あきらかにまさやさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

端的に面白い。
簡単に言うと、死刑判決を陪審員で決めようっていう会議だけど、この着眼点の鋭さが素晴らしい。
事実っぽいってだけで重たい判決下せるわけないよね。本当に大事な決定にはそれなりの議論、心から
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

真田さんはやっぱりりかっこいい。
最後の決闘はもちろんおしゃれ過ぎて息を呑んでたけど、それに至るまで何百人と殺してきたあとで現れるあの階段はまさに試練でした。

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.8

グロテスク版ホームアローン。
初っ端から目を背けるようなシーンがあり、クリスマス映画の朗らかさを一気に破綻させた。
サンタさんの魔法は明らかにクリスマスマジックだったし、とにかくぶっ殺しまくってて面白
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

思ってるよりサスペンスで思ってる何倍もリアルな描き方で終始息を呑んでました。
個人的に特徴的なだったのはカメラワーク。
映画の中に入って第三者視点でカメラを回しているかのように感じられるほど没入できた
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

本当のアームストロングは知らないけど、父親としての姿と宇宙飛行士としての姿にこんなにギャップあったのかと思うとどことなく悲しくなった。
背負ってきたものの大きさを考えると仕方ないのかなと思う反面こんな
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.9

この緊張感がとても良い。
ホワイトハウスが襲撃されてまず緊張。大統領が捕虜になったり権限がどうたらとかで緊迫感がすごい。(大統領の権限ってあんなさくさく移譲されるもの?)
娘役の演技が凄くてしっかり感
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.4

チャニングテイタムらしさ全開!
サントラブロックがバードボックスの時とタイプが違いすぎてすぐには馴染めなかった。
世界観がアーガイルっぽくてどうしても比較しちゃうのだが、コメディと捉えれば全然良き。
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処刑人(1999年製作の映画)

4.0

宗教が人の思考にどう影響を与えるのかを目の当たりにした。悪を滅ぼし善を栄えよの考えに従えば殺人だって正当化できるよね。(時代的に)
悪人は殺して然るべき、を続けていくうちにうっすら刑事側もその正当性が
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

どういう背景でこうなったかはわからないが、この弱肉強食をどう生き抜くのか。
知性やら生殖やら情報量がとにかく多いが、そんなに複雑とも思えない構図。
圧倒的な技術と知性の前には屈するのみ。
この世界観を
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.8

こんなイケおじアベンジャーズはいないね。
掘削というゆかりのない世界が宇宙では役にたつ。
それぞれの想いが次第に整っていく感じ、とても素敵でした。
途中いろんな災難があるんだけど(むしろ宇宙映画におい
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.8

ステイサム映画制覇するぞって意気込んで見たけど、べつに主人公ではなかったのか。
というものの、コメディライクなスパイアクションはやっぱり面白く。どんだけ比喩や言い回しでボケてくるんだと言わんばかり。
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.4

タイという国の出来事である点とドキュメンタリー撮影班が第三者的に関与しているという点からやけにリアルな感じがして気味が悪かった。
霊媒師なんて胡散臭いなあと思いつつも知らぬ国の知らぬ町の知らぬ慣習であ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

これはいろんな意味で裏切られた。
まず主人公!アプリ上の俳優の表示順番やジャケットの並びを見る感じと現実が全く異なっていてえ?という疑念がすごかった(あくまでいい意味。)
そんな違和感はさておいて、監
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ワイルドカード(2014年製作の映画)

3.2

結局何だったんだ感。なにか見逃してた?
圧倒的なギャンブル狂者ではあるものの強強用心棒の一面もあるという。
それはいいんだけど話が全然入ってこなくてステイサムじゃなければ見るの諦めてた。
ステイサム堪
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.2

本格的に何を見せつけられてるんだ感。
旦那さんの怨念?と対峙しているのかなと思ってる。真相はわからない。。。
出会う人全員がイカれてて、もしかしてこの女の人も相当イカれててそういう世界線に自分が迷い込
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.8

トランスフォーマーは正直みたことがなかったけど、この人間とロボット?の友情はやはりよい。
バンブルビーのかわいい仕草はクセになるし、ベイマックスばりの優しさがとても好き。
ヘイリースタインフェルドが出
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デス・レース(2008年製作の映画)

3.6

この生死きわきわのカーレース最高。
ステイサムは強い姿がかっこいい。
1人で戦ってたけど時間をかけて仲間を築いていく感じが素敵。
コメディぽい演出もそれはそれでありでした。

