このレビューはネタバレを含みます
素晴らしかった。西川美和の映画を観ると、踏み込まなければ発見できない世界や感情があることを知る。三上の周りには踏み込むことのできる人々がいた。それが観ていて嬉しかったし、自分もそうありたいと思った。>>続きを読む
初めて観たのは10年以上前で、中学生の頃だったかな。その時は「綺麗な映画だな」っていうぐらいしか感想がなかった。でもなぜか胸に残っていて、数年後に見返したら不覚にも涙が溢れてしまった。主人公のモン・ク>>続きを読む
故郷を離れた女性の物語ということ以外特に感想を持てないような映画だった。ストーリーに特異性がなくても、人間の心の機微を丁寧に描くことで魅力的になっている作品はたくさんあると思うが、この映画にはそれがな>>続きを読む
何を描きたいのかがよく分からなかった。結局周りの人間の行動に2人の恋愛が引っ張られていくだけで、2人の中から湧き出る感情や世界があまり描かれてないように感じた。
ちょっと一方的すぎるような気がした。ああいう風な善と悪の分け方は、まるで主人公が完全に正義であるかのような錯覚を与えてしまうと思う。後半のストーリーも都合が良すぎる。
