Hanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Hana

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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.2

最高のユーモアだった。奇妙なトランジションと言葉遣い、登場人物の生暖かい生き様が、悪い夢を見た後の面白さに似てる。
訓練所の場面があることの意味とはなんだろう。もしくは、あの場面が無かったらこの映画は
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.0

細かい仕掛けが面白い。主人公が羨望の眼差しを向けているインフルエンサーたちになりきる様子と、うまくいかないリアルがどんどん交差するのが面白い。動画撮影の合図が出てくる度にすこしビビる。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

飛行機で鑑賞。

事前知識なしで何となく観てみたら、最初から最後までアホでとてもよかった。大して悲しい気持ちにならない映画がもっと必要。

てか、クルアンビンの曲が使われてた気がする。クルアンビン大好
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透明人間(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

綺麗に収束するから仕掛けは単純かなと思うけども、実際没入感がすごかったし、キャストも全員上手いのでかなり満足しました。画作りもすごい良い

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

事前知識ゼロで観たら何もわからなかったけどなんか面白かったのでこれから過去作観ます

東京裁判(1983年製作の映画)

3.6

時系列で丁寧に追っていってて好印象だった。アイヒマン裁判のドキュメンタリーと違うのは、尺も関係しているだろうけど、それぞれの被告のキャラクターがかなりしっかり見えるところ。あと日本が負けた時の海外の反>>続きを読む

ファイナル・ソルーション(2004年製作の映画)

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2002年にインドで起きた宗教対立、グジャラートの反イスラム暴動

これがロシヤだ/カメラを持った男(1929年製作の映画)

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"人間は映画キャメラを持つことで、その能力を広げることができる。映画ならではのさまざまな手法を提示し、映画が生み出す多様な可能性を説明し尽くすことを目指したドキュメンタリー。観客にキャメラの存在を察知>>続きを読む

ミニマリズム: 本当に大切なもの(2016年製作の映画)

3.3

つまらなさそうと思いながらも鑑賞し始めたら、かなり痛いところつかれたみたいな感覚とともに引き込まれた。暇と退屈の倫理学で読んだことを思い出す。自分たちはやりたい事がなくて、広告が欲望を形作っているとい>>続きを読む

ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

3.6

不条理系胸糞映画。でも長回しのカットとかかなり良い。リアリティとは

湾生回家(2015年製作の映画)

4.3

湾生=台湾を故郷とする日本人 という言葉も知らなかったという監督が作ったドキュメンタリーっていうのもあいまって、視点が独特ながらすごい面白い。そして所々すごい泣ける。これはすごいです

スペシャリスト 自覚なき殺戮者(1999年製作の映画)

4.0

ナチスのユダヤ人絶滅計画においてミュラーに続く2番目のトップであるアイヒマンは、上司の命令に素直に従った有能な(唯の)公務員だった。


「戦争中には、たった1つしか責任は問われません。命令に従う責任
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THE WAVE ウェイヴ(2008年製作の映画)

4.3


ハンナ・アーレントは、『エルサレムのアイヒマン──悪の陳腐さについての報告』で、

"ごく普通に生きていると思っている凡庸な一般人によってユダヤ人虐殺は引き起こされた"

"彼は愚かではなかった。完
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