これでもかと食欲をそそられるので、まずそれだけでも元気が出る。加えて、雇われシェフの彼が無職になったと思いきや、勢いでフードトラックを購入し、キューバサンドで大人気を博して楽しく生きていく様がエネルギ>>続きを読む
この関係が許されないものであることは前提として、誰にも頼れない状況で生きてかなければならない苦しさが伝わってきた。上戸彩、色気があって綺麗…。
14歳という年齢が絶妙な。受験が迫っているわけでもなく、ただし小学生の頃とは全く違うという意識はある。自分に嫌気が差して、他人がキラキラして見える、早く大人になって自由になりたい、そんな彼らを見ている>>続きを読む
何がすべきことで、何がしてはいけないことか、答えのない境目で自分を信じるしかないオッペンハイマーの立場を思うと、とても苦しかった。彼は実際とても繊細そうで弱い面もあったのだろうが、天才だから妬みも集め>>続きを読む
ゆったりした時間の流れと夏の風景がとても気持ちいい。
何も知らずに観ると、あまりにストレートに青年の恋心や溢れる欲望がぶつかってきて、心構えが出来ずにウッとくることがあった。でもそれほどリアルに表現で>>続きを読む
ほぼ2人のセリフのみのやりとりも、気づけば何時間も見ていられる。美男美女…一目惚れからの始まり、楽しそう。
ほとんど2人の言葉のやり取りだけで進み、他の登場人物が出てきたり、大きなイベントが起こったりなどは無い。なのに、ずっと観ていられるリアルな演技!
一作目を観ずにいきなりこちらを観てしまったが、どんな素>>続きを読む
ループからどう抜け出すかいうハラハラさ、そして観た後のスッキリ感がすごい。テーマはシンプルというか、アホらしいと思いそうだけど、こんなに真剣に作ってしまうなんて。これだから映画はすごいなとまた改めて思>>続きを読む
映像はすごく好きだけど、なんというかストーリーに途中から飽きてしまい自分はハマらなかった。内気なアメリが新たな人生を拓いていけそうなところは良かった。アメリ自身が人と関わらずに育ったという背景はあるに>>続きを読む
ずっと気持ち悪さがある湊かなえ原作らしいストーリー。母と娘の縁がどうしてこんなに狂ってしまったんだろう。付かず離れずの関係が作れたら依存しないだろうに。
戸田恵梨香はまだ母役をするには若いんじゃないか>>続きを読む
ルビーの立場を想像すると、こちらも苦しくなる。確かに、ルビーの存在が、世間と家族を繋ぐ渡し役であり、ルビーの足枷になってしまっていた面もあるだろう。
しかし兄は、自分たちは無力じゃない、失せろと言って>>続きを読む
随一の世界観で、終始不気味な雰囲気が漂い、こちらまで不安定になるような…そこまで人の心を揺さぶれるってすごい。
役なのか、現実なのか、こちらも混乱して主役の未麻と同じ気持ちにさせられる。
でも、最後に>>続きを読む
悪魔と呼ばれる上司、確かに自分の上にいたらついていけないし、人遣い荒すぎてイライラするな…と思いつつも、他のことを捨てながらのし上がってきたところは、強い覚悟がないと出来ないだろうし、真似できない才能>>続きを読む
なんだか、「今」観せたかった作品なんだと、強烈な思いを訴えているんじゃないかと、気圧されて心がざわついた。アオサギは恐怖の存在と思いきや味方になったり、さらにバトンを次の世代に渡すようなシーンもあり、>>続きを読む
お屋敷に住み、親族が認めた相手と結婚をして、次は義母に言われるがままに妊活して…東京ってあんな貴族みたいな世間離れな層がいるの…?と、驚く。
短い距離ではタクシー移動をしなくなったり、ビニール傘を使>>続きを読む
もし、自分が一市民として逮捕された治と信代の報道を見たとすれば、治と信代は責任を伴わない家族ごっこをしてた最悪の大人、という見方になるかもしれない。だけど、そこでシャットアウトしてしまうのは勿体無い。>>続きを読む
シャワーの音や、シンクに水が落ちる音、管楽器の音、色んな音が印象的で、不気味な雰囲気がよく出ていた。
母目線では、湊がかなり不安定な状態だった。が、そう見えただけで、湊自身は思春期に入る前の純粋な5年>>続きを読む
