不透明人間さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.2

2回目

無表情で淡々とした口調で冷たい人間に見られてしまうけど、Facebook誕生の根本的な動機が女の子にモテたいとか、目立ちたいとか、そういった人間味溢れてるところに親しみを感じれるから、主人公
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

海外にウケる理由ってなんだろう

日本人は感情を表立って出さないのが特徴なのかな。言葉数も人との距離感も、海外からしたら渇いてモノクロの世界に映るのかもしれない。

それが日本らしさであり、海外から見
>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.6

イヤホンで聴くと臨場感というのか、主人公の聞いている音を、観客も擬似体験することができる。

難聴者の擬似体験はホラー作品において『クワイエット・プレイス』が記憶に新しいかな

補聴器から聞こえる街の
>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.8

才ある芸術家たちも自分達と同じように、お金で困ったり人生の選択の苦悩葛藤があるから共感しやすいね

突然歌い出すミュージカル映画が苦手な自分でも、作品に引き込まれるぐらい内容が現実的で面白かった。俳優
>>続きを読む

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.5

衝動的にたかが外れたように、全てがどうでも良くなる瞬間、人間は簡単に大事な物を捨ててしまう
そういった残酷な感情ちょっと分かるなぁ

景色いい撮影場所なんだろうけど、顔面ドアップ撮影がすごい印象に残っ
>>続きを読む

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.7

ホームインベーション系ホラーは、一軒家という狭い空間だからこそ、敵との距離感がとても近く、一瞬一瞬が緊張するから面白いんだろうなぁ

撮影も基本セット内でしか行わない事から、低コスト且、撮影も容易なの
>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.4

完成度の高い地獄
セブンが生温く感じるぐらいの
胸糞具合が濃い味出してんのよぉ

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.4

自分の好きな『青い春』のような何考えてるか分からない松田龍平が好きだ
薄汚い役が似合う2人のキャスティングで見てる所あるよね

ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

3.8

ファッション・音楽・ライフスタイル
70s全てが自由でかっこいい

ブームの誕生には、必ず物語が生まれる
全てのカルチャーに通じると思った

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.7

デヴィッド・フィンチャーはタイトルクレジットがくそイケてるのが特徴の監督
本作は特にやばい。元CM・MVを作成していた監督の映画って一瞬一瞬が力強いんよ。日本では中島哲也かな

内容としては、ただ謎を
>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.8

3回目

暴力的描写が目立つけど、哲学映画としてすごく面白い価値観だと思うし、今後の人生に影響を与えるぐらいの衝撃作だと思った。90年制作の映画だけど、今でもこういったカウンター思想は共感できる人多い
>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.9

初のウェス・アンダーソン作品を劇場で

字幕を必死に追いかけると同時に
映像をちゃんと観る。

情報が詰め詰めで、どっと疲れたなぁ

配信でまた見返そう

好きな回は、芸術家の囚人

老人Z(1991年製作の映画)

3.3

脚本が『AKIRA』大友克洋!
キャラクター原案が女の子を描かせると日本一『銀杏BOYS』のジャケでお馴染み江口寿史!
美術が代表作『パプリカ』『トーキョーゴッドファーザー』今敏!

日本アニメ界のW
>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.5

観ててきつい系の社会格差系映画

片山慎三監督はポン・ジュノ監督の助監督を務めていたという経歴が先行して謎に期待していてたが、見事に応えてくれた。

自分ならどうする?
可哀想と思うだけか?
どーせ偽
>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

この映画に出てくる人物全員不器用で面白い

みんな自分を客観視して自己分析できてると思い込んでいるだけで、実際全然違う。

他人から突っ込まれてから「え、私変かな?」と徐々に周りとの差異を認識していく
>>続きを読む

ある用務員(2020年製作の映画)

3.6

例えるなら、少年ジャンプの3巻で完結するアクション漫画といった感じ

内容よりも、キャラの魅力にステ振りしたような運動会映画です。

ハリウッドだとB級からメジャーまでよくあるタイプだけど、日本では珍
>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

3.9

ゆら帝の坂本慎太郎をキャストに迎え
主題歌はドレスコーズ

いやはや、どんな作品かと思い視聴

とてつもなく不思議でゆる〜い空気感

センスが秀逸で未来のコメディを見ている感覚だった。ずっとなんだこれ
>>続きを読む

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.0

無駄に激しい銃撃戦、なかなか衝撃な主要キャラの死亡。全てポップに変化するアンダーソンの魔術

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.2

ジェームズ・マカヴォイの「僕は多重人格者を演じたんじゃなく、24人の普通の人を演じただけだ」ってのが好き

それを演じきるあんたが普通じゃないね

スプリット(2017年製作の映画)

