プテラノドンさんの映画レビュー・感想・評価

プテラノドン

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ご都合主義的な展開も多く、シン・ゴジラがリアリティ追求の作品なら、こちらはどちらかというとドラマチックな作品。(ゴジラが出てくる時点でリアリティとかないけど…)

みんなで協力してゴジラ倒して、やった
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

非常にシンプルな内容。
主人公から一才場面は外れず。とんでもなくヤバい指導者に出会い、音楽に没頭する狂人に成長していく様子が描かれる。

物語の節々で様々なトラブル(初回の練習に遅刻する、大事故等々)
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビで溢れかえり封鎖されたラスベガス。
そこの地下に眠る大金を目指して命をかけるというなかなか面白い筋書き。

ただ、観た感想としては本当に何も得るものがない映画だったな…という感じ。

何もしなく
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分には到底成し得ない人生を擬似体験できるのが映画の醍醐味の一つだと思うけど、この映画から得られる刺激成分(?)は特に半端なくて最高だった。

マフィアもの、麻薬取引モノも含め、
こういう悪事で大金稼
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.1

146分とやや長めだが、前後の流れはそこまで意識せず瞬間瞬間を気楽に楽しめる映画。
前半人物関係を理解するのに時間がかかってしまった為、もう一回観たい。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.5

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前作はマイケルが覚醒していくのが1つの見どころだったが、今回は冷徹に組織のことを考えファミリーのボスを務める様子がヴィトーの過去編と並行して描かれる。

組織優先のマイケルと家族思いなヴィトーの対比が
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

1972年の映画とは思えないくらい引き込まれた。各キャラクターが魅力的過ぎて、1人減るたびにあぁ…ってなんか悲しい気持ちになる。

なんだかんだファミリー激甘な先代とは反してマイケルがめちゃくちゃ冷徹
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

題名の通り、無邪気な子どもたちが超能力に目覚めてしまったら…という内容。

子どもが何をしでかすのかわからないのは視聴者にとっても同じで、緊張感がハンパない。終始暗い雰囲気で、前半は物事がよくない方向
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

予告編、映画の冒頭からは行方不明の愛妻を探す悲劇の夫を描いたミステリー…かと思われたが、

自分の無実を証明したい
甲斐性無しで浮気性の旦那 
VS
旦那を殺人犯に仕立て上げたい
復讐心に燃えるハイス
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

あんまり楽しめなかった。
理由は2つ。

①ストーリーに主軸がない
めちゃくちゃ長い導入のあと、やっと異世界に飛んで主人公の冒険開始。(こっから異世界に飛ぶの!?って思うくらい遅かった)ナツコを探すと
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前半は不気味で不穏な伏線を張り巡らせるターンでホラーとしてかなりゾクゾクできた。後半は伏線ぶん投げでUFOとのバトルして終了。かなりがっかり。

そもそも主人公たちの自分の父親を殺した化け物を撮影して
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とりあえずすごい映画を観たなという感じで、言語化するのめっちゃむずい…。
解説見たあとだと自分の解釈めっちゃ間違ってたなと思ったんですけど両方書きます。

【解説見る前】
 主題について。劇中のいろん
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.7

これといって大きな盛り上がりもないけどずっと観てられる感じの映画。

映画の中のマークザッカーバーグは行動は冷徹なんだけど、本心はどこにあるのかわからない感じが面白い。良くも悪くもピュアでやりたいこと
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

余りにも奇妙で切ない内容。
ベンジャミンがデイジーと記憶があるうちに会った最後の夜、彼は彼女に「永遠はあるよ」と言ったが、実際この映画ではその永遠がどこにあるのか納得がいく答えは出ていないように思えた
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ゾディアック(2006年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

実際に起こった事件と知らずに観てしまった。
当然、未解決事件なのですっきりと繋がるような伏線回収はなく、完全にフィクションと思って観始めた自分的にはかなり不完全燃焼…。
不安になるシーンを散りばめてド
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

不気味で何が起こっているかわからないゾクゾク感が面白かった。
ただ、ラストの納得感が薄い。
死んでもおかしくない現場やとんでもない警察沙汰になりそうな場面をいくつもくぐり抜けて、結局は悪趣味なサプライ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シャロン・テート事件を知らないまま観てしまったが、面白かった。
ラストのヒッピーボコボコのシーンは史実を知ってたらもっと爽快に観れたかなとは思う…。
悲観的で不安定なリックと常に楽観的でペースを崩さな
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

