ぶどうさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ザ・ダート: モトリー・クルー自伝(2019年製作の映画)

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破天荒すぎて何一つ共感できなかったけど、そもそもロックって反骨精神の音楽だし生まれ育ちや社会への理不尽さを音楽にぶつけたモトリークルーは正しいロッカーなのでは、と思えた。
クスリやアルコールのやりすぎ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.0

主演の女優が、手話がんばってます!ではなく、ごく自然に手話をしていて、まずそこに引き込まれた。両親、兄役も生まれながらに聾唖と思わされる演技がすごい。
ただ私が、主人公の両親、特に母親に強い嫌悪感を持
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リバーダンス・アドベンチャー(2021年製作の映画)

3.0

リバーダンスに着想を得たアニメなのだろうか。アイリッシュダンスに興味があればより楽しめると思う。
大きなスクリーンで観てみたい。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スター!ジェシー!これだけでも泣いてしまうのに、ダー子の秘密の気持ちにまた泣かされた。
特にスターとジェシーについては、すてきなプレゼントをもらった様な温かい気持ちに。
笑って泣いて温かい気持ちにな
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

最初から何一つ共感できない女だわ〜、と一歩引いて主人公を見ていて、最後まで見て、それは正しかったと納得した。
アダムドライバーが素敵すぎて、より一層主人公嫌い、と言う気持ちになった。
で、結局主人公は
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.3

圧倒的に私の知識不足!教皇とは?司祭とは?汚れた戦争とは?をせめて調べてから観るべきだった。
それでも(よくわからなくても)、視聴後の満足感を得られたのは本作の力、とりわけ名優2人の力だろうと思う。
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

事前情報見ずに視聴。
軽い切り口で男に制裁下す話かなと思いきや。と、思いきや!
最後まで観てみると激重の映画だった。
中盤まではキャシーの行動に痛快な気分になって、徐々に、その行動原理が見えてくる頃に
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.7

おもしろかった!
ミンディー博士とケイトの結末が本来の人間の持つシンプルで純粋な願いかな。ケイトの彼の祈りも良かった。宗教の本質は本来これだったはずと気付かされた。
ドントルックアップ派の結末が最高
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サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

真剣佑はこんな繊細なお芝居もするんですね。よかった。
そして北村匠海!歌声に感動しました。それと2人格演じ分けてておおっ、となった。いい俳優さんなんですね。
ストーリーはちょっともやもやした。アキのお
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.3

おもしろかった!良心の塊の様な映画で、万人におすすめ

his(2020年製作の映画)

2.8

ちょっとファンタジーかな〜。
田舎があんなに先進的で寛容なわけない。
あと、なぎさが結構クズで、奥さんが気の毒すぎた。奥さんの描き方も一方すぎる

落下の王国(2006年製作の映画)

5.0

2022年一作目。
ものすごい映像美!構図、色彩、衣装、美術、これでもか!と圧倒してくる。
中盤まではこの圧倒的な映像美にただただ見入り、終盤になるにつれ、ストーリー展開にひきこまれた。
ストーリーは
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

これはひどい。出来栄えがひどい、といういみではない。主演2人はがんばっていた。
先輩が後輩に無理やりアルコールを飲ませ(自ら飲んでいた描写もあったが、明らかに嫌がるそぶりはあった)、酔い潰れたら裸にし
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最後よかった。
最後、もし池松と門脇が良い感じになっちゃったら凡作だったと思う。

序盤の個々の緊張感、始まってから慣れてくる頃までの、徐々に本性見えてくる感じ、そして終わってカーテン開けられて日常
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.7

よかった!師匠と弟子に焦点を置いたストーリーで2人の心情が伝わってきたのがとてもよかった。
そして柳楽くんの天才ぶりをまた堪能できた。天才、と一言で言ってはいけないな。ビートたけしのくせを取り入れなが
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.0

おもしろかったけど、場面と場面がぶつ切りに見えて所々唐突に感じた。
役者陣はみなよかった。大泉洋と小池栄子にひっぱられた。大河も楽しみだ。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.7

傑作!!また公開中に観に行きたい!
怖いけど怖いだけじゃない。センスある映像や音楽ですばらしかったけどそれだけじゃない。根底に監督の主張がある。

主張があるけど最高のエンタに仕上がっていて映画を観
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.5

