2024年33本目
1858年、ボローニャのユダヤ人街で、何者かに洗礼を受けたとされる6歳のエドガルドが教皇から派遣された兵士たちに連れ去られた事件を描いた作品。
キリスト教とユダヤ人の関係、洗礼の意>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2024年32本目
制御不能なほど攻撃的になり行く先々で問題を起こしてしまう子供を題材に、居場所をなくした9歳の少女を描く人間ドラマ。
最初から最後までしんどかった。グザヴィエドランの「Mommy」を>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2024年31本目
天才鑑定士が姿を見せない女性からの謎めいた鑑定依頼に翻弄されていくミステリー。
いや、まぁ、そうなるよな、という展開。人によって、スカっとするか嫌な気持ちになるか分かれそう。
お金>>続きを読む
2024年30本目
けがで夢を絶たれたダンサーの再起を描いた人間ドラマ。テーマとしてはありきたりだが、登場人物の言葉ややり取りが最高。ふふっと笑える部分も多く、元気に前向きにさせてくれる作品。
コンテ>>続きを読む
2024年29本目
2015年のパリ同時多発テロ事件で最愛の妻を失った男性がテロリストに向けた手紙を綴ったことから始まる再生の物語。
最愛の人を亡くし、息子もまだ1歳半と幼い中、「ぼくは君たちを憎まな>>続きを読む
2024年28本目
エルヴィスプレスリーの半生を描いた伝記ドラマ。オースティンバトラー目当てで鑑賞。
エルヴィスをリアルタイムで知らないので、この曲もエルヴィスなのか！と新鮮な驚きの中、鑑賞した。本物>>続きを読む
2024年27本目
無実の黒人男性が白人警官らに殺害された実際の事件をモデルにしたサスペンス。ケネスが就寝中に医療用の緊急通報装置を誤作動させてから、殺害されるまでの90分間をほぼ同じ時間感覚で描いて>>続きを読む
2024年26本目
テアトル梅田のリニューアル記念で特別上映をしていたので、久しぶりに鑑賞。以前観た時は最初のトイレのシーンが汚すぎて、その印象が強く残ってしまい、苦手意識があったが、改めて観てみると>>続きを読む
2024年25本目
クリストファーノーランの長編デビュー作のHDレストア版を映画館で鑑賞。ノーランの代名詞とも言える時間軸を入れ替えた技法で、後半にかけてどんどん点が線で繋がっていく展開に痺れた。デビ>>続きを読む
2024年24本目
容疑者Xの献身に続いて、地上波にて鑑賞。出ている人は豪華だが、湯川先生の殺害方法の閃きも唐突だし、色々とごちゃごちゃしていて、全体的に深みがなくて、どうしても不完全燃焼感が拭えない>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2024年23本目
この作品の堤真一がすごい、と言うのは、よく目にしていたが、確かにすごい。天才で人とのコミュニケーションが苦手で、物憂げだけど優しそうで誠実そうで、けどやっぱり不気味で何かやらかしそ>>続きを読む
2024年22本目
クリストファーノーランの作品なので、IMAXレーザー/GTテクノロジーで鑑賞。
本当に日本で公開してくれてよかった。むしろなぜ東宝東和がこの作品から手を引いたのか理解に苦しむ。もち>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2024年21本目
実業家の義父母を崖から突き落とした男と、その犯行をカメラで撮影したことから男を脅迫する少年たちのクライムサスペンス。
これは完全に好みの問題だが、サイコパス×サイコパスだと何でもあ>>続きを読む
2024年20本目
パートと親の介護をするだけの日々を送っていた主婦が、馬主となって競走馬の育成をすることで人生を変えていく、実話を基にした作品。
朝起きた時にワクワクしたいってそう思えることも、それ>>続きを読む
2024年19本目
第二次世界大戦中のウクライナ、ポーランド、ユダヤ人の3家族が戦火に翻弄されながらも子どもたちを守り抜こうとする姿を描いた戦争ドラマ。
ロシア、ドイツ、ウクライナ、ポーランド、ユダヤ>>続きを読む
2024年18本目
Part 1で皇帝の策略により、ハルコンネン家に一族全員を殺されたポールアトレイデスの成長と、全宇宙の命運をかけて砂漠の先住民フレメンと共に戦っていく姿を描いた作品。
SFは普段全>>続きを読む
2024年17本目
パニック障害の男性とPMSの女性が周りの人との交流を通じて、自身の生きづらさを受け止めながら、自分の居場所を見つけていく物語。
周りの人がみんな良い人。特に栗田科学の久保田磨希さん>>続きを読む
2024年16本目
アメリカ軍の曹長とアフガニスタン人通訳の絆を描いた作品。と言えば、聞こえはいいが、戦争映画はどれを観ても目を背けたくなる現実ばかりで、大きなため息の連続だ。本作は米兵ジョンキンリー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2024年15本目
