freakishsenseさんの映画レビュー・感想・評価

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美しいひと(2008年製作の映画)

2.3

転校生ジュニーは同級生と恋する。そこへジュニーの教師が加わり三角関係へ...高校生の恋愛を典型的なフランス恋愛映画で観る作品。
日本では考えられない事が坦々とスラスラ進んでいく感じ。

ヒトを好きにな
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インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士(2014年製作の映画)

4.0

日本上映していないのが悔やまれる。
スパイダーマンやヒーローに憧れるいじめられっ子がある日、透明人間になれるようになり夢のヒーローになってゆくお話。
最初はいたずらっ子への仕返しからはじまり、話がどん
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ひまわり(1970年製作の映画)

5.0

第二次世界大戦。愛し合う夫婦が戦争によって引き裂かれ、そしてその後の行く末を描いた悲哀劇。

旦那は生きていると信じて必死で探す奥さんの姿と別の地で違う女性と第二の人生を歩む旦那さんを交互に映し出すの
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.1

ジュゼッペ トルナトーレの真骨頂。人間ドラマ映画。

1900年。大西洋を行く客船の中で生後間もない赤ん坊が船の中で育ち、客船のピアニストになっていく様を描いた作品。

ジュゼッペ トルナトーレの人間
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

5.0

ビフォア サンライズの9年後。
映画の中の時間軸と現実の時間軸も同じ9年後に上映された作品。だからイーサンホークもジュリーデルピーもいい感じに自然に歳を重ねているのが素敵。

ビフォアサンライズの最後
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

5.0

列車の中で偶然出会った、国籍の違う男女がウィーンの街を歩いて歩いて話して話して、一晩共に過ごすお話。
他愛ない会話を積み重ね積み重ねしてお互いを知り、どんどん惹かれ合っていく感じがたまらなく甘酸っぱい
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おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

5.0

山戸結希監督とロックバンドおとぎ話がタッグを組んだ青春映画。

誰もがもってるけどうまく形に表せない奥底で燻ってる欲望を哲学的な言葉とおとぎ話のサウンドにのせて刺激してくる。
見終わった後たまらんくら
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少女椿(2016年製作の映画)

2.5

あの少女椿が実写化?!という事で観に行った。
エロくなくグロくなく。
オリジナルのエピソードがプラスされていてなんだか人間臭さが出ていた。

監督さんの少女椿愛はとても伺えました*
原作とは切り離して
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.0

クイーンが登場して面白くなってきた続編。

上の句はカルタ競技のおもしろさがメイン。下の句はちはや、新、太一などの繋がりや関係性、みんなの絆やチームワークにもスポットがより当たっていて深く楽しめた◎
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.0

原作が好きで イメージ崩れるかなあと思って躊躇していた自分を恥じる位素晴らしい作品でした。

机君、かなちゃん、肉まんくんなどの脇役のキャストが秀逸◎カルタの絵を使ったCGも場面場面にあっていて素敵で
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

”苦痛と悲しみと喜びなしでは、子供たちにこう伝えられない。『むかし、あるところに国があった』と。”

最後の天国の結婚式でイヴァンが話す言葉が監督のまっすぐ伝えたい事の全てなんじゃないかと思った。歴史
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TATSUMI マンガに革命を起こした男(2010年製作の映画)

3.6

劇画という漫画のジャンルを生み出した、辰巳ヨシヒロという漫画家の自伝と5つの短編が組み合わさった作品。

手塚治虫との数々の交流であったり、嫉妬させたり、劇画が生まれたきっかけなどをご本人のイラストや
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レック(2007年製作の映画)

3.2

スペイン産のPOVホラー。
かわいいレポーターが消防士の密着取材であるアパートに取材に行き、そこで感染症でゾンビ化した住人に襲われる様を手持ちカメラのアングルで楽しむ作品。
実況映像風なのでいろいろが
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

5.0

インドネシアの麻薬王が支配する30階建ての高層ビル(団地?)を舞台に、潜入した20名のSWATと家賃がタダになると言われ超必死のギャングたちが銃撃戦や肉弾戦を繰り広げる痛快アクション。

主人公はSW
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名探偵カッレとスパイ団(1997年製作の映画)

4.0

リンドグレーン作の名探偵カッレくんシリーズ実写版第2弾。

今度はカッレくん達が5歳の少年ラスムス君の誘拐事件に巻き込まれるお話。今作はカッレ君より白バラ軍の子供達が大活躍!!ひとりひとりのキャラクタ
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カッレくんの冒険(1996年製作の映画)

4.0

スウェーデンの児童本作家のリンドグレーン作、名探偵カッレくんシリーズの中のカッレくんの大冒険を実写化したもの。日本語で販売されている原作の本はカッレくんが眼鏡じゃないんだけど実写版のカッレくんは眼鏡!>>続きを読む

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

4.0

学校の先生に買い取られたロバのバルタザール。そこで可愛がってくれたマリー不幸が重なり離ればなれ。しかし、10年後に奇跡的に出会い、マリーと幸せな暮らしをしていたけれど マリーに惚れていた不良少年が嫉妬>>続きを読む

ペーテルとペトラ(1989年製作の映画)

4.0

スウェーデンの児童作家、アストリッド・リンドグレーン原作。長くつ下のピッピとかスウェーデンの子供達をニコニコにさせる作家さん◎
原作の絵本が大好きで大好きで、実写になった本作もかわいい子供達がイメージ
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旅人は夢を奏でる(2012年製作の映画)

