台灣まぜそばさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

チャイナ・ガール(1987年製作の映画)

3.5

思った以上に『ウエストサイド物語』な筋書きにフェラーラの暴力描写が冴える ラストショットからの幕引きの潔さ

誘拐魔(1947年製作の映画)

3.0

ギャグ漫画みたいな捌き方でバク転階段落ち

ユー・アー・ノット・アイ(1980年製作の映画)

3.0

サラドライヴァー2本目
気を衒ってるわけでもなく別段ぶっとんでるわけでもなく、けど凄いヘンテコな映画だった 
冒頭から異様すぎる
謎のクローズアップの連続からの変な攻撃はなんだ

脚本 撮影ジャー
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ラフ・カット(1980年製作の映画)

3.3

裸体どころか人物一切映さずにカメラの動きだけであんなにエロくできるんですね

エデンの園(1980年製作の映画)

3.0

序盤は本当に"大映がイタリア映画を撮ってみました"って感じでその異様さに惹かれて見入ってたけど(まんま『くちづけ』)、浜に辿り着いてから中途半端な官能映画になりすぎてはしないか
正直これで108分はタ
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昼下りの女 挑発!!(1979年製作の映画)

3.0

長谷部安春と並ぶバイオレンスロマンポルノ監督齋藤信幸
線路からのカーセックス中に追突されてからのカーチェイスからの男を轢き、不条理な暴力に次ぐ暴力の話の進め方に期待値はかなりあがったもののそこまで乗れ
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魔性の香り(1985年製作の映画)

3.7

池田敏春×石井隆ってやっぱ最高すぎるな
池田敏春の情念の表現が好きなんです

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.8

叔母さんと夏祭り行ってるのか、叔母さん若い格好してんなぁってみてたら別キャラの13歳だった衝撃
冒頭の教師が差し伸べた手との対比での階段でのマーニーの手の演出、ベタだけど凄い良い
オチは否定派

紅の豚(1992年製作の映画)

3.7

初鑑賞。噂通りの『静かなる男』オマージュ

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

3.8

初鑑賞。空から女が落下してきて出会うシークエンスから素敵すぎないか

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.5

ジブリを通ってこなかった人生で今回初鑑賞
ナイツの漫才での「痴女の宅急便」あれってあながち間違いじゃなかったんだな。

模倣の人生(1934年製作の映画)

3.7

ダグラスサーク『悲しみは空の彼方に』の元ネタで脚本もほぼ同じ
こちらも傑作 やっぱり辛ぇ、、
葬列シーンはこちらの方が好みかも
サーク版も近いうちに再見したい

ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

2.8

いくらなんでもスロースターター過ぎでは 後半からちょっとおもろいが全体通してクソ長く感じた
子供が襲われる時お得意の籠城戦が開始されるのかと少し期待してしまった

街のあかり(2006年製作の映画)

3.7

敗者三部作の完結編 三部作はまだ『浮き雲』しか観ていない
本当に絶望的な人生落下具合にもはや主人公が俺に見えた だけどラストの手のアップはカウリスマキの優しさが出てる カウリスマキはいつも暖かい。

パラダイム(1987年製作の映画)

4.3

棒立ち人間からの、影→ナイフを持った手のカットから横構図に切り替わって全力ダッシュで殺人 虫! 最高
名演出のつるべ打ちが続く

終盤で次元を超越してきて何の解決もなく不穏なまま終わるカーペンターらし
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冬の旅(1985年製作の映画)

2.8

女の凍死体から回想が始まって期待値やばかったがそんなにハマらなかった

燃えよ!失敗女子(2019年製作の映画)

2.5

かもめんたるのう大脚本で期待してみたけどイマイチのれず

浮草(1959年製作の映画)

4.4

宮川一夫の光と影を強調した撮影に俯瞰ショット、大映的に感情を直接ぶつけあう演出も加わって小津映画らしからぬ独特の緊張感、異質さがある。なのにしっかり小津映画になってるこの塩梅が味わい深い
珍しく雨が降
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長屋紳士録(1947年製作の映画)

4.0

やっぱ変態的だわ
ラストの西郷隆盛像の足元にいる子供たちを映すさり気なさが良い

さようなら(2015年製作の映画)

2.0

タルコフスキー薄めまくってタルさも追加した感じ

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.5

原作に忠実を求め過ぎてか映像も台詞も説明的すぎてそこらへんのしがらみを上手く落とし込むのが映画化なのでは
『俺たちに明日はないッス』が良作なので肩透かしくらった