遊星からの肉食獣Mさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

遊星からの肉食獣M

遊星からの肉食獣M

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白く濁る家(2019年製作の映画)

2.0

家族、兄弟、恋人……すべての人間関係、いや人物像すらも白濁している不明瞭さが気持ち悪かった。登場人物の深堀りされない過去が全てを濁らせる。いい意味でリアルさがない、作り物感のある世界観と人物と関係性だ>>続きを読む

スクール・アローン(2018年製作の映画)

1.5

暑かったので寒を取りたくて視聴
主人公キャメロン・シーリーちゃんがかわいすぎる、調べたらもう16歳になっていた

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

もはやルイージマンションが実家である私にとっても嬉しいシーンがあったが…マリオ・ドンキーのゲームを沢山プレイしてきた人たちは何回見ても楽しいし、新たな発見があるんじゃないかな!おかげでやってみたいゲー>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

4.5

その時代の「犬王」と呼べるような、希代のアーティスト、ミュージシャンを彷彿とさせる演出が犬王のステージには盛り込まれている。

歴史に疎いので制作陣の記事で犬王について読んでいたら、「犬王は天女や鬼女
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.2

オススメ頂いたけれども、なんともタイムリー鑑賞だった、創作物との出会いはこういうことがあるから楽しい。
赤ちゃん嫌いなスープストック愛好家が見たら汁ゲロ吐いちゃう映画。スープストックで離乳食なんて提供
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

勉強は出来るけど、でも、賢いわけではないので余計なことに脚を突っ込んでデバっちゃうような生きづらい眼鏡くん……こういう人が大好きなんですよ。けどこういう眼鏡くんは私のようなタイプを好きになることはなく>>続きを読む

スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町(2014年製作の映画)

3.4

アニメ「闇芝居」の「おみにえさん」を見て、この作品を思い出した。結構好き。もう一度見たい。背中を向けて突っ立てるだけの人がたくさん…っていう異様さだけで怖い。この手の映画は「結局何なのか分からない」方>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

4.0

武器人間たちの造形が最高!部分的に柔らかそうなところとか、小さな頃に連れていってもらったヒーローショーの怪人たちのようで、なんとなくゴムのような皮のような、あの嫌なニオイがしてくる。けどコイツらはもの>>続きを読む

MOON CHILD(2003年製作の映画)

3.1

hydeに“様”をつけるほど盲目的にドハマりしていた高校生時にレンタルで見た。後からDVD-BOXもパンフレットも中古で買い集めた。ガクハイ腐女子のバイブル。腐れハイヲタ友人曰くhydeは誘い受けらし>>続きを読む

リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

4.5

大好きな映画。歯にくっつくソフトキャンディーのような病みつきポップホラー。だからと言って見すぎると虫歯ができてサディスティック・クソヤロウ歯医者に口腔内をメチャクチャにされるだろうからほどほどにした方>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.0

緊迫した終盤でおじいちゃん(偽)がおもむろにオムツを脱ぎ始めたシーンが一番怖かった、嫌な画角だった。老化するとそんなスルスル脱糞するようになるのか?大体いつから出ていたのか?私もいつかそうなるのであれ>>続きを読む

モスラ2 海底の大決戦(1997年製作の映画)

3.8

大好きな映画。園児の頃にWOWOW録画で何回も見た。モスラのソフビを買ってもらい「モスラ~ヤ、モスラ~…」と歌い遊んでいた。平成当時は漫画のキャラクターも何か宝石のようなものが衣装や髪に施されているこ>>続きを読む

フライトナイト(1985年製作の映画)

4.3

好き。goodポップコーンムービー。特殊メイク、特殊造形が最高。80年代のこういう気合いの入った趣向の映画はイマジネーションを強く刺激してくれる。そしてセクシーヴァンパイアが出てくるので夜窓を開けなが>>続きを読む

シロメ(2010年製作の映画)

3.5

ももクロが好きなので3回くらい見た。白石晃士監督の作品を初めて見たのがこの映画。いつも通りのワチャワチャと騒がしいももクロたち素のままで、変に演技をしていない(出来ない)ので監督のモキュメンタリー作風>>続きを読む

ラスト・シフト/最期の夜勤(2014年製作の映画)

3.7

理不尽でとことん陰湿な霊障のバラエティパック。ホラー映画の悪霊たちの中でもかなり性格が悪い部類に入ると思う。生前から既に人格が終わっていた残忍なヤツがカルトにハマって自殺、そしておそらく最悪な場所で最>>続きを読む

ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

4.1

沢田研二が好きだし、絶対に自分が好きそうな映画だろうなと思って見たら大正解。沢田研二がキンチョールを死に物狂いで構えている画だけで既に最高。この映画を見ておけば、脚が多めな怪物と対峙したときに焦らずキ>>続きを読む

輪廻(2005年製作の映画)

3.9

中学生の夏に親友宅で見た思い出。お気に入りのJホラー映画。初めてミスリードの面白さを体感したんじゃないかな。「平成の雰囲気×ホラー」って最高だと思う。ペラペラでおしゃれとは言えない服装や、家具の統一が>>続きを読む

THE 4TH KIND フォース・カインド(2009年製作の映画)

3.5

公開当時、劇場で見た。親友と腕を組み夜空を見上げながらビクビク帰った思い出。
良いモキュメンタリー作品、エンドロールが追い討ちをかける。……私の母親は幼い頃、外で遊ぼうと玄関を出たときに、空に怪獣の頭
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ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

3.7

悪魔は“い”るのです……悪魔に好かれちゃった無神論者な主人公。自分たちの存在を認めさないと主人公くんと命懸けの遊び(悪魔払い)が出来ないので、わざわざじわじわとダル絡みをしてくる悪魔くんの可愛らしさた>>続きを読む

フッテージ(2012年製作の映画)

1.9

作中のスナッフフィルム映像が不穏で気持ち悪くて最高なだけに、オチの残念さがまばゆく輝く。オチでその不快感を相殺させてあげたかったのかもしれない。やさしさ。

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.0

現代でも「義足は隠せ!ショッキングなものを見せるな!」なんて言う人がいるよね。死ぬまで武富士のポケットティッシュでも眺めていれば良いと思う。

ディセント(2005年製作の映画)

3.4

洞窟恐怖症。鍾乳洞でもゾワゾワする私にはシチュエーションだけで恐がれるのに、更に大怪我でかなり痛かったり変なモノに襲われるとなると…徳用映画。クリーチャーの造形も好きな部類に入る。続編も好き。

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

2.9

顔を鉄棒にぶつけた時の味がする映画。10代の頃からTSUTAYAのレンタルコーナーでやたら目を引く作品だったけれども、それから10年以上経ってからようやく視聴。ちんこ主義って何だ?

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

4.0

幼少期、「奇跡体験!アンビリバボー」で吸血鬼特集を見るたび家中の窓がちゃんと閉められているか不安になっていたけれども、この映画を見ていたら窓を開け放して寝ていたと思う。こんな美しいヴァンパイアならば招>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

5.0

大好き。口の中からもさもさと乾いた無味のゲロが止まらなくなるみたいな感覚の映画。閉塞感のある世界観は最高だ。必ずしもオープンワールドで鮮やかな映像美が良いものとは限らないだろう。

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

4.3

大好き、定期的に見る。離婚、引越し、求職、ワンオペ育児、住宅トラブル…を一気に抱え込んでしまった黒木瞳ママが、最後にド級なものを抱え沈んでいく。
初見当時、同じような貯水タンクのある集合住宅に住んでい
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

特殊造形が最高、バケモンの臭くてヌチヌチした最悪さは人間の手作業で出来ている。