このレビューはネタバレを含みます
個人的には好きな部類のめちゃめちゃ淡々と一つの事件を描いててる作品。
結局最後までキーとなる息子の証言が本当かどうかわからないので、ラストカットの犬を抱いて眠るシーンも何となく意味深に感じる。そこで>>続きを読む
面白いというよりスタジオ側に感情移入して胃が痛かった。アナログ録音ってやっぱしびれる。あそこにいたらライオネルリッチー良いヤツすぎる。
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狂ってない人が誰もいないし、むしろこっちがやべえのかとさえ思わせてくる。ミッドサマー観たときにも思ったんだけどシュールなブラックユーモアが非常に松本人志に近いと思う。
大好きなボリス・ヴィアンの日々の泡みたいな世界観と映像。音楽も素晴らしかった。哀れなるものたちとは誰を指すか昨今の皮肉にも捉えられる。原作も読みたい。
淡々としつつ、些細な毎日を送るというコンセプトは大変おもしろかったけれども、何もかも綺麗過ぎてて現実味はない。東京に住んでなければ印象違ってたと思う。