fuoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.1

ブルース・ウェインが父の想いを受け継ぎ、ゴッサムシティを変えるため、バットマンとして奮闘し始め2年が経つ。そんな中、街の市長が残忍な方法で殺害される事件が起きてしまう。しかし、これは始まりに過ぎないの>>続きを読む

さくらん(2007年製作の映画)

3.8

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8歳にして吉原に身売りされた少女は「きよ葉」と名付けられ、遊郭で働くしかなかった。外の世界への憧れを抱きながらも、欺瞞に満ちた世界で心の拠り所もなく花魁への道を歩んでいくきよ葉なのであった…。

蜷川
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君と100回目の恋(2017年製作の映画)

3.4

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日向葵海(miwa)は誕生日のライブを終えると事故に巻き込まれてしまう。しかし、目覚めると目の前には事故から1週間前の光景が広がる。これは、彼女に想いを寄せる長谷川陸(坂口健太郎)が彼女を救おうと過去>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.0

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社会人の岩本アキオ(坂口健太郎)は、同居する仕事一筋の父親(吉田鋼太郎)とほとんど会話もなく距離を感じていた。ある日、父親が退職したことをきっかけにゲームをプレゼントするアキオ。お互いの素性は明かさず>>続きを読む

恋空(2007年製作の映画)

3.4

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高校一年生の美嘉(新垣結衣)は、同級生のヒロ(三浦春馬)と惹かれ合い交際を始める。紆余曲折ありながらも交際を続ける二人だったが、高校二年生になり間も無く、ヒロは美嘉に対して一方的に別れを告げる。美嘉は>>続きを読む

月曜日のユカ(1964年製作の映画)

3.8

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小悪魔と評された加賀まりこの代表作。

18歳のユカ(加賀まりこ)は恋人の修(中尾彬)がいるものの、パトロンのパパ(加藤武)との関係に重きを置く日々を送っていた。ユカがその虚しさに気づいてしまった瞬間
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余命10年(2022年製作の映画)

3.4

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高林茉莉(小松菜奈)は難病を患い10年後の生存率が限りなく低い。同窓会で再会した真部和人(坂口健太郎)は無気力で希死念慮を抱く青年になっていた。彼の態度に初めは怒りを覚えた茉莉だったが次第に柔らかい印>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

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伝説の『ミッドサマー』を作ったアリ・アスター監督の前作品。

祖母が亡くなったグラハム家では、重たい空気が渦巻いていた。そんな時に不幸な事故が重なり、家庭の雰囲気は最悪に。これは家族の崩壊の始まりにす
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アス(2019年製作の映画)

3.5

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アデレード(ルピタ・ニョンゴ)は家族を連れて、幼少期に住んでいた別荘にやって来た。楽しい夏休みの始まりだったが、アデレードに幼い頃の不気味な記憶が蘇る。彼女の嫌な予感は当たり、その晩自分たちと瓜二つの>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

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黒人の写真家クリス(ダニエル・カルーヤ)は白人の彼女の実家を初めて訪れる。彼女の家族には一見温かく迎えられたように思えたが、彼らの言動や、その家で働く黒人の使用人の姿に違和感を覚え始め、その異様さに気>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

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バットマンシリーズの名悪役ジョーカーの誕生譚が描かれた作品。コメディアンを志し、普段はピエロとして働くアーサー(ホアキン・フェニックス)。日々募っていく負の感情が徐々に彼を変えていくのだった…。

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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.5

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父を亡くした星泉(薬師丸ひろ子)は、血縁関係から突然目高組の四代目を継ぐことを頼まれる。それを承諾した泉は、4人の組員と共にヤクザ同士の抗争に巻き込まれていく…。

あらすじなど調べずに鑑賞したため、
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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.7

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終戦後、学校へ行かずに放浪する坊や哲(真田広之)は、かつて博打を教えてくれた上州虎(名古屋章)と再会する。彼に連れられて訪れた小屋では賭博師たちが丁半を行っていたのだった。そこに居たドサ健(鹿賀丈史)>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.8

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セルマ(ビョーク)は眼の病気のため、間もなく失明する運命。その病には遺伝性があるため、なんとか息子を救おうと、彼の手術費を長い年月をかけて貯めてきたのだった。しかし、そんな彼女のお金をきっかけに悲劇は>>続きを読む

Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.8

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俳優を志す三田静香(薬師丸ひろ子)は、舞台「Wの悲劇」へ端役での出演が決まる。この舞台に関わることで彼女の人生が大きく動き出すのだった…。

演じることに全てを賭けた人々の生き様が凄まじい作品で、引き
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ヒロイン失格(2015年製作の映画)

3.2

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高校生の松崎はとり(桐谷美玲)と幼馴染の寺坂利太(山崎賢人)、同じクラスの弘光廣祐(坂口健太郎)の三角関係が描かれた作品。

正直、内容にポカンとする場面も多々ありますが、それは割り切って。コメディタ
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.4

主人公3人がラストバトルと称してマルタ共和国を舞台に騙し合いを繰り広げる。しかし、そこにはツチノコを名乗る詐欺師の影が…。

お決まりの展開ですが、それを期待してしまうような作品ですので、安心して鑑賞
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走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.6