4.0

X-MENほど派手さはない。
だけど、だからこそ会話劇に時間をかける事により、多重人格でもそれぞれの人格者への理解度が増せるんじゃないかと思いました。

しかし、会話シーンが多くなることで集中していな
>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.5

人間は皆、孤独を感じている

それを仕事や恋で紛らす

僕は、放浪する事で孤独を紛らわす

何故か分かるような気がするし、納得させられてしまう価値観やったなぁ

リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.2

子供達の心を掴み、ゲームと信じ込ませながら、ゾンビから逃げるという物凄い難易度の高いことするルピタ•ニョンゴ

集中しなくても気軽に見れるコメディって良いよね

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.4

ストーリーが面白いのは勿論やけど
キャスト達の演技に圧倒されたなぁ

レディー・ガガの肉食悪女感も最高だし
アダム・ドライバーの草食系男子も良かった

アルパチーノの怪しい人柄は安心安定だし、
ジャレ
>>続きを読む

ヒート(1995年製作の映画)

3.3

仕事に取り憑かれた男達の闘い。
家庭崩壊寸前 VS 30秒で高跳び男

銀行強盗の銃撃戦が最高にイケてるのが本作の見所で、1番有名なシーン

連携をとって牽制しながらラインをじわじわ上げていく感じめっ
>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.6

不思議な映画

ゆっくりと列車が進むのと同じくらいゆったりとしたロードムービー

ビル・マーレイとナタリー・ポートマン
の無駄遣いが好きやわ

消えない罪(2021年製作の映画)

3.7

『素晴らしき世界』と似ている設定

本作の特徴は、被害者の親族からの視点というのも描いていておもしろい。

しかしそこの作りが浅はかかなぁといった印象だったので、もっと時間をかけて被害者親族の心情に力
>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.2

2回目
そりゃアンダーソン監督の作品に出演したいってハリウッド俳優達の気持ち分かるわ

ホテルの内装から何までセンスが好き

1回目
シリアスでダークな展開もウェス・アンダーソンの味付けで全てポップに
>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.5

テーマは重いはずなのに、アンダーソンの手にかかるとキャラメルポップコーンみたいな甘く親しみやすい映画になるのは何故だろう。

ハートフルファミリームービーという枠かは不明だが、登場人物に共感は全くでき
>>続きを読む

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.1

ショートムービーに魅了され
長編を鑑賞

レイシストの多くは、貧困や未成年時の環境状態により差別的思想が生まれると学べた作品

自分も同じ立場ならレイシストやギャングにならざるを得ないんだろうなぁ
>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.8

直球ストレートに
「これが『現実だ!』あたなはどう生きますか?」と投げ掛けられている様に感じた

地獄や

人間の闇と、その闇に巻き込まれる
純粋な子供の視点

2人はこの先何を感じ、
これから生きて
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.1

確かに、毛布に包まれて
ゴールデンレトリーバーを枕に
暖炉の前で眠る赤毛の少女の気分でした。

あっかい映画やね

ジョーが結婚したのは、
小説か現実か分からないようにするの良いね

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.7

ウィレム・デフォーが助演男優賞レベルの二面性演技好きなんよなぁ

オズボーン博士として優秀だと思うんだけど、
なぜあんなに会社の人間から嫌われているのか
分からないが、今見るとその点で笑ってしまう
>>続きを読む

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.6

テンポよくMAXの課外活動を紹介していくシーンとか、まさにウェス・アンダーソンの特徴的な演出でめちゃくちゃ好き

発想や行動が滑稽なのに、MAXは至って真面目に取り組む姿が、憎めなく愛されるキャラクタ
>>続きを読む

アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.4

バンドでも組む感覚で
強盗グループを結成するずっこけ3人組

バカ3人に対しツッコミ0のボケにボケを重ねるスタイルはコントを観ているみたいで凄く楽しかったなぁ

まだアンダーソン節が炸裂するアート性高
>>続きを読む

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

2.7

ベーコンが焦りと不安で
カリカリに焼き上がる姿が最高

銃には安全装置があるってのは
教科書に載ってないもんな

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.3

優しい映画やわ

MCUとして2008年のアイアンマンから始まって2019年のエンドゲーム感動したけど

スパイダーマンの歴史はもっと重みがあるわ

思い出補正があるから
映画的にはやってる事ズルいよ
>>続きを読む