しばにゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

しばにゃん

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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

3.1

「君だけが頼りだ」みたいなこと言われたら、なんか自分が英雄になったようで気が大きくなっちゃうよね。
程よく胸糞悪い映画です。

明日、君がいない(2006年製作の映画)

2.1

うーん、合わなかった…というかよくわからんかった。てかそのオチは卑怯だろって思ったのは俺だけでしょうか…?
登場人物に今ひとつ共感出来ないのは、俺が能天気な高校生活を送っていたからだろうか?
みんなの
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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

3.0

マイケル・ベイ監督による、実話ベースの脳筋クライムコメディ。
この監督は愛国心とマッチョイズムに満ちた映画を撮る人だけど、この作品ではアメリカン・ドリームもマッチョも悪意を持って描かれていてちょっと新
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.8

法廷モノにハズレは無い。無いんだけど…。
これほど辛い後味の映画は久々でした。これが実話からインスパイアされて作られた映画であって、実話でなかった事に大いに安心。
法の定める正義は時として人の幸福をぶ
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HERO(2007年製作の映画)

3.9

改めて見返すとなかなか爽快感のある映画。
久利生公平の行動理念が巨悪打倒でなく、傷害致死で婚約者を失った女性の為である事。「疑わしきは罰せず」を徹底している事。綺麗事に聞こえても、その青い正義感が眩し
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.4

とてつもないエネルギーに満ちたハイテンションなアクション映画。
ストーリーは。悪の権力から逃げる、立ち向かう、その道中はトラックに乗って荒野を爆走するというシンプル具合。
謎のこだわりに満ちたギミック
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怒り(2016年製作の映画)

3.7

作中に出てくる手配書の写真がまんま市橋容疑者だったのと、その写真が森山未來さん、綾野剛さん、松山ケンイチさんの誰にでも見えるものでびっくり。よくもまぁこんな中間的なモンタージュを作ったなと。

話の内
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フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017年製作の映画)

2.6

色々な出来事が起こるけど、連続性が無くてストーリーのブツ切り感がすごい。
官能がメインなのか純愛がメインなのか不明瞭で、前作にあったSM要素がほぼ何処かに行ってしまったのが残念。ウブなヒロインが新たな
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

4.1

エネルギッシュな怪作。
とてつもなく暗いストーリーなのにスピーディな展開とコメディタッチのおかげでそんな陰鬱な雰囲気にはならず。
それでもクライマックスのシーンはなかなかに凄惨。

そして突拍子のない
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.0

人間のドス黒い部分を描かせたらピカイチの湊かなえ先生のサスペンスを、まじめで手堅い印象の中村義洋監督が映画化。ストーリーは現代版「藪の中」。

本編はやっぱりまじめか!という感じ。
もっと登場人物を悪
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ラブ&ピース(2015年製作の映画)

3.9

この園子温という映画監督の頭の中は一体どうなっているんだろう…。久々に原作モノじゃない園監督の映画を見ましたが、このしっちゃかめっちゃかなとっちらかり具合、これがこの監督の映画だったなーって思い出しま>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

4.2

悪辣とういう言葉に尽きる映画。劇薬エンタテインメントというコピーに相応しく、最悪な後味にもかかわらず不思議な中毒性がある。
見てる方の理性も吹き飛び、後半は残虐な表現にも笑けてしまうのが恐ろしい。
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荒野の七人(1960年製作の映画)

4.2

『七人の侍』のウエスタンリメイク。上映時間もスッキリで見やすい。こちらもキャラクターが立っていていいです。
菊千代に相当するコメディリリーフのキャラクターがいないのが少し残念だけど、その分全員が本当に
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サイコ(1960年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

色々おどろいた映画。序盤にヒロインの逃走劇と心理描写が丁寧に描かれているのに、当の彼女は物語中盤にいきなり惨殺されて出番終了。
ラストシーンのモノローグもマジかよっていう感じ。こんな映画見た事ない。特
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マタンゴ(1963年製作の映画)

3.5

初代ゴジラの本多猪四郎監督。
ソダーバーグがこれを見てキノコを食えなくなったという逸話があるけど、これは食えなくなりますわ。
雨の中ニョキニョキと大きくなっていくキノコは本当に気持ち悪い。
終盤までホ
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.7

面白い。捨てキャラがいないし、不要なシーンもない。3時間半近い上映時間もダレさせる事なく一気に魅せる。
久蔵がカッコいい。コメディリリーフ菊千代のクライマックスでの働きぶりと、その後の展開が切ない。
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羅生門(1950年製作の映画)

3.4

京マチ子さんが凄い。羅生門というよりは藪の中かな?

ストロボ・エッジ(2015年製作の映画)

3.0

原作未読。地元の駅がロケ地。
主人公がじれったい。福士蒼汰君は神々しいイケメンだけど、この役は陰キャラと紙一重でモテる理由がわからなかった。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

1.7

原作に全く思い入れはないけど、うーん。巨人役に井口昇監督らしき人が。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

特撮はその道のオタクの人に撮ってもらうのが一番いいのかもしれない。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

ウェスタンに黒人奴隷問題を織り交ぜた作品。長尺を感じさせない。
クリストフ・ヴァルツが素敵。ディカプリオも怖い。サミュエル・L・ジャクソンが嫌な奴過ぎる。

アース・トゥ・エコー(2014年製作の映画)

2.7

POVのSF・ジュブナイル。
山崎貴監督の『ジュブナイル』っぽい。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ハリウッドはショービズをテーマにした作品が流行みたい。
オープニングが圧巻。
アメリカン・ドリームと、夢を叶える事に伴う犠牲。身につまされました。
ミュージカルミュージカルした作品ではないかも。

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.8

アカデミー作品賞にもノミネートされたオリジナルのアニメ版と、歌もストーリーもほとんど一緒。
いよいよ世界最強のエンタテイメントスタジオのディズニーですらも、続編・リメイクブームに乗っからないとやってい
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