有村架純みたさに鑑賞したが、まずは期待通り本当に有村架純の美しさだけで観ていられる。
自然豊かな景色とか、田舎のぽつんとしたお弁当屋さんとか、撮影地も素敵。
ちひろ=綾の、色んな過去から人と親密になる>>続きを読む
映画といってもストーリー性があるとかではなくて、歌うスピッツそのものの映像として、音楽として、本当に素敵。
さくらももこさんの絵がユニークで、とにかくかわいい。1990年代に作られたからか、色味とか雰囲気とかノスタルジックな印象があり、アニメ版より癒される。
原作の漫画では無かった、映画ならではの長尺でのP>>続きを読む
やっぱりクレヨンしんちゃんの映画はいいな、と思わせてもらった。家族の絆、という王道テーマでちゃんと感動するし笑えるシーンもある。そして最後はほっこりする。これこれ、という感じ。
これほど入り込めるとは。感無量。
主役の2人のことしか正直知らなかったのだが、脇役達も本当に印象的だった。
今になって映画館でリマスター版上映されるほど、後世に継がれている、そこにあるのが面白さだけで>>続きを読む
焼肉が猛烈に食べたくなったのと、熱海に行きたくなった。
こんな映画を観れるとは、というまさに圧巻の作品だった。ドルビーシネマで観たことも相まってか、特にミュージカル部分は迫力がすごい。
勝手に涙が流れてしまうような、温かいシーンも多い。映画に、こんなに生き>>続きを読む
すずめのおてんばでまっすぐなところが、新海誠作品の主人公という感じで愛着が持てたし、すずめと一緒に感情が動かされた。
ただ災害の映像はかなり臨場感があり、災害にまつわる恐怖感の描写があるので、あまり気>>続きを読む
土砂降りや雨上がり、雪の日などの天気を通した表現や、海の景色やパリの街並みなど自然や建造物の風景を通した表現が多く、映像がかなり綺麗なので是非映画館の大画面で観るべき作品と思う。
アニメを観て、作品>>続きを読む
ジュリア・ロバーツがとにかく美しい。
景色やそれぞれの地の食べ物、格好など綺麗で癒される。旅がしたくなる。
全体を通して、忙しい時にこそ、何も考えない、心が動くままに過ごす時間は大事にしたいなと思わさ>>続きを読む
この映画が世に出た当時、子どもの頃の自分は怖い映画と思い込み観れなかった記憶がある。15年以上経った今、偶然Netflixで見つけたため、嬉しくなり観てみた。
ミュージカル調のポップな感じもあるし、何>>続きを読む
秋子は、知的水準に何かしら問題があったのだろうと思うけれど、周囲に気付かれないまま失敗体験ばかりして育ち、自己効力感は身に付かず、周囲への妬みや攻撃性ばかり目立ち、そして周囲に見放され、愛情を知らない>>続きを読む
「つみきのいえ」の絵本を出版された当時の小学生頃に持っていたけど、当時から、このお爺さんの寂しそうな感じが本当に切なくなるけど、お爺ちゃんの思い出に温かい気持ちにもなる。これからもずっと手放せない絵本>>続きを読む
これは、原作の漫画同様に息が詰まりそうになる。それくらい苦しいけど、どんな状況でもとりあえず死ぬ価値はないな、と本当に辛い時に観ると心に寄り添ってくれそうな作品だと思った。
改めて観てみると、俳優陣が皆若くて懐かしい。
漫画とはストーリーはかなり違うが、雰囲気はうまく再現されていると思う。これはこれで、別の作品として成り立っている。
蒼井優演じるはぐみちゃんが、とっても魅>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
娘目線で描かれる前半から父目線の後半に移ると思いがけない展開で話が進み、伏線も色々繋がっていき、ラストを迎える勢いの良さに目が離せなかった。
連続殺人の動機は結局、歪んだ性癖によるものだと思うと、それ>>続きを読む
ジュリアロバーツの美しさに魅了された。
イギリスの雰囲気も楽しめて素敵。
終始、流石に有り得ない展開でストーリーが進むが、映画だからこそ起こせる展開だろうと思うので、その有り得ない展開も含めて夢があっ>>続きを読む