nさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

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トラウマを乗り越えようと苦悶する彼らの生活とか、暴力を振るっていた彼らの親のトラウマ、街の薄っぺらい広告看板まで、隅々まで記録されていて内容以前にすごいなと思ってばかりだった…
消費者を意識したキャッ
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複製された男(2013年製作の映画)

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理由のつかないまま数日おいてジワジワ思い出すのもよかったなと後悔するぐらい納得のいく考察を読んでしまった
途中から完全に思考停止してエェ…?みたいな感じになったけど今思い返せばアレゴリー的な表現ばかり
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ベテラン(2015年製作の映画)

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操作を阻もうとする上官やちょっと抜けてる警官たちなどなどよくある設定だけど、カーチェイスや素手バトル、とにかく詰め込むのがうますぎる
「家を賭けてもいい」と言ったあとの「賃貸だろ」という韓国独特のユー
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親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)

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ソ連解体後まで沈黙し続けたと考えると、最後のシーンはなんとも言えず苦しい気持ちで終わる
同じ国の人に銃を向ける絶望と、どこかで革命を信じる希望 この複雑さは当事者じゃないと伝えられないのかもしれないな
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フェルナンド・ボテロ 豊満な人生(2018年製作の映画)

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ボテロのことは全く知らなかったな…こんなポピュラーで心優しいビッグな人のドキュメンタリーは初めてみたかも 
絵画は本当にどう感動してよいかわからないことが多いけど、シンプルにボテロが好きな人たちの熱量
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

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社会は変えられるのだとメディアを信じていた時代の崩壊と橋の崩壊

超社会派な内容だけど、ストーリー設定が馴染みやすくてこれはどんな人が見ても楽しめるんだろうなと思った けど終盤が面白くなさすぎた……
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わたしたち(2016年製作の映画)

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何度もめっちゃ泣いてしまった
はちどりのウニを思い出すような閉塞感と謎の爽やかさ、ダイナミックに変動する韓国の現代社会の中のちいさな物語 
でもその裏には、親世代の厳格な家父長制で育った男性の苦悩(特
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淵に立つ(2016年製作の映画)

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筒井真理子が凄まじい。もはや怖い
罪の意識と遺された人たちの感情の複雑すぎる絡み合いがとにかく底に落ちていく
監督の想像力にびっくりする

全然色が無いのに時々鮮やかな赤色がでてきて、太賀のリュックも
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アネット(2021年製作の映画)

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ロマンスSFコメディホラーサスペンスミュージカル?こんなわけがわからないのは、映画というものを自然と予測して観れることに安心してたからなのかもしれない……
ホーリーモーターズも同様、映画とか、それを劇
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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タイトル出た時お〜かっこいいとか思ってたらもうどんどん落ちていく感じだし、最後は混迷を極めて終わった
わかったことはなにもなくて、怖いとか美しいとかじゃなく、まだ言葉になっていない感情がわく

疑問に
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アバンチュールはパリで(2007年製作の映画)

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謎のズームアップやよくわからない会話で、他に無い微妙な気持ちになる映画。というかホンサンスの感じ。
彼の映画作りが本当に本当に好きだな〜
パリの道端を転がるウンチを眺め、猪が銭湯の窓に突進し、最後の空
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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序盤の方は演技の問題なのかわからんが嫌味な言い方とかがあからさますぎてハイこれが男性優位社会です!ドン!みたいな感じで微妙だった 
まあ実際あんなかんじなのかしら…

どれも怒りに満ちていて、対立する
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

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70年代のスケーターたち、かっこいい
90年代とか結構最近のスケボー映画しか観たことないからなのか、土地によって違うのか時代の流れなのかサーフの影響があるのは面白かったし、ボードを回転させたりする技が
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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すんごい。めっちゃ興奮した。
クノコ倉庫やばすぎる
どんくらいのスケール感で作られてるのかめっちゃ気になったけど最後メイキングもちらっとみれて大感動。
エンドロールみてさらに堀さんすごぉ…となった

バーニング・ダウン 爆発都市(2020年製作の映画)

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どしょっぱなからいきなりバーニングダウン
病院の逃走シーンはハラハラしつつもなんで捕まえれんねーん!とツッコみたくなったり
ジャンプすごすぎて足折れてんじゃないかと心配になる

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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途中から涙がぬぐえるレベルじゃなくなってマスクに全て吸収された マスクがつめたい

both sides nowが大好きなのでサントラだけでもめっちゃ満足だけど全部めちゃくちゃよかった
劇場に居ないと
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アメリカから来た少女/アメリカン・ガール(2021年製作の映画)

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めっちゃ泣いた……何箇所もつらくて泣いてしまう………社会の規律、原因の分からない病、だれにぶつけたら良いのかわからない怒りがそこらじゅうにある
学校の先生怖すぎたけどほんとにあんなんだったんかな…

