テンテンちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

テンテンちゃん

テンテンちゃん

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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.1

期待からの期待外れで荒ぶってるレビューが多いから警戒してたけどかなり良かった
もっと早くにしかも映画館で見ていればと後悔
楽曲も歌い手さんを含めてかなり良かった
主人公が母を憎んでいるという、複雑でネ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

このようなワンシチュエーションドラマの映画は
時々見つけては見ているけどどれも面白い
当然派手さやキャストの豪華さなどはないが
それゆえハンパな脚本では成立しないから
構成がしっかり練られていて見ごた
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.3

知り合いが死ぬのは嫌だけど知らない人は別に死んでも構わない・・・
とも取れるピーターの自己中心的な行動原理に
脚本の甘さを感じます
そこさえ目をつぶれば他作品とのつながりや
シリーズ懐かしのキャラクタ
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テルマ(2017年製作の映画)

3.5

重苦しいゆっくり展開のいかにも北欧チックな映画
好きな人なら問題ないけど刺激を求めるには少し足りないかも


以下ネタバレ注意


最後、神の庇護下の安寧な世界から
自ら神となり生きていく道を選んだ
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.7

"メッセージ"のドゥニとスタッフに引っ掛けた煽りがこざかしいが、内容は中々面白かった(ほぼ関係ないじゃん)
SFではないしミステリーや謎解きは味付けであって、テーマは人間ドラマ
おそらく、あえてセンセ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

嫌いなタイプの映画
というより文学作品が好きではない("だからどうした"ってなるから)
全編を通して何とも言えない違和感を感じたので少し掘り下げてみた

まずこれは人間ドラマではない
人が出てきて感情
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.7

ポリコレの横暴にうんざりする
多様性がどうのこうの言いたければ学校教育や啓もう活動だけにしてくれ
娯楽に横から口出しスンナ
西洋ゲームの世界では白人はおろか美形キャラもNGになってきているので
ハリウ
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マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

3.8

当時の海賊についての知識があると非常に楽しくみられる

私掠船とか
腐っちまうから切ってしまえとか
水兵にするためなら拉致OKとか
お菓子に沸くムシとか
誰でも使っていいリビングとか

戦闘シーンも泥
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.2

このシリーズは眠れる獅子を起こしてしまった感が醍醐味だと思ってたのでちょっと残念
アクションが好きな人は楽しめると思うが
それにしても戦っているシーンがかなり多いので後半疲れてしまった

見どころ
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残酷で異常(2014年製作の映画)

4.0

適当な気分で見たら大当たりだった
繰り返すことで段々と何が起こったかが見えてくる
よくあるループ物といえなくもないが
被害者だった視点が加害者へと反転していく話運びは
よく練られていて面白い
最後もバ
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.0

フランスのコミック原作だそうで
脚本とキャスティングがいかに大事かということを再確認させられる作品
ともあれCGのレベルは非常に高く、潤沢な予算があったことが見て取れる

ローレリーヌは良い感じ
アバ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

過酷な任務と友情の物語

あまりワンカットである必要はないように感じた
撮影は大変だけど楽しそう
それにより醸し出されるのは戦場の緊張感ではなく淡々と続いている過酷な日常風景か

亡き友が白い花びらと
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

チュートリアルのねーちゃんの説明ににやりと笑って「なるほど」
ちょっと待てこっちは全然飲み込めてないよぉ感覚ってなんだよぉ

タイムループ物の逆再生亜種というべきか、動きが予想できなくて新鮮
通常と逆
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

3.7

原作は大好きで(といっても二作目までしかやってないが)上映当時は見に行こうか迷ったがあまりの評判の悪さに結局行かなかった本映画
なんですか、十分面白いじゃあないですか
過去現代とアクションの出来もよく
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.9

面白い
丁寧に取材し動きを研究して、それを真正面から描くことに挑戦しているのが伝わってくるアニメーション
サーフィン、消防、コーヒー、オムライス
ストーリーも恋愛ってこんな感じだったよなーと、ほろ苦い
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ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.8

法廷サスペンスなのかなと思ったら家族再生の物語
…なのかなと思ったら特に再生はしない
ぎくしゃくとした関係性が、やはりぎくしゃくとしたまま続いていく
安っぽいドラマにならなくて自分としては好感が持てた
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

ブラピでレオでタランティーノなんだから、見ないという選択肢はない
昔のハリウッドの空気感が良かった
もしもこの二人が実在したら……みたいに、実際に起こった事件が改変されてて面白い
本筋が不明瞭なのだけ
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ミス・メドウズ(2014年製作の映画)

3.1

悪くは決してないが、どうも主軸がはっきりしない
メドウズのかわいらしさとアサシンなギャップの魅力で魅せるアクションかと思ったら、トラウマによるゆがんだ正義感に葛藤するヒューマンドラマが混ざる
追い詰め
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BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

