタ。続編に期待。

合唱(2015年製作の映画)

4.5

約5年ぶりに鑑賞。やっぱショートフィルムとして素晴らしい出来だな。大人への静かなる反抗に子どもたちの逞しさが凝縮されている。スカッとジャパンならぬスカッとハンガリー🇭🇺傑作。

天空の孤高(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マジで絶対やりたくねえわこの仕事。超高所にあるクレーンを操作するイカれた仕事がやりてえなんてどんだけ報酬がいいんだと思ったら主人公の志望動機に「そういうことか」と裏切られた。自分を唯一曝け出せる場所が>>続きを読む

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.5

校長「家が沈むまでに30分かかりました」

『EXIT』系か〜!『EXIT』とほぼ同じ感想だな〜!設定の発想はピカイチです!

ありがとう(2022年製作の映画)

2.5

今度は永山瑛太監督。よくわかんねえけどさ、生きる理由なんて「死ねなかった」だけで十分じゃねえか。

in-side-out(2020年製作の映画)

3.0

森山未來監督に永山瑛太主演とか私得すぎて草と思ったら森山監督予想を遥かに超えた鬼才で草。森山未來ガチ勢じゃなければ秒で視聴やめてますよコレ。「理解できない面白さ」が森山未來の代名詞であるコンテンポラリ>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.5

新年あけましておめでとうございます。呪いの連鎖という不吉なホラーで映画初めでございます。初っ端のインパクトが最高でございます。途中からミステリー要素が出てきたのも面白かったでございます。笑顔×ホラーと>>続きを読む

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

4.0

こういう設定好きすぎる。メイズ=壁、ランナー=調査兵団みたいにめっちゃ進撃を感じるから好きなのも当然だ。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.5

傑作。既に続編(”Talk 2 me”センスの塊で草)の製作が決まってるらしいが、そりゃ決まるよねってくらい面白い。何が面白いってまずインパクト大のオープニングにアーニャワクワク。そんでもって降霊術の>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

相変わらずの設定バカで好き。ホールデン・フォード。ルパート・グリント気づかなかった。

(2023年製作の映画)

3.5

バイオレンス×ユーモアの北野節は健在。次々と首が飛びまくり呆気なく死んでいく「首を取るか取られるかの戦国時代」と過去作にも通じる北野武の死生観とが良くも悪くもマッチしている。アドリブ(と思しきやりとり>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

いつ出ても嫌なゴジラが一番出てほしくない「戦後」に出現するという−1.0どころか−100.0の時代設定が絶望感に満ちてて秀逸。「戦争」と「ゴジラ」という外からやってくる脅威と相対すると聞くと2つは共通>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.5

いや長すぎィィィィィィ!!!!!!これTikTok漬けの中高生が観たらディカプリオ出る前に離脱するだろ。いやTikTokインストールしたことのない社会人でもキツいわ。とはいえつまらなかったとか無駄な描>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

IMAXレーザー。

IMAXで映画を観る度に流れてた予告編(で流れてたNew Worlds)が良すぎて期待値爆上がりしてたんだがやっぱ予告編(で流れてたNew Worlds)良すぎたわ。かといって悪
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

前作に引き続き、今作も世直し世直し!相変わらず人情深いマッコールだが、悪と分かれば相手がたとえ元仲間であってもメッタ刺しのぶっ放し!安易に銃を使わないから殺し方が基本じめっとしてるんだよね。どちらかに>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.5

ちょうど今最新作が公開中の2作品を比較するならば『ジョン・ウィック』が「陽」のアクション映画で『イコライザー』は「陰」のアクション映画という感じ。暗いわ渋いわ暗いわで、突き抜けるほどの面白さではなかっ>>続きを読む

あのこと(2021年製作の映画)

4.0

こりゃたまげた。あそこまで観客に追体験させるとは。クリエイターの覚悟が伝わってくる。「中絶」という選択肢が法律で禁止されている時代にも国にも生きていないが、かつてそして今もなお命懸けで自分の権利を守ろ>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

IMAXレーザー。

初っ端から震度3で草。実際に殺ってもうた版『ゴールデンスランバー』くらい「友情」と「信頼」を前面に押し出してて好き。ジョン・ウィックとケインのなんとも言えないプロフェッショナルな
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.9

IMAXレーザー。

実話ベース。

はぁ…アツすぎて面白すぎて楽しすぎてため息しか出ない…激アツポイントを挙げればキリがないほどアツかった…陸のトップガンは言い得て妙…これが実話ってヤバすぎる…実話
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

実話ベース。

FOXニュースの元キャスター、現キャスター、そしてキャスターの卵という立場とキャリアの違う3人の女性が、当時FOXニュース内で蔓延していた元CEOのロジャー・エイルズによるセクハラに苦
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

実話ベース。

いやはやそれはそれは骨太報道ドラマであった。ワインスタインの示談に応じた女性たちが奪われた「声」を取り戻そうと奔走する2人の女性ジャーナリストの物語。「娘」という存在が象徴的で、映画の
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

韓国系アメリカ人のピーター・ソーン監督の(両親の)実体験を基にした物語。ウェイドがええキャラすぎて(ちな声優もめっちゃええ)エンバーお前ウェイドに甘すぎやろとやや思ったものの、種としてだけでなく個とし>>続きを読む

カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.0

なんやこれ。『ダグの特別な一日」と同じく本編を観た直後に観ないとアカンやつや。犬のケツの感じはええで。

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.5

前作よりもさらに偏差値低くなっててワロタ。海洋パニック映画の枠に収まらず、もはやモンスターアクション映画。清々しいほどバカバカしい。嫌いになれるはずがない。

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