スパイの妻(2020年製作の映画)

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憲兵に捕まるかハラハラみたいな高揚感もあるけど、ほとんど彼らふたりだけで話が勢いよくすすんでいく

脚本がすごすぎる……蒼井優のギリギリ狂ってる狂ってないラインの演技がめっちゃ良い

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

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エリカの世代は抵抗が無いというが、それはごく一部なのかもしれないし、当事者じゃないから言えることなのかもしれない
映画の中には、本人たちにしかわからないつらさがたくさんでてくる

後半マティアスがマキ
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

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コッポラ映画の感じあんまり好きじゃないかもと思ってたけど、結構不気味さもあり気になってあっという間だった
電話越しにトッドラングレンを聴かせるシーンよかった〜

サンドラの週末(2014年製作の映画)

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もっと怒りのパワーがほしいと思ってしまった。ただ飲み込んで泣くつらさがこちらにも伝わってしまう
彼女の最終的な選択は、今後ずっと彼女の精神を支えてくれるものなんだろうな

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

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なんだかわたしにはただ絶望としか思えなかった…シーンのかっこよさとか、あんまり入ってこなかった ゴダールがもうわからないよ〜 
ただジャンヌダルクを観るナナの涙がものすごく切なくって素直なきもちになっ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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どうしようもなく生きる人々。どんなにつらくても生きることを誰かに代わってもらうことはできない、仕事だから。劇中の全ての言葉がなにかに繋がっている気がして、はたまた自分のことに繋がっているのか、とどきり>>続きを読む

ローサは密告された(2016年製作の映画)

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なんと苦しいラストシーン。ハンディカムのような荒々しい撮影で、警察出動のシーンはドキュメンタリーのようだった
セブでは貧富の差が街でくっきりと別れていると聞いたけど、マニラももっとあるんだろう。ただ食
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偶然と想像(2021年製作の映画)

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めっちゃホンサンスみを感じつつわかる〜私も好きだよ〜となりクローズアップで微笑んでしまった 劇場でたらすぐ忘れちゃいそうな会話が大好きだ……
クラシック音楽が東京の雑踏に消えていくのよかったな シュー
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汚れた血(1986年製作の映画)

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こりゃ今まででいちばん最高のシーンかもしれん…modern loveで爆走したあとに、疾走する愛を信じる?なんてカラックスの映画の中じゃないと言えないよ……
なめるように映る電話線、部分的なクローズア
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

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反抗の理由、ありすぎでは?それをうまく言語化できないからウワーッとなってしまう感じのことなのか
グリフィス天文台で授業やるということはつまり富裕層区域であろう、親のプライドに耐えられなくなった子供たち
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夢の涯てまでも ディレクターズカット 4K レストア版(1994年製作の映画)

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世界中の映像を集める旅。SFのようで、ちっともフィクションには思えなかった
夢や自分の顔、盲目や宇宙など見えないものを見たいという映像作家の究極シンプルな欲求

Until the end of th
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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どの音もどの表情も、すべてのシーンがどう着地するのか全くわからないから、あんなに長くても退屈しない

ただ委ねて見ているだけじゃなにも掴めない 想像力と共感することを強いられているような気になる
常に
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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ウェスのモノクロは初めて見たかもしれん。画面の端っこの人物がカメラ目線になるパターンが笑える
これほど字幕がじゃましてると思ったことないなあ、、英語で見れたらなあ
アレックスローサーだぁぁと思ったら一
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

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説明は特にないまま話はすすみ、みんななにかしらの暴力に晒されている 難を逃れて幸せを手に入れられるといったらそうでもなく、またどこかへ逃げる人々がどれだけいるのか、そもそも部屋があることすら素晴らしい>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

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形にならない夢を、追いかけまわすでもなく受け止めている彼女の寛容さ 終盤の笑顔はなんか落ち着きと柔らかみがあった

アダムこれにもでてたのか…ほんとに笑った顔好きすぎるな…

ピロスマニのアラベスク(1985年製作の映画)

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media city film festivalにて
この画家を知らないからなんのこっちゃわからない出だしだったけど、実写が切り替わるとあまりにもリアルに思えてどきっとする
なんだか一瞬寺山修司のよう
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スケート・キッチン(2018年製作の映画)

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めっちゃ気持ちよかったーー
みんな実際にスケボーやってる人たちがキャストなの?かっこよかった〜
最後タイトルでるとこも分かりやすいのに超気持ちよかった

ソニはご機嫌ななめ(2013年製作の映画)

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もうお酒を飲ますなやと言いたくなるぐらいの可哀想なお酒の席ばかりでほんと笑っちゃう チキンの配達員が一番可哀想だった
トコトン!トコトン!