雪山の山荘で男が転落死。男の妻に殺人容疑がかかり、唯一の証人は視覚障害のある11歳の息子。
このポスターの文句だけでサスペンスとして面白そうと思うが、カンヌでパルムドールを獲ってい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2024年14本目
平凡な主婦テルマとウェイトレスの友人ルイーズが、鬱屈とした日々から解放される為に夫や恋人に黙って旅に出かける途中、バーで見知らぬ男にレイプされそうになり、射殺してしまったところから>>続きを読む
2024年13本目
列車の中で偶然出会った一組の男女の一日限りの恋愛模様を描いた作品。
純粋な恋愛ものはほとんど観たことがないので、どう楽しんだらいいのか最初は戸惑ったが、徐々に流れに身を任せて楽しめ>>続きを読む
2024年12本目
大家族の中で居場所を見つけられずにいた9歳の少女が、親戚夫婦のもとで夏休みを過ごし、生きる喜びを実感していくお話。とても良かった。子供の頃に誰かに大切にされた記憶はきっと一生の心の>>続きを読む
2024年11本目
歌がうまくなりたいヤクザと彼の歌の指導をすることになってしまった中学生の交流を描いた作品。最高だった。2人の出会いのシーンから、これは面白くなる予感とワクワクしたし、展開は確かによ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2024年10本目
ドラマが面白かったので、劇場版が地上波で本編ノーカットとのことで鑑賞。ちょっと最初に大風呂敷広げすぎかな。向井理の無駄遣い。長年の土壌汚染で健康被害がーってのは分かるけど、ドラム缶>>続きを読む
2024年9本目
30歳まで童貞だった結果、人の心が読める魔法が使えるようになるという設定以外、特に目新しさはなかった。作品やキャストに思い入れがある人以外はそこまで楽しめないかもしれない。特に大きな>>続きを読む
2024年8本目
脱北の様子に密着したドキュメンタリー。もう一体何が真実かは分からない。この映画が真実だと思うのも危険な気がする。
脱北には多くのブローカーが関わっており、結局お金になるかどうかが重要>>続きを読む
2024年7本目
特別先行上映をたまたま見つけて鑑賞。橋から海に飛び込んだ妊婦を天才外科医が胎児の脳を妊婦に移植することで生き返らせるところから始まる物語。観る前はあらすじ等を読んで、なぜR18+なの>>続きを読む
2024年6本目
フィンランドの巨匠アキ・カウリスマキの引退撤回後の復帰作。
使っているものや風景を見る限り、20〜30年くらい前の設定かと思いきや、所々でロシアとウクライナの戦争の話がラジオから流れ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2024年5本目
現代の映画はここから始まったと言われるくらいの傑作。ほぼ倉庫の中だけで進んでいくが、緻密に計算された人間関係と時間軸の構成と説明しすぎない展開で、タランティーノは本当に映画が好きで天>>続きを読む
2024年4本目
有名オーケストラで女性として初の首席指揮者となった主人公が、重圧や陰謀といったさまざまな要因により追い詰められていくお話。
ケイトブランシェット目当てで鑑賞。サイコスリラーと銘打って>>続きを読む
2024年3本目
心に問題を抱えた思春期の息子と父親の関係を描いた人間ドラマ。
かなりしんどかった。息子の苦しみも父親の苦しみもどちらも理解できるようで、きっとその苦しみは本人にしか分からないだろうし>>続きを読む
2024年2本目
密室殺人の容疑をかけられた実業家が潔白を証明するため、すご腕の弁護士と共に事件の真相を探るサスペンススリラー。
前半〜中盤にかけて、緊張感のある展開で誰が本当の事を言っていて、何が真>>続きを読む
2024年1本目
東京でトイレの清掃員として働く男性の変わらない日々の中で見つける小さな幸せを描いた作品。
年始映画に相応しい温かく優しさに溢れた作品だった。それぞれの登場人物の背景は詳しく描かれない>>続きを読む
2023年77本目
移民の少年たちが暮らす自立支援施設を舞台に一流レストランの元シェフと移民の少年達の交流を描いた実話ベースの作品。
優しく温かいほのぼのとした仕上がりになっており、若干の物足りなさを>>続きを読む
2023年76本目
美食家と料理人の美しい愛の物語だった。言葉は少なくとも共通の愛するものがあるって強いなと思った。冒頭の料理シーンは圧巻。あれだけ手際よく美味しい料理が作れたら楽しいだろうなぁ。ウー>>続きを読む
2023年75本目
西部開拓時代のアメリカでアメリカンドリームをかなえようとする男性同士の友情を描いたドラマ。
料理人のクッキーと中国人移民のキングルーの2人の穏やかで優しい性格を反映するように終始穏>>続きを読む
