台灣まぜそばさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

さようなら(2015年製作の映画)

2.0

タルコフスキー薄めまくってタルさも追加した感じ

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.5

原作に忠実を求め過ぎてか映像も台詞も説明的すぎてそこらへんのしがらみを上手く落とし込むのが映画化なのでは
『俺たちに明日はないッス』が良作なので肩透かしくらった

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

あまりに素気なく、且つこの瑞々しさ
仙道敦子のあの朗読の素晴らしさ あれは説明的な言語ではなく一貫した音、聴覚的アプローチにある
傑作でした

エロ将軍と二十一人の愛妾(1972年製作の映画)

3.7

一見倫理観を全捨てした馬鹿映画に見えるのに井戸に落ちて死ぬカットの連続からシリアスな空気感に侵食されていき、家紋を切り付けるところは哀愁すら感じる こういうバランス感覚がめちゃくちゃ良い ただの勢い任>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

3.5

事後はしっかりドヤ顔でタバコ吸ってて笑える

セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

2.5

『哭悲』目玉にチンコぶっさして犯すシーンの元ネタってこれ?
期待ほどエグくない

真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

3.5

完全にJホラー版『デスプルーフ』でしかなくて、最後の風呂敷の畳み方は爆笑した 好き

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.0

キメてくるところが大抵同じ縦構図ばっかでいまいちパンチに欠ける 描写はエグいけどパンデミック系で感染するしないかのサスペンスも全くない 
力技1本で押し通せるほどの勢いもないんで尻すぼみ感ヤバい

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

今まで毎回冗長に感じてた沖田修一作品で初めてハマった
能年玲奈やべぇ

冒頭の俯瞰ショットになって落下してナチュラルに時空飛び越えていくとこから最高 繋ぎ方がずっと気持ちいい
あくまで映画というフィク
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.8

品の良い演出
曲のぶち壊し感はんぱないが日テレのしがらみもあるから仕方ない

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

観てる間ふつうに楽しめてたのに鑑賞後はずっとなんか気持ち悪かったなという余韻

ザ・モンスター(1982年製作の映画)

3.8

警官がポンコツすぎた 「今だ!」ってもう娼婦やられとるがな
雨降ってないのに路面をちゃんと濡らしとる夜の撮影も良いし、クライマックスのチェイスも犯人の家の造形も良かった
アタオカ系のホームレスかと思っ
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アウト・フォー・ジャスティス(1991年製作の映画)

3.5

死んだ相棒についても特に語らずひたすらアクション(暴力)のみで語っていく90分

8 1/2(1963年製作の映画)

4.5

初めて見た時は微妙に感じたけど再見したらクソ良くてビビった やっぱフェリーニ最高

エンジェル(1983年製作の映画)

3.9

弛緩したノリから終盤の疾走するエンジェルで画面の締まり具合のカタルシスがやばい この箇所は撮影部も気合入りすぎていてなんなら浮いてるくらい 通行人ビビりまくってるところが良い演出
トドメはエンジェルに
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レクイエム(1971年製作の映画)

3.0

ジャンローラン、どうせまた女を裸にして血まみれにするだけの映画だろうと全く期待せず見たらなかなか楽しめた
昭和のアニメみたいな終わり方で吹いた(丸く小さくなるやつ)

鶴は翔んでゆく/戦争と貞操(1957年製作の映画)

4.4

オープニングから傑作確定
エモーショナル爆発みたいなこの力強すぎるカメラは増村やサークを彷彿とさせる 戦車の群れを横切るワンカットにピアノからの爆撃シーン、強烈な画の連発 ラストの女の強かさが半端ない

太陽の年(1984年製作の映画)

3.3

徹底した照明の拘りを感じる
ラストがケレン味たっぷりすぎて好き
婆さんの遺言『駅馬車』

SPETTERS/スペッターズ(1980年製作の映画)

4.3

BARぶち壊しシークエンス、テレビや椅子が外にぶん投げられるショットが切ない
爽やかな青春映画かと思ったらヴァーホーヴェン節がどんどん侵食してきてゾクゾクした

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

2.5

気取っている雰囲気だけ出しといて中身は通俗的な演出だらけ

プープーの物語(1998年製作の映画)

2.5

弟子の作品だからかラストにチョイ役で鈴木清順が出てきた

逆光の頃(2017年製作の映画)

2.5

アニメーションいるか?
RAGの店長が出てて笑った