3.0

お堅いピアニストの息子と35年振りに突然現れた大雑把な父親。対称的な2人が旅をするロードムービー。
見た目も性格も太っ腹な父親レオのペースに巻き込まれていくティモ。しかしながらだんだんと意気投合してい
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shane [シェイン] THE POGUES:堕ちた天使の詩(2001年製作の映画)

3.9

80年代後半から90年代にかけて人気を博した The Poguesのフロントマン、シェインの2001年に制作されたドキュメンタリー◎

再結成して日本でライブをやる時は必ず観に行っていますが、1番最近
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サンダーパンツ!(2002年製作の映画)

5.0

おならが沢山出てしまうパトリック君。彼のこの特異な体質のせいで家庭は崩壊、学校では当然いじめの対象に...だけど唯一の友達アラン君がいます。
アラン君は生まれつき鼻が効かない子、しかも超天才発明家って
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死んだ目をした少年(2015年製作の映画)

3.0

青春漫画の真骨頂 古泉智浩さん原作の漫画を実写化。
いじめられっ子だった主人公がボクシングに出会って 自信をつけていき...なお話です。

自主制作映画のような質感な雰囲気ですが、原作である古泉さんの
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

2.5

これを初めて観た当時にお付き合いしていた方が鬱で、なんかわかる事は無いかな〜と思って観た作品。
原作は鬱を患ったツレさんに焦点を当てていますが、映画では側にいる嫁、病院で出会った人などいろんな人にも背
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.0

ポン・ジュノ×ぺ・ドゥナ
記念すべきポン・ジュノ監督の長編映画デビュー作!
ジャケのポップさに騙されて犬好きが観たらショック受けてしまうので注意!韓国は犬を食う人がいるんだな...文化の違いとはいえ、
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プラハ!(2001年製作の映画)

3.6

60年代のチェコ スロバキアを舞台にした 初夏の青春ミュージカル映画。高校卒業を間近に控えた女の子3人の恋物語です。

とにかくとにかく カラフルでかわいい!ファッション誌から飛び出したような60年代
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星ガ丘ワンダーランド(2015年製作の映画)

3.2

星ガ丘駅の落とし物預かり所で働く主人公。ある日、幼い頃に自分を捨てた母親が自殺した事を知る。
母の死によって 所縁の人とであっていく主人公や母方の家族、自分の家族、亡くなった母親に対しての気持ちがそれ
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寝ずの番(2006年製作の映画)

4.1

これだけ大勢の豪華俳優集めておいてこれだけ下ネタが炸裂する映画もそうそうないんじゃないかしら。津川さんだから成せる技なのか。笑
故 中島らもさん原作の作品を津川雅彦さんが監督し映画にしたのが本作。
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めがね(2007年製作の映画)

3.3

時間に追われてあくせくしていて 自分のペースがわからなくなった時にふと見て この映画に流れる ものすごーくゆっくりな時間に身を委ねます。メルシー体操は何回も繰り返し見てマスターしました。

すごくこの
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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

5.0

オープニングからラストまで何から何まで大好き過ぎる映画!

バタアシ金魚やドラゴンヘッドなどを生み出した望月峯太郎原作の漫画を実写映画化した作品。原作のバイオレンスさにスピード感を足して石井さんのスパ
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ハリーとトント(1974年製作の映画)

5.0

ニューヨークに暮らしていた主人公の老人ハリーがある日、区画整理の為にアパートを追い出されてしまう。愛猫トントと一緒に自分の居場所を探して旅をするロードムービー。

これだけ聞いたら想像するのが独り身の
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ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

5.0

Unza!Unza!クストリッツァ祭にて久々にスクリーンで観れた。大好きな映画だと再確認。

舞台は1992年のユーゴスラビア。
旧ユーゴの紛争や民族状況や宗教について前知識があった方がより深くこの作
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ぼくは怖くない(2003年製作の映画)

5.0

1978年の夏の南イタリア。麦畑が一面に生い茂る小さな村に住む10歳の少年ミケーレ君が、ある日廃屋の裏で不思議な穴を発見します。中を覗いてみると、なんと鎖に繋がれていた少年フィリッポ君が。どうしてフィ>>続きを読む

転々(2007年製作の映画)

5.0

映画館で3回観て、DVDも購入して未だ ふとした時に観ている映画はこれ1本だけだと思う。再生した途端にまわりの空気がゆるくなる。

84万円の借金を抱えた主人公が100万円の謝礼と引き換えに借金取りと
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REDLINE(2010年製作の映画)

4.2

2000年の初めに石井監督はじめ、各界のクリエイター達が集まって作成されたショートフィルム作品集Grasshoppa!でこの作品に出てくるトラヴァとシンカイが出てきていてそれを観ていたので、予備知識無>>続きを読む

アーティスト(2011年製作の映画)

4.1

サイレントからトーキーへ移り変わる流行。その中で生きる俳優の葛藤を無声映画で表した作品。
前半は眠くなってしまったけど、話が進むにつれ徐々に 表情や仕草を観ているだけでぐいぐい引き込まれて 最後は涙が
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落語物語(2010年製作の映画)

3.1

内気な新弟子青年の目を通じて、落語および落語家というものの不可思議と奥深さが映し出されている、落語家による落語家のための 、そして落語好きのための映画。喜怒哀楽 笑いだけじゃない感じが落語みたいで 下>>続きを読む

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