日本の司法制度や慣習への憤りと、それに対して文句を言うことくらいしかできていない自分への嘲笑が浮かんでくる作品。ああ、やりきれない。
最後はみんなで笑い合える、色とりどりでごちゃごちゃした、魔法を使える人たちのお話。
十分な愛情の元に育った、それでも普通の幸せには届かなかった兄弟と、それでも全てを受け入れて笑った、強い父親の話。
この作品の加瀬亮が好きすぎて、一時期生きてるのが辛かった。もともとぶっ飛んでる人と、何かの拍子で今までの生き方の反動に翻弄された人。怖いのは、どっちなのかなあ。
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映画の中盤まできてやっと本で読んだことがあるストーリーだと気づいた。明るく楽しいように見せかけて実はちょっとだけ怖い、教育的なメッセージを携えたファンタジー。一番かわいそうなのは、誰だろう?
毒々しい世界観が魅力。でもアリスとマッドハッターはもっと幸せになってもいいと思うんだ。
ストーリーは悪くないし、主人公の考えが理解できないわけではない、けどなぜか途中で退屈感を感じてしまった。お父さんとお母さんが素敵。
とびきりロマンチックではないけれど、たまにくすりと笑えるような、人っていいなあと思えるエピソードの詰め合わせ。恋愛に現を抜かすことだけが、クリスマスではないのだ。
良くも悪くもアメリカン!なエンターテイメント。別々の世界のスーパーヒーローを集めたわりには、ストーリーにあまり破綻がなくて感心。でも一つ間違いないのは、これは飛行機の小さなモニタで見るような作品ではな>>続きを読む
飄々と海を渡り生きるジャック・スパロウを中心に展開されていく海賊の冒険物語。の、1番わくわくさせられるのはやっぱり一作目。字幕で見ても吹替で見ても、船長の魅力は変わりません。
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恋愛の特別幸せな瞬間を描いた前半と、事故後の人々の混乱を映し出す後半。タイタニック号の沈没シーンは確かにセンセーショナルで圧巻だけど、天邪鬼なわたしは評価されるべきはむしろ前半の完璧なまでの幸福ではな>>続きを読む
設定はおもしろいし、映像は綺麗。でももっとおもしろく終われたんじゃないかなという気もする。
ハリーポッターシリーズ第四弾。暗雲としか形容できないようなムードが作品全体を包み、遂に物語が大きく動き出す。
ハリーポッターシリーズ第三弾。シリウスとルーピン先生が大好きで、結果本でも映画でも一番お気に入りな作品。「一緒に暮らさないか?」
ハリーポッターシリーズ第二弾。コンプリートボックスを海外で買ったせいで英語音声&字幕で見ることになってなかなかきつかったけど、それでも最後まで見切るのが苦にならないくらいおもしろかったからさすがハリー>>続きを読む
有名すぎるハリーポッターのシリーズ第一弾。シリアスな場面よりもハリーたちの日常や、クディッチの試合の方が好きなわたしは賢者の石が一番好きかもしれない。あとやっぱり、ダンブルドア先生はこの人だよね。
いい意味で(笑)、クロアチアの隣りにある国で見るものじゃなかった。今すぐにでもドブロブニクに飛んで、キキがスカート越しに見た街並みを歩きに行きたい。
お母さんが大好きな映画。もうだいぶ内容は忘れてしまったけど、心温まるエピソードの詰まった映画だったことは覚えてる。もう一回ちゃんと見よう。
ラストが秀逸。自分の見ているこの世界も、実は誰かの夢がぐにゃぐにゃと形を変えてできてしまったものなのかも、なんて。
世界に紹介したい日本のアニメーション映画の一つ。映画そのもののテーマやストーリーの構成が素晴らしいのは言うまでもないことですが、何よりそれらを支えるキャラクター一人一人の魅力がすごく強い作品だと思いま>>続きを読む
切ないながらも優しいストーリーに目が離せなくなる人も多いはず。親になってからもう一度見たいなと思える作品です。
中学生のときに母につられて観に行った作品。上映していた映画館のアンティークさもさることながら、映画自体も古臭くて、でもなんとなく嫌いじゃなかったのを覚えていたり。ストーリーは完全雰囲気映画だけど、画の>>続きを読む