4.2

ここ数年では一番の面白さのアニメだった
ブリーチの作者原作で、ほぼ漫画と同じ
同じというより同時制作した感じ
そういう企画だったのかな?
導入部分のセリフ回しがオサレ
そして終盤と韻を踏んでいるので話
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

エンドゲームの余韻を引きずりつつ奮闘するスパイダーマン
もうトニーには会うことが出来ないんだなと
見ているこっちもしんみりする

ピーターの等身大な高校生像が良かった
イケメンじゃないほうのひげ付きジ
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劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王(2017年製作の映画)

3.5

異世界転生ものだしキャラデザはダサいしアニメーションも安っぽいけど何でか面白い
物語の導入も、手探りで設定を確かめながらの感じが楽しい
ちょっと展開が冗長に感じたテレビシリーズがうまくまとめられていて
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

よくあると言われればそうなのだが、飽きずにテンポよくみられる良質のSFサスペンスだ
アクションシーンは控えめだが、あまり多すぎると子供っぽくなってしまうのでこのくらいでいいと思う
第二の人生を歩む機会
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.3

思っていたよりもこじんまりとした
感傷的なプリズンブレイクでした
~記なのだからもっと淡々と俯瞰視点で世界観を
見せたほうがいいのではとも思ったけど
これはこれで揺れ動くシーザーの内面を丁寧に描写した
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キングダム・オブ・ヘブン(2005年製作の映画)

3.7

ざっくりと十字軍遠征についてググってから見たほうが楽しめると思う

キリストとイスラムの不戦協定の崩壊と、キリスト側内部の派閥(何とか騎士団がいっぱいある)の争いをベースに、神とは何だと自問自答するオ
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.3

前作の緊迫した人間関係ドラマから変わって陽気なカーチェイスになった
どうなんだろう
パトカーやヘリでの追跡が向こうの実際のライブ映像みたいな既視感があって楽しかった
ヴィン・ディーゼルが出なかったのは
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

良い感じに内容忘れたので久しぶりに再視聴
ソファーにひっくり返って酒飲みながらダラダラ見るのに最高な映画

タランティーノ作品らしい、「笑えないユーモア」にあふれた会話劇と
やりすぎ痛すぎのバイオレン
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.8

一作目から見ないと死んじゃう病を患っているので今までずっと放置してた

公道でのゼロヨンレースの熱量と迫力がすさまじかった
ちょっと見ていて速さに悲鳴が出そうになる
ヴィンディーゼルを始めとする出演者
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

2.2

全てに説得力がない
エレンが命を賭す理由が希薄
簡単に壊せそうなうっすい壁
壁で民衆囲っているよりも武力を向上させて領土を広げていったほうが儲かるのにそうしない
特に海洋資源は膨大なのにすぐそこにあり
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.4

///良かったところ///
低予算ながら頑張っているCGで、冒頭の超大型巨人とか迫力があった(ここがピーク)
立体起動装置のアクションも思ったより整合性の取れている動きで違和感少なかった(想定してたよ
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.4

地球が猿の惑星となることが前提の悲哀
100日後にサルになる地球 みたいな

前作が発端となる猿と猿社会の誕生で
本作では互いの文明の衝突と
パワーバランスが逆転していく過渡期を描いている
どうあがい
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

やはり新海誠の作るアニメは他の人の作品と比べて突き抜けている
この映像のシャープさを見せられると既存のアニメがひと時代前のように感じてしまうほど
コントラストやパースが作る空間表現が息をのむ

声も、
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.5

超加速バトルは圧巻で、この手のアクションは今までなかったのではと思う
物語はクリプトン星の終焉から丁寧に描かれていて・・・そう、全体に丁寧すぎるというか平坦で緩急がなく、やや退屈に感じてしまう
「えへ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

妄想バリアで現実を遠ざけて生きていたヨシカ
イチに近づくほど現実が牙をむき襲い掛かり、苦しみ傷ついてしまう

松岡茉優を見るためだけの薄っぺらい恋愛映画かと思ったら全然違った
妄想と現実、自己と他人の
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キングダム(2019年製作の映画)

3.6

かなり良かった
原作は好きなので映画は見ないつもりだったけど
テレビでやってたので見た
結構な分量の原作をよくもまあ上手くまとめたなと思った
キャスティングが秀逸
環奈ちゃんが若干気になるくらい
シン
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

3.5

助からないことを知っている
でも、どうにか奪還に成功してほしいと思わずにはいられなかった
混乱と絶望の地上と機内
必死の乗客と同じく必死のテロリスト
善悪にフォーカスしていないので、終幕で余計に焦りと
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劇場版 幼女戦記(2019年製作の映画)

3.9

キリスト教への反逆でありドイツ帝国万歳のこのアニメシリーズは絶対ヨーロッパ圏では作られることのないタブー要素が満載(皮肉としてでも無理)

異世界転移ものはたくさんあるが意外と少ない異世界転生ものの一
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