ヴィム・ベンダース監督の作品は好きで、多くを観ている。今回も映像が象徴的でカッコイイ、魅力的だと感じた。ストーリーもシンプルでほどよくさばけてる感じがよりそれを引き出しているのかもしれない。使用されて>>続きを読む
「キング オブ ロックンロール!!」彼がロックンロールの創始者である、と認める錚々たるロックアーチストたちがとても多いのに驚き、また、認識を新たにしました。彼がデビューした50年代、まだ有色人種にたい>>続きを読む
連邦麻薬捜査局と南部の黒人リンチ問題を歌った「奇妙な果実」ビリー・ホリディの争いのストーリー。ビリー・ホリディだけでなく、薬物はモノを創る人々が何人も、それが原因で命を落としている。きっとそれは好奇心>>続きを読む
ベルーシの生涯を綴ったドキュメンタリー映画。
薬物依存症は、脳を侵す。心の隙間から入り込むのは止められない。誰もが狙われているというべきかもしれない。彼の出演したSNL(サタデー・ナイト・ライヴ)、ブ>>続きを読む
とても良かった!一般に優秀と言われる人々ほどことなかれ主義になっていく。日和見主義ともいう。責任を取らず、他人のせいにするが、誰かが手柄を立てるとそれを自分のものにする。権力と地位を持つほどその様にな>>続きを読む
何をするにも、その世界を知っているプロモーターという存在はその人を導いてくれる協力者。しかし、良い人ではないことのほうが多いみたい。素人のうちはどこを見て判断するのかわからない。日々の経営や運営、マネ>>続きを読む
とても繊細な人。1960年代、8トラックとかのアレンジの技術がまだまだのときに多重録音的な技法を苦労してやってのけた。辛抱強く、こだわり、アイディアもよく、それをやってのける。当時、アーチストといえば>>続きを読む
予想よりもとても良かった。漫画の存在は知っていたが、ほとんど読んでいない「アドリブ、ソロこそがジャズの真骨頂だ!」「ジャズは自由だ、演奏者を選ばない、いつも進化し続けられる」固定、定義されるものではな>>続きを読む
まさに70年代を生きてきたらしいいぶし銀のようなライブ映画といえる。とても良かった。箒で履く音をうまく使っている映像には驚いたというかニンマリと流石と思った。場所もフォークの聖地ともいわれるナッシュビ>>続きを読む
昔の人かと思っていたら2007年まで現役で演奏をしていらしたのだと驚き。マイルスやソニーロリンス、セロニアス・モンクなどはよく聞いていたが、今回の映画を見て超絶技巧のジャズピアノマンとしてずいぶんと若>>続きを読む
学生の頃、レゲエに興味を持ち、「星とレゲエの島」山川健一著、レゲエの歴史みたいな本を買って読んでいた頃にフィードバック。「レゲエは感じる音楽なんだ」という映画の中の言葉が心に残った。奴隷制からはじめ、>>続きを読む
この世界、周りに合わせながら自分を保って生きるという事はそれほど容易いことではない。
妥協しながら生きているのがまともな人。わからなくてニコニコしながら過ごしているのは幸せな人。みんなと生きていくには>>続きを読む
まるで友達と一緒にスタジオにいるかのような体験を思い出させてくれた。録音して、アルバムが出来上がるまでの作業の試行錯誤の過程も垣間見ることができた。真摯に音楽に向き合う彼らの姿勢がやはり感動を生んでい>>続きを読む
随分と豪華キャストだなと思ったら、2013年に公開された三谷幸喜監督の作品でした。最近では「鎌倉殿の13人」で話題の人気監督ですが、その作品も見てない僕としてはもっと彼の作品を見て、感じた作風を人と話>>続きを読む
ほんとは悪気ない人々なのだが、お金、権力などに目が眩み何もしないことを選ぶ人々。正義を貫く人をただ見殺しにする人々。みんな自分さえ良ければということ、覚悟がないのだ。それを周りのため、村のためと言って>>続きを読む