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大学時代に同居するほど仲の良かった親友・薫(小林竜樹)が自殺したことを受け入れられない漣(太賀)。彼が最後に描いたとされる絵は元カノも知らない幼馴染の女性のスケッチだった。自殺の真相を知りたい蓮はその>>続きを読む

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.3

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たすく(仲野太賀)は、ことね(吉岡里帆)の妊娠をきっかけに彼女と結婚したが、父親としてどこか定まらない態度を取り続ける。大晦日にナマハゲに参加したたすくは泥酔した挙句大きな失態を犯す。ことねには愛想を>>続きを読む

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.0

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厚久(仲野太賀)と武田(若葉竜也)と奈津美(大島優子)の三人は幼馴染。厚久と奈津美は結婚し娘も産まれ、平和な日常を過ごしているかのように思えたが、その実情は破綻しかけているもの。ある日の奈津美の浮気を>>続きを読む

静かな雨(2020年製作の映画)

4.0

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足の悪い行助(仲野太賀)は、鯛焼き屋へ通っているうちに店を営むこよみ(衛藤美沙)に惹かれるように。ところが、こよみは事故に遭い記憶を翌日まで保てなくなってしまう。行助はこよみを家に呼び共同生活を始める>>続きを読む

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.7

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テレビアニメの続編である本作。自動手記人形として働くヴァイオレットへ、今回は家庭教師の依頼が舞い込むのだった。

訳ありげなイザベラという少女にスポットが当てられた作品でしたが、切なくも温かい物語でし
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.6

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嫌な後味が残る作品でした…。

重盛(福山雅治)は、殺人を犯した三隅(役所広司)の弁護を担当する弁護士。二転三転する三隅の供述。裁判に勝つという目的達成のためなら真実など二の次だと言わんばかりの重盛ら
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空気人形(2009年製作の映画)

3.7

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ラブドールとして愛用されていた空気人形が心が宿し、ひとりでに動き出す。彼女は人々と交流し、惹かれる相手を見つけるが…。

静かで穏やかな映画だと思っていた私は裏切られました。確かに穏やかな雰囲気は終始
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.6

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子供を取り違えられたニ組の夫婦の選択が描かれた作品。六年を共に過ごした子供を実の親の元へと返すことができるのか…。

当人にしか分からない苦悩があったはずですが、良多(福山雅治)以外の親については初め
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.4

『マスカレード・ホテル』(2019)の続編。ホテル・コルテシア東京へ大晦日に殺人犯が訪れるという密告状が届くことで始まる物語。

個人的には前作以上に楽しむことができた作品でした。やはりSPドラマのよ
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ひゃくはち(2008年製作の映画)

3.5

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野球の名門校でベンチ入りを目指す二人の男子高校生にスポットが当てられた作品。友情を深めながら、時にぶつかりながらも同じ目標に向かって二人は努力する。

ベンチ入りを実現するために、野球部でひたむきに努
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.9

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良多(阿部寛)は、結婚した妻ゆかり(夏川結衣)とその連れ子であるあつし(田中祥平)を連れて実家へと帰る。兄妹家族も来ており賑やかな場となるが、腹の中で思っていることは各自違うのであった…。

ある家族
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.4

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犯罪者たちの行動が交錯する物語。

当時、この時系列の組み替えや会話劇が斬新で面白かったんだろうなということが理解できました。

豪華な出演陣ですが、ミアを演じたユア・サーマンが魅力的な作品ですね。役
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.2

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「死にたい」という言葉を繰り返し希死念慮を抱く鹿野(桜井日奈子)と、「殺すぞ」が口癖のクールな小坂(間宮祥太朗)という高校三年生の二人が主人公。合わせて別の二組の物語も描かれている群像劇。

「死にた
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.3

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高校時代から親友であり、惹かれ合う男女の30年間が描かれた作品。

30年もの間、大きな進展がないので、正直好みが分かれると思いますが、その長さがなんだか現実的で良かったかな。

もう少し器用に生きら
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.7

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大学生の時に「エヴァは観て後悔しませんよ」とバイトの後輩に言われたことを、ふと思い出し、エヴァ作品に触れました。まず、TVアニメ版を全て鑑賞した後、本作へ。

まずエヴァについて。主題は理解できました
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人狼ゲーム デスゲームの運営人(2020年製作の映画)

3.0

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命が掛かった人狼ゲームの運営側にスポットが当てられている本作ですが、結末もなるほどなという感じでそれなりに楽しめました。

キャストの中では、キーパーソン夏目柚月を演じた桃果さんが光っていたかな。
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ぼくたちのチーム(2016年製作の映画)

3.2

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親の都合でラグビー強豪校の男子校へ編入したネッド(フィオン・オシェイ)はゲイであると虐められ退学を望む。そんな中、ある日、ラグビー部にコナー(ニコラス・ガリツィ)が転校してくる。ネッドとコナーが相部屋>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

3.8

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巷で噂されているのは呪いのビデオ。観たものは1週間後に死んでしまう。そんな中、あるビデオを観た高校生が同じ日に次々と亡くなる出来事が起きる。テレビ局に勤める浅川玲子(松嶋菜々子)は謎を突き止めようと調>>続きを読む

呪怨(2002年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

その家に立ち入ったものは、例外なく呪われる…。

公開当時から大人気でしたね。怖いもの見たさで鑑賞した人も多かったと思います。

--以下ネタバレ--

日本のホラー映画のスリルを堪能できる作品で、有
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