内容は単純で犯人探し要素は薄く、宣伝文句の”【密室】ミステリー”ではない。
序盤からの伏線回収とかは特になく、シンプルに真相が明かされていくだけの内容。
血みどろの撃ち合いがある割には爽快感がある感じ
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

2回目の視聴。
ディカプリオの頭蓋骨を割りながらの演説〜ブチギレ、「売却!」までのシーンが好きすぎる。
2時間45分という長編かつアクションシーンと並行して怒涛の会話シーンも続くが頭は空っぽにして見れ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

登場人物たちの思惑が交差し、滅茶苦茶な方向に事態が進んで行くのが面白い。聞いていて全く飽きない会話劇もさすが。

ただ、主役の存在感が薄すぎでは?
ブラピは登場してすぐこそバスターズのリーダーとして存
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーもシンプルなのに飽きさせない会話劇と個性的なキャラクターが良かった。
最後情を捨てきれなかった刑事が悲しい…。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

無意味な話の起承転結の起〜転の部分だけを繋ぎ合わせているような作品なのに、何故かずっと面白く見れる作品。無駄な伏線とかを貼らないから気持ちよく観れる。
大きなストーリー性もないのになんか繋がって、一本
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なかなか救いがない内容。
最初から最後まで結局主人公の妄想だったという根底の根底からくつがえる内容だったが、違和感なくまとまっている感じ。
個人的には主人公は作中の期間(精神病院の中)では何も失ってい
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.2

途中まで面白いが最後がやっつけすぎる。
ラストの大事なシーンで「その後どうなったか」をナレーションでダラダラ解説、もっと上手く映像で魅せる方法はなかったのかと思う。
名探偵コナンとかにありがちな犯人が
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

政府とメディアがあまりにも楽観的すぎてリアリティを感じられなかった。
最後は結局一番間抜けだった総理大臣と金持ちたちが生き残るという皮肉。 
結局映画全体を通して有権者やメディア、世間に対する皮肉をテ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

地味で冴えない感じのおじさんが実はすごい人だったという展開。頭を空っぽにして見れるアクションムービーだった。
最初と後半で「ノーバディ」の意味が変わるのがおもしろい。
最後の最後で最強の弟が助けに来た
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嵐の中で(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

次の展開が読めなさすぎて面白い。

旦那を浮気者に設定したのはラストでニコにもワンチャンス幸せがあるかも…?と思わせるファンサービスだったようにも思う。

LIFE!(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

何もない人生を歩んできた主人公が気持ちと後押し1つでぐんぐん進んでいくのが爽快だった。
一歩踏み出してヘリに乗った後はなるがままに突き進んで主人公も変わっていった。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

最も大事なことは
善く生きること、善く死ねるように

物語の終盤に「豊かな人生を送ることが義務」だとあるけど、この映画はそれを「人生を計画して生きる」というより、「死を身近に感じて、一瞬一瞬を生きる」
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

しっかりと作り込まれた世界観。
それに対して敵キャラ含めイカれ具合が半端なくて世紀末の極みって感じで笑えてくる。

もはや神話を観た気分。

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

何も考えずに観たいときによさそう。

最後の多数の銀河が宇宙人の手のひらの中にあるシーンは面白いなと思った。

地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画に何を求めるかで評価は変わる。
発生した怪奇現象や、襲ってくる者の正体が知りたい人には、正直微妙。
ひたすら「怖い」というポイントだけを追求するなら、この映画は最高。

まず逃げ道のないほぼ
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.8

脳の使える領域が広がるとどうなるかというテーマはおもしろい。(さすがに無理があるだろと思う部分もあったが)

ただ人間性を失いながら自分本位でバンバン周りを巻き込み、モンスター化していく主人公に感情移
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

切なくて後味が悪い最悪のラスト。

青春冒険サスペンス要素や途中の甘酸っぱい恋模様は、最後に全部日常をぶち壊す伏線だったと考えるとまんまとやられたって感じ。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画全体を通してほんのりと漂う不気味で異様な雰囲気。そしてみんなが言う通り確かにすっきりはしないラストだったかもしれない。

でも観客は「トゥルーマン・ショー」というコンテンツのファンではなく、トゥル
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

設定はいいけどあとは意味不明。
暗くてグロテスクな演出。
ところどころツッコみたくなる矛盾。
(自分で250層まであるとか言っといて
100層あたりで「止まらない!」とか言い出したり)
そして未回収の
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