其々をニックネームで呼び合うプロの犯罪者の集団。ひとつのプロジェクトを行うのが目的。アクシデント、暴力、サイコパス、嘘、闘争。どれをとっても自分の周りで起きている事と置き換えてみることもできる。あまり>>続きを読む
ずいぶんと有名な映画なのだが初めて観ました。定番は裏切らない感激を人間に与えてくれる、を改めて知る。良い出会いでした。
いろいろな音楽アーティストがロック、フォーク、カントリー、ブルースなどをクラッシックギター、バンジョー、フォークギター、エレキギターなどを交えて演奏される。とてもエネルギッシュなものからシンプルで素敵>>続きを読む
とてもヒューマニズムな結果⁈少し前に見たのだが、最後だけよく覚えていない。
宇宙にはいろいろな生命体があって、それぞれを監視しあっている。地球人はまだそのことに気づいていないのが前提。未来科学的な発想>>続きを読む
ほとんど全く原作を読んでいないのに、そんなことは関係なく感動できるスポーツアクション映画である。ストレートで爽やかでさえある。あと味よく、皐月の空のような映画であった。
ストリートアート、グラフティアートの出立からストーリーは始まる。僕自身としては名前は知らなかったが作品は以前、雑誌や映像を通じて拝見した覚えがあった。ニューヨークから始まり、カリフォルニア、イギリスへ>>続きを読む
僕は冬山には登らない。
エゴとか虚栄心とか達成感や危険に対する好奇心とか、そんなもので挑戦するのか⁈
ただ生きているだけで、自分の周りにいはいつも危険が潜んでる。それに対処するだけで精一杯。
まだまだ>>続きを読む
登山するにあたっての信条として、『手、指、歯、目、想い』のくだりはそれに対する執念の強さを感じた。『俺がここにいるから』山に登るのだという羽生丈二。金のための登山カメラマンだった土屋をも、まさに登山家>>続きを読む
観てよかった、と思える映画でした。60年代からの兄弟グループ、ヴォーカルがきれい。稀有なサウンドクリエイター。若いときから人気グループであつたが、お互いの自己顕示欲などのぶつかり合いで決裂。70年代に>>続きを読む
不覚にも映画開始とともに寝てっしまった!
ほんとに最初のぶどう畑風景と、みんなでの収穫、最後に足で撹拌したぶどう酒が瓶に詰められて「瞑想」を始める。というくだり。そして、なぜか日本人の料理人とソムリエ>>続きを読む
2011年の東日本大震災の津波をヒントとして、なくなった人、残された人の心の在り処を題材としたもの。ひとは家族や友人など周りの人とつながって生きていくものだ。身に起きたいいことも悪いことも起こるけれど>>続きを読む
昔から変わらない世の中のしくみ。弱い者いじめ、権力争い、それぞれのエゴのぶつかり合い、なだめ合い、男女の心の関係。。。そんな中でうごめく若者たちの姿。表現、行動。どこにでもある社会風景であるが、参加し>>続きを読む
ずっと気になっていた映画である。やっと観ることができた。ファンタジー、自然界、それぞれの人間、キャラクター、国々の関係、欲望、などなどそれぞれの関係をいろいろなバランスをとりながら存在していることを改>>続きを読む
『チェルノブイリ』をみていたので構図はおなじ。ただ、福島の場合は立場上の人災というよりは、危機管理が甘かったことが原因と言えそうだ。現場とその周りの人々の心理がとてもリアルに描かれていました。
あいも変わらず、権力と名誉と金にまつわる人間の性。私腹を肥やし、組織のマンネリ衰退への道をすすむ家老たち。潰される若き有志たち。それでも生きていく若者も中年になり。。。。それでも生きていく。生きている>>続きを読む
ヒューマン映画。普通は誰も弱者を自らの身の危険を犯してまで助けるやつなどいない=>しかし、それをする物語が人を感動させるのである。いくつもの困難をのりこえて、ありえないほど、力強く、慈悲深い仲間たちと>>続きを読む
山男!自然を魅惑的に感じるのは僕達が持って生まれた母や父にたいする想いと同じ種類のものがあるのかもと思いました。