映画のテーマがわかりやすく、それが上手く表現されていた。どんな状況でもイエス!という、様々な可能性がある設定のもと、自分が疑問に思った展開になってくれて、痒い所に手が届く思いだった。偏った考え方の怖さ>>続きを読む
全体としては面白かったが、期待ほどではなかった。笑いについては、やや自分に言い聞かせて笑う場面があった。ストーリー展開も予想の範囲内というか、むしろ物足りなさを少し感じるほどだった。公開から年が経って>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
戦いの要素はほとんどなく、ラストは感動的。温かいエンディングがあるというのをある程度知っていたので、途中も安心して見ていたが、途中ホラー的だったというレビューを見て、たしかに思い返すと連れ去られるシー>>続きを読む
ブレードランナーと通ずるものがありつつも独特な未来感は、見ていて飽きなかった。主人公の性格というか、押しの弱さがほんの少し苛立たしいところもあったが、全体的に、活躍している場面とうまいバランスがとれて>>続きを読む
基本的な内容はアメリカン・ドリームだけど、わりと全体的に、いい意味で物語がゆるく進むと感じた。序盤から、過剰な演出もなく、主人公にずっとスポットライトが当てられているのがわかりやすく、雰囲気にも監督の>>続きを読む
観る前から雰囲気や音楽にハマり、その世界観だけで好きになってしまった。実際映画を観てみてもその思いが覆されることはなく、楽しかった。物語の意味を隅々まで理解するのが正しい楽しみ方の映画ではないかもしれ>>続きを読む
名作とは知っていたけれど、数あるアクション映画のひとつとしか考えていなかった。しかし映画を見て、ただド派手なアクションが次々繰り出されるだけでなく、緊張感やストーリー性、またしぐさなどの細かいところま>>続きを読む
見終わってから時間が経てば経つほど、また見たくなってくる。2を受け継いだ世界観や、設定やストーリーなどが完璧にマッチして、見るものを飽きさせないと感じた。また、ドラム・ワゴンやV8サインなど、背景にあ>>続きを読む
シンプルな設定だけれど、今なおシリーズが作り続けられている理由が、見てわかった気がした。シュワちゃんはさすがの筋肉だった。
エンターテインメントとしては面白かったけれど、最近のノーラン作品のレベルを期待すると、少し肩透かしをくらうかもしれないと思った。とんでもなく頭を混乱させるようなことはないけれど、考えさせる映画だった。
爆笑するような勢いがある笑いとは違う、見ていて心温まる笑いがずっと続くような映画だった。
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ディズニー映画にしては、お兄ちゃんが事故で死んでしまう、という設定が珍しいと思った。別にそれが悪かったというわけではなく、むしろ少し違いがあっていいと思ったけれど、そのせいでどことなく悲しさが残った気>>続きを読む
ミュージカルということもあり、終始楽しかった。意外な展開、というのはなかったけれど、ある意味こう終わってほしかった、という終わり方をしたので、見ていて気持ちよかった。
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頭が溶けるシーンの特殊効果メイキングを見て、こだわりがあるシーンで、ひとつのカットでも様々な工夫や偶然性が重なってできているのを感じた。
見ていてとても元気になれる映画。わりと終始うまくいくのに、物語として面白くてよくできていると思った。
クリント・イーストウッドがとにかくカッコよかった。吐くため息ひとつひとつに雰囲気があった。ラストも最高の終わり方だった。
独特の世界観ができあがっていて、細かい装飾なども、見ていてとても面白かった。ただ、エリジウムのときも思ったけれど、ストーリーの中身が若干弱い気がした。ヒュー・ジャックマンは考えが浅はか過ぎるし、全体と>>続きを読む
キャスト・アウェイを少し前に見たので、少し似ているところがあって、もしかしたらこの映画からヒントを得たところがあるのかと思った。主人公のとる行動がかっこよく、音楽が心地よく、美しい映画だと思った。
最初もう少し楽しい雰囲気の作品かと思っていただけに、切ないと思うところと、少しじれったいと感じてしまうところがあった。終わり方も自分としてはしっくりくるようなこないような感じだった。
時間、余韻、孤独、そして希望などが、とても丁寧に描かれていた。最初と最後以外ほぼトム・ハンクスしか出てこないけれど、ひとりの演技でも気持ちがリアルに伝わってきた。
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映画は、「映画館に行ったことがあるか?」という問いに対して、そこにいたほとんどの子どもたちが、「ない」と答えるところからはじまる。徐々に映画について学んでいき、たまにその子たちが生きている現状をインタ>>続きを読む
英語と日本語の混ざり具合がよかった。少し無理があるというか、コメディ映画らしい設定もあったが、終始楽しかった。
まず映像がものすごく綺麗だった。壮大な宇宙から、差し込む光やほこりなどまで美しく表現されていた。またストーリーもよく考えられていて、途中どう展開するのかわからなくなっても、最後にはすべての要素が回収さ>>続きを読む
派手なシーンはあるけれど全体的に落ち着いて見ることができて、元気がもらえる映画。
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最初映画館で見たときはまさに衝撃だった。見終わったあとすぐにまた見たいと感じた。エンディングの捉え方は見る人に委ねられる形だけれど、決してモヤモヤ気持ち悪いわけではなく、考えさせられる。
ハラハラドキドキしっぱなしで、最初90分は短いと思ったけれどいい意味で長く感じた。
最後に、それが言いたかったのか、というのはわかった。普通のコメディとして期待して見ないほうがいい。
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最後のシーンで現実世界に戻ったときの景色が、それまでずっと黒や青などを基調とした世界だったこともあり、とても綺麗に見えた。またメイキングやサイドストーリーを見ると、設定がしっかりされていたことがわかる>>続きを読む
前作よりも世界観がしっかりしていて、カーアクションなどもとても見応えがあった。
敵のハビエル・バルデムが長い台詞を言いながらゆっくりと歩いてくるシーンが格好良かった。
言葉数も少なくスタイリッシュな映画だった。どちらかというと前半のほうがそれを感じた。後半は暴力的なシーンも多かったが、スタイルは一貫していた。
ストーリーはありきたりなところもあったけれど、走るゾンビの映像などは圧巻だった。
アクションや装備がカッコいいのはもとより、ストーリー性や、この設定だからこそのユーモアなども盛り込まれていてよかった。
マッドマックスなどとは全く違う表現で荒廃した世界を描いているのが新鮮だった。
次のバットマン映画は思い切り方向性を変えないと難しい、と思うほど三部作の終わりとして気持ちよかった。