22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

4.2

おもろ過ぎた〜。
まだまだ続きが見たいって思ったけどもう作ってないみたいなので悲しい。
全然前作見てなくてもついていける。
今作も声出して笑っちゃった。

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

4.2

スパイダーバースの脚本してる人がどんな作品にかかわってたのか見てみるとこんな面白い映画撮ってたのか。頭いいけどマヌケ、イケメンだけどマヌケの2人組が潜入操作なんて設定からバカらしいのにボケが秀逸で笑っ>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.1

世界観は面白い気がするけどとにかくストーリーとしての展開がゆっくり過ぎて謎の性描写がとにかく長く感じていつ眠ってもおかしくなかった。
親として隔離して過ごさせるってまあ異常になればあり得るんだろうけど
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.9

タイカワイティティらしさあふれるユーモアに心躍らされた。
単に歴史の再認識で留めるだけでなく、
抑揚をいい感じに調整して最高に気持ちの良い映画に仕上げてくれた。
この1勝に向かっての努力があれば勝って
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.4

映画館のCMで見てた時の期待値が高すぎてしまったかもしれない。
記憶に潜り込んでストーリー展開する感じはインセプション風を感じたが、実際には入って観察して解き明かしていく感じ。
んー結局の着地もそれで
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ボルト(2008年製作の映画)

3.6

閉ざされた世界に生きているとこういう感覚にもなってしまうのかな。
世界を旅していく中で当たり前が裏切られるかんじ。新しいを取り入れていかないと感覚ずれていくよね。

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.4

ガーディアンズオブギャラクシーが最強過ぎて、この作品とのギャップがすごい。
戦闘はまずまずでそれぞれの良さはあまり感じられなかった。特にミズマーベルはドラマの時の失望感が拭いきれず、いい面もあると思う
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

もちろん導入からこの2人がどういう関係性なのかはわかっていたけれど、その前提を踏まえても素敵な映画でした。
ライアンゴズリングのかっこよさは明瞭で、絶妙な感情を表現するその演技に感動しました。
彼女の
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ピートと秘密の友達(2016年製作の映画)

3.3

記録。
アニメーションの方を見れてないので、そっちをちゃんと見ておこうと思いました。
思い込みで舞い上がる大人はいつ見ても嫌いやけどちゃんと撃退されていい気分。

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

イニシェリン島の精霊のように、日常を変えるってことにフォーカスが当たってて類似性を感じた。
ひょんなことから学校に希少な本があってどうやら高価みたい、っていう構図からどうやって盗むのかを映画や友人の協
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アラジン ジャファーの逆襲(1994年製作の映画)

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圧倒的ホームビデオ感。
画質は甘んじて受け入れるとして、
内容もそんな感じでした。記録。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

まずストーリーが3つの視点で描かれていておもしろい。現実と過去、小説の中での世界戦。
どれも苦悩や期待、復讐心に満ち溢れていてよい。
現実では夫婦の関係性が冷えてきた中で小説が届いて期待が膨らみつつ、
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.5

これだよ!ステイサムが最強であって欲しいんだよな。この気持ちを十分に満たしてくれる映画だった。
ただストーリーとしては最近のガイリッチーの深みのある内容とは異なってちょっと薄いかな?という印象。
でも
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

設定が唯一無二でまず興味深い。
独身と既婚が完全に分離されており、ホテルに収監されて最後のチャンスが。脱落=動物になるっていう。
かなり読み取ってくれよ感の強い映画だったというのが最終的な印象。
ホテ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

このまま終わらんでくれ、と思ったらそのまま終わってしまった。突然つまらない人間だってことで不仲になり微妙に暗い空気が流れ続ける。
本土との環境の違いは明白。
本土は日々苦楽が入り混じるような環境だとす
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

こんなに展開が読めない映画は久々で監督の鬼才さに脱帽。導入はモノクロによる歴史を思わせるような描写があるが、やってることは実験的な内容であり妙な違和感を感じた。
脳を入れ替えたりそういうのは甘んじて受
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

3.5

ついに完結。
長かった戦いが終わるのは意外と一瞬。
ハッとしたら終わってたみたいな描写なのでその変遷が描かれていないのが個人的に少し寂しさとそんなきれいにことが進むか?ってなりました。
2人の大統領の
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

バリーコーガン見たさに鑑賞。
エターナルズ→Sultburn→今作という流れで見てるからギャップを感じつつこの掴みどころのなさに本気を感じた。ポーカーフェイスでえぐいこと言うてる感じがうますぎて、もし
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.9

スナッチの時に感じた登場人物の複雑さを少し感じたが、見ていくうちに入り込めた。
時折でてくるマヌケシーンがとても愛らしくて心地よい。当然やろうとしてることは犯罪すぎるのだが、それぞれのちょっとした勘違
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