面白かったー!最高でした!
ジャニーズが主要キャラに2人というのが不安要素だったけど、心配無用だった。岡田くんのアクション、所作までキレッキレ。ファンになりそう。
新撰組の物語、というより土方の物語で
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

バカしかいない
どこまで史実かわからないけど、とにかく母親がクソ中のクソ。
そんな母親を持つトーニャは被害者なのに、言動が災いしてちっとも同情できない。
選んだ男も悪かった。というか2人が一緒にいる事
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

5.0

下半期1になった。素晴らしい映画。
観た直後より、劇場を出て少ししてからじわじわと感動が押し寄せ泣けて仕方なかった。これはなんでだろうと考えてみて、本作がありきたりの感動ものではないからだと思い至っ
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

1.5

テレビの2時間ドラマとして観るならいいかな。映画にしては何もかも安っぽいしうすい。音楽も演出も

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

3.5

予想してたよりかなり、おもしろかった!
サクサク進むよくできたストーリーで、あっという間に終わってしまった。数学得意だったらもっと楽しめただろうな。
ちなみにオリジナルは未視聴。
グロくなりそうなとこ
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悪人(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

しんどい 。悲しい。

登場人物はみな、どこにでもいる人々に見えた。みなただ、今より少しだけ幸せになりたい、そう願う人々だ。それは現実社会とかわらない。本作はそんな、自分の世界と地続きの世界だ。
そこ
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公がよかった。
猪突猛進系なのに暑苦しさがなく、自分のやりたい事をやる。
家業のとんかつも、自らやりたくて始めたDJも、どちらも大事にしているのもよかった。
両親に大事にされて育ったんだろうな、と
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

神父に贖罪の気持ちがあってグリーン医師をローズに差し向けた、ということ?序盤の書類にそう書いてあった気がするけどあってるかな。
それでも40年!アイルランドでの神父という立場がどの位なのかわからなかっ
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

5.0

静謐で品があってくすっと笑えて心温まる、そんな映画だった。大好き。
映像、特に屋外の風景が絵画のように美しいのも目の保養になってよかった。
また観たい。すばらしい映画!

アンティークの祝祭(2019年製作の映画)

2.5

最後のCGが安っぽすぎて本作の全体像が安っぽい印象に。
それまでが良かっただけに残念だった。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーは正直ありきたりだった。
が、映像、音楽が素晴らしく、こだわりを感じた。特にテーマ曲が印象に残っている。

ようことまきのが強く惹かれ合う気持ちが見えてこなく、だからすれ違った時に必死になら
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

2.5

映画という枠を借りた前田敦子とウズベキスタンの紹介映像。

前田敦子に興味がないときっつい。
更に、マエアツ演じる主人公が始終不機嫌でイッライラした。ヤギの件でなんだコイツと怒りすら湧いた。ヤギ的に
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グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

4.5

子供への性的虐待を絶対に許さないという怒りをひしひしと感じた映画だった。
被害者の苦悩を劇的なセリフや音楽に頼らず、極力感情的な演出をせず、淡々と、でもしっかりと誠実に映し出している。

序盤で、時効
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2002 ワンワンカップ(2000年製作の映画)

3.6

夢のような映画だった。
自分もゴールデンを飼っていたけど、今年天国に行ってしまったので、序盤はその犬を思い出してしまい泣けて仕方なかったが、徐々にバディのかわいさと頑張りに癒され笑わされ、悲しみが癒え
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さくら(2020年製作の映画)

2.5

ずいぶん前に原作読んでたので、どんなもんかな、というのと、小松菜奈ちゃんのファンなので見てみた。

気持ち悪〜い感じと何が言いたいかわからない感じ。それは、原作もそうだったからある意味原作に忠実だと
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.8

時系列も登場人物も入り乱れて混乱する。これが認知症患者視点と物語が進むに連れ観る側に明かせれていき、衝撃を受けた。

認知症患者を当事者視点で作った映画やドラマなんて今まで観たことがない。
子や介護者
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.1

面白かった!!
三谷幸喜はやはり天才!
なんで今までスルーしてたのか。

24年前の本作だけど、古さを感じない。
現代でもあるある。組織の縮図の様だった。
苦さと笑いが混じって本当に面白かった。