かいわれさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年製作の映画)

3.5

【大分での出会い・ジュリーと田中裕子さん】
車家の家族団らんシーンは少なめ。というのも今では主演を張る俳優さんが揃い踏みで若干画面が煩い。恋愛要素は強め、寧ろ恋のキューピットとなった寅さんに天晴。

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.9

え、、どういう事?
現実路線のお話だと思っていたのに。
JR全面協力で、なかなか渋い作品。

二十四の瞳(1954年製作の映画)

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仰げば尊し。
反戦ものというから、辛いシーンが多々あるのかなと思っていたけど。先生と教え後を取り巻く、戦前戦後の生活ぶりを描く。これが名作と言われる所以なんだなと。高峰秀子さん、役に全うしてくれていた
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カルメン故郷に帰る(1951年製作の映画)

3.6

晴れの東京から帰ってくる娘を好奇な目で見られる親の心 子知らず。昭和レトロなコメディ。国産一号のカラー作品との事で映える色彩と、軽井沢は雄大な浅間山が印象的。はつらつとした笠智衆さんが見られる。

三匹荒野を行く(1963年製作の映画)

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日曜の昼下がりにピッタリ。
ブリーダーさんの手腕がいいんだろうなーと思いながら見てました。CGでチャチャッとしちゃうんだろうけど、それが無い時代。いい作品だ。

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.2

「あれ、今の家庭に自分は要らないのかも」と瞬発的に思ったモックンの描写が良くて、そこからは見るのが辛くなった。涙腺にくるシーンもあったり。
誰も悪くない、お父さんの人生があり、子供の人生もあり。みんな
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ひらいて(2021年製作の映画)

4.7

高校生の怪って感じで、常にソワソワしながらあっという間の2時間。キャストが良かった。特に彼がジャニーズお得意のゴリ押しポジションじゃなかった事が。お陰で世界観にドップリと浸れた。坂道系の曲かな?と思っ>>続きを読む

のび太の結婚前夜(1999年製作の映画)

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主役はのびたじゃなく、しずかちゃん。
また別の視点で観れた。
結婚おめでとう。

キューポラのある街(1962年製作の映画)

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散見するけど、ストーリーはさて置き問題。
当時の生活風景を余すことなく見れる事に価値あり。たかだか50年前なのに、こうも原風景が無くなるまでに発展しちゃうとはね。モノクロ映像の時から主演張ってる吉永小
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忘れないと誓ったぼくがいた(2015年製作の映画)

3.5

こういう系割と好き。虹郎の表情に惹き込まれる。デートのシーンは素だよね、初々しい高校生同士の雰囲気がいい。

火宅の人(1986年製作の映画)

4.0

不倫劇を観たことがなかったので、今後は本作が基準となってくる。そう思うと、結構ハードル高い作品を持ってきてしまった。これを超える愛憎劇なんて無さそう。夫婦の不思議な関係性。女の決意と男のダラシなさ。旅>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982年製作の映画)

4.5

【私が好きなのは旅先の寅さんやったんやね・・】
いしだあゆみ大勝利。満男も初フィーチャーされて、寅さん☓北の国からという異色回。どこを撮っても絵になる二人。ここまでの大恋愛に悩む寅さんなんて後にも先に
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夜の上海(2007年製作の映画)

3.4

んな事あるかい、てツッコミどころは多いけどいろんな言語が出てくる映画ってあまり無いような、そういった珍しさがあった。中国語の勉強にはちょうどいいかも。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

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登場人物が多くて、表面的にしか楽しめなかったけど世界観をしっかり堪能できた。相関図でゴチャゴチャする前の前半部は最高。北九州もよく言われるけど、個人的には広島も任侠イメージ根強いのは本作所以かな。

人斬り与太 狂犬三兄弟(1972年製作の映画)

4.0

終わりが良すぎた。
前作よりかはコミカルなシーンが多く見易くなってる印象。優しい田中邦衛さんしか知らなかったので、こんなダメダメなキャラクターを演じていたのが意外。そして絶妙なコンビでした。師弟愛。

現代やくざ 人斬り与太(1972年製作の映画)

3.8

任侠の良し悪しは分からないけど、昭和の町並みが最高。歌舞伎町のようなギラギラはなく、ちゃんと人の営みを感じ取れるセット。人情味あふれる終わり方は予想外。

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.6

モックン27歳。肉体が仕上がっていた
体型に恵まれてるなーと思いながら、いつの間にか試合にのめり込んでいた。コメディ過ぎないのが監督の特徴なのかしら。緩急の塩梅がちょうどよかった。

劇場版 フランダースの犬(1997年製作の映画)

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終始儚い表情に写るのは有名すぎる結末を知ってるからこそ。ネロの書く絵にネロ自身が居ないんだよね。常に他人の幸せな一瞬を描いている。出来た人だよ。終わりのシーンもさることながら、個人的には火災のシーンに>>続きを読む

おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.6

しっとりとしたお葬式なんてなく、実際は慌ただしい日々がやってくるんだろうなー。
いつか自分にもやってくるであろう喪主としての役割の大変さを思い知った。親戚との付き合い凄く苦手なんだよな。あまり関係を築
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積木くずし(1983年製作の映画)

3.4

昭和が詰まってる。
断裂魔過ぎて煩いのは間違いない。
これを撮ろうと思った心意気がすごい。時代に感謝。いしだあゆみさんにも感謝。

男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981年製作の映画)

3.6

【寅さんの同窓会からの婚期到来】
寅さんのクラスメート初登場回。学生時代も相変わらずだったんだなーと思いながら、ちょっと寂しい出会いもあったりして。これ婚期じゃん、と誰しも期待しながら展開を待っていま
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あの日々の話(2018年製作の映画)

3.9

野郎同士の胸糞からのスカッとジャパン。取りあえず冒頭の煩さがキッツイんだけど最後まで耐えるべし。「青春っすねー」がちょっと涙腺にきた。ジャケット写真いいやん。

ポンチョに夜明けの風はらませて(2017年製作の映画)

3.6

男三人組の顔ぶれが好きで。
ポンコツ二人と1人の優等生キャラ。ポンコツとは言っても何かしらの悩みを持っていて。だけれども底抜けの明るさで世渡りしていってる。優等生キャラの1人も、そうは言っても入試に落
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男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(1981年製作の映画)

4.0

【生き別れの弟を探して。大阪の旅】
今回は寅さんに同情。「はがきの一枚で済むことを。こっちの気持ちにもなってみろよ」そうだよな。人間臭い寅さんを見たのは初めてかも。
芸者さんとの付き合いは寅さんも手慣
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劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア(2021年製作の映画)

4.0

シリーズ初見。あらすじ見ると「エピソード0」ぽい感じだったので見てみることに。普段全くゲームをしない身だけど昔やってた時のあのワクワク感を思い出した。主人公最強系ってのもまたイイね。ウブな女主人公がこ>>続きを読む

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.6

絵本の世界に入り込む。お母さんの読み聞かせを聞いているかのような、静かに語られる物語。寝不足で行ったら寝落ちします。居心地のいい世界観です。
「本当は怖い」てキャッチコピーと受け止めたけどディズニー版
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.3

イマイチ世界観に入れなかった。クラブの長尺のシーンや、エンディングのあのグワングワンした音楽が結構不快だったり。
「何考えてるかわからない」柄本佑さんの方が個人的には人間くさい所があって、徐々に惹かれ
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私の少女時代 Our Times(2015年製作の映画)

4.0

淡いね。何するにもストレートだから見ていて飽きない。終盤に点と点が繋がっていく演出はやっぱり台湾映画らしい。どこか日本を感じる景色もあったりして。好久不見・・耳障りがいい。

ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

3.9

随分テイストが違うなーと思ったら訳ありだったのか。長寿番組ならではの珍作品で、これはこれでアリだなと。岐阜県が舞台で五右衛門が主役。面白い組み合わせ。紫さんもヒロインとして最高。
※あのテーマ曲も流れ
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男はつらいよ 寅次郎かもめ歌(1980年製作の映画)

3.7

【高校生の生活-定時高校】
80年代の生活風景が垣間見えて良かった。当時の授業風景や日本到来間もない頃のセブンイレブンなど。伊藤蘭さんがヒロインだけれども、個人的には寅さんもタジログあき竹城さんの存在
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陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

3.6

野村萬斎の本職って陰陽師。それぐらいにハマり役だった。よくもまぁ着物を着てあんな華麗な身のこなしができるなぁと。キャスティングがいい意味で平凡で、ストーリーの世界観に没入できた。こういう邦画が増えると>>続きを読む

故郷(1972年製作の映画)

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「大きいものには何で勝てないんだ」
技術の進歩に人間も付いていけない時がある。それを禍々と実感できたのが高度経済成長期なのだろう。
時代の渦中を港で生活をしていた人達の視点から描き、ある意味記録映画の
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.6

寄生する瞬間が人間の終わり。
全身を回るスピードが早すぎて恐怖。感染症と戦う今日だからこそ、より身近に感じる。感染者をどう隔離するのか。殺す?原因を対処する?
ニュルッと人体から出てくる所は結構キモい
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二階の他人(1961年製作の映画)

4.0

半世紀も前の作品なのに普通に面白かった。
昭和のクリスマスを見れたり、そもそも一軒家を間貸ししてる事自体が新鮮で。嫌味の無い昭和の距離感を感じた。

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

3.7

なーーんにも起きない。
チエちゃんの力強い生き様はいいね。チエちゃんの精神力を少し分けてもらいたい。

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

3.8

【初めての飛行機で沖縄へ】
駄々を捏ねる寅さんが見物。堅気な寅さんだから「イヤ!絶対にイヤ!」と飛行機を怖がる時もキッパリと。リリーさんとの生活をより現実的に考えた寅さん。ハッとするシーンもあり、ファ
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