shunさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

君の名は。(2016年製作の映画)

3.2

まあいつかネトフリかアマゾンで配信するだろと思い先延ばしにしてたのですが遂に来たので観ました。

「秒速〜」に続き綺麗な映像

話はそうなるかあという感じでした。話の捻りが結構前半で明らかになったから
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.8

映画観ながらセリフとか思ったことをメモする癖があります。今作観賞後にそれを見返すと「彼女を守れるだけの力がほしい」「彼にもうまいもの作ってやれよ」と映画内のセリフを二つだけ書いてました。

美しい映画
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.1

講義で水俣学について学んだ際この映画をおすすめされたので、劇場で見逃していたのを思い出しネトフリで観賞。

ジョニー・デップの真面目な演技がとてもよかった。こんな有名なスターだけどパイレーツとチョコレ
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.6

ここ数年ずっと観たかったのですがいざ観てみるとそこまでガツンと「いい映画!」とは思わなかった。それは別にハードルを上げすぎたというわけでもないのだけど。

周りの人に聞いてみると自分も20歳の頃に同じ
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あした晴れるか(1960年製作の映画)

3.5

伊達眼鏡の芦川いづみのドタバタコメディ。いつもと違うコメディエンヌっぷりを見られたので大満足。
石原裕次郎とのコンビは相変わらず抜群です。

ただ働く女性、自立した女性を登場させておきながら不平等な発
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陽暉楼(1983年製作の映画)

4.5

芸妓と女衒と遊女のお話

池上季実子も浅野温子もカッコよすぎる!
この二人のトイレの決闘シーンは今年観たアクション・シーンで一番だな。

出てくる女たちみんな美しく撮られていて、この監督の作品もっと観
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

4.5

北の吉原と並ぶ品川遊廓が舞台。あと六年で明治という大きな時代の変わり目で、今日も賑やかな遊女屋の模様が描かれる。

とっても楽しい映画でした。日本映画の傑作の一つと言われるのも納得の面白さ。

たくさ
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墨東綺譚(1992年製作の映画)

3.8

今学校で”性売買の社会史”という授業をとっているのですがこれがとてもおもしろい。
日本語ペラペラなアメリカ人の先生が江戸時代の吉原を中心とした性売買の歴史を語ってくれる。

この影響で東京に存在した吉
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.1

3時間近い長さもあっという間、一瞬も飽きなかった。やはり会話のテンポが良くて楽しめるのが好き。

サミュエル・L・ジャクソンがとてもかっこよかったです。

黒人と白人が協力して生き延び笑い合う。そんな
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.8

超日本な映画だった。ぶっ飛んでるけど世界から日本てこんな国なんだって思われるのも悪くないかもな…

そしてこんなに権八が使われてると思わなかった。この映画観た上でもう一度行ってみたい。

とにかくユマ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.7

タランティーノ作品は「ワンス…」を劇場で観ただけなので今作から観ていこうと思います。

言わずと知れた名作ですが期待を遥かに超えて楽しめました。全く予想のつかない脚本構成もバイオレンスもキャストもどこ
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.8

ラブコメの女王と呼ばれるメグ・ライアン全盛期の作品。これまで「トップガン」と「めぐり逢えたら」観ましたがその中では一番好きかも。

一組の男女の11年にわたる関係が描かれます。男女の友情は成立するのか
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17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.8

久しぶりのキャリー・マリガンです。

自分より倍年上の大人たちと仲良くなる16歳のジェニー。
親の友だちでも学校の関係者でもない大人の人ってそもそも出会うことが少ないし、それまで自分が生きてきた世界と
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テルアビブ・ベイルート(2022年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭コンペティション部門で観賞。

レバノンとイスラエルそれぞれに住む二つの家族の視点から描いた戦争。
1984年、レバノン南部で両親と妹と暮らすタニア、父親はイスラエル側に協力しているため
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

3.6

つぐみさん出演作ということで観てみました。最後の方にほんの数秒出てきた。

「時効警察」の三木監督らしいですが確かに馴染みのある顔ぶれとお笑いの雰囲気。
ふせえりのチョロが好きでした。

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.4

コンパクトにまとまってました。最初の5分で話の行方は分かっちゃうけどローラ・ドネリーが綺麗でした。

ホラーで貫き通すかと思ったらまたお得意の軽いコメディに着地しちゃったのは残念。

モノクロからカラ
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.5

仲良し四人組のそれぞれの夏。
魔法なのはジーンズではなくて四人の絆だろうな…ジーンズはただのきっかけでしかない。美しい友情のお話でした。

ブレイク・ライブリー初期の出演作ですが彼女のイメージそのまま
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.8

久しぶりに観賞。

今回はスカリフの戦いでゴーストが登場するシーンを目を凝らして探しました。「反乱者たち」のキャラがこの戦いにも参加しているっていうのが嬉しい。いつか彼ら視点も見てみたいです。

ラダ
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ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

4.5

日本は世界最遅公開らしいですがやっと観れたのが嬉しい。テレビシリーズも前作も鑑賞済みの母&祖母と行ってきました。

まずは前作同様、この膨大な量の登場人物を一つの映画に収めてみんなを活躍させてくれたの
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.6

遂に観ました、ミュージカルの大傑作。
映画観ててこんな純粋に楽しいと思ったのは久しぶりかもしれない。特に前半は明るく元気がもらえた。

この作品発祥の歌が世界中で子どもの頃から親しまれているのがすごい
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ロザライン(2022年製作の映画)

3.7

「ロミオとジュリエット」を元カノの視点から描いたラブコメ。
古典が上手に価値観をアップデートされてて尚且つ笑えて楽しい映画でした。

「ブックスマート」のケイトリン・デヴァー主演で、設定は全く違うけど
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続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.2

寅さんのお母さんが出てくる。
ただのドタバタ劇かと思いきやいいラストだったなあ。

人生相見ずややもすれば参と商のごとし
今夕また何の夕べこの灯燭の光を共にす

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.4

久しぶりの映画館、ちょうど時間があったのでBunkamuraで観てきました。

8歳の少女が、母親が育った家の近くの森で自分にそっくりな同い年の少女と出会う。それは幼き日の母親だった。

「なぜ?」「
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ザ・インタビュー(原題)(2014年製作の映画)

4.0

公開当時アメリカに住んでいたんですが、父親が近所の映画館に観に行っていたのをよく覚えています。 
日本未上陸なのでアメリカのネトフリで観賞。

金正恩にインタビューがてら暗殺しに行くって話なんだけどと
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.0

シリーズ全作品一度は観ておきたいと思いながらなかなか手を出せていなかったのですが、せっかくネトフリにあるのでついに1作目から始めようと思います。

主人公こんな感じなのね。身近にいたらイライラしちゃう
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(秘)色情めす市場(1974年製作の映画)

3.9

初日活ロマンポルノです。以前すすめられたので観てみました。

ゲリラ撮影している部分も多いらしく、そもそもこんな地域が日本に存在していたということがもう既に自分とかけ離れた世界な感じがする。
感想読ん
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恋人はゴースト(2005年製作の映画)

3.8

「モーニング・ショー」のリース・ウィザースプーンの出演作あまり観ていないなあと思ってたらネトフリがこちらおすすめしてきたので観てみました。

軽いラブコメかと思ったら時間短いけどなかなかいい恋愛映画で
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彼女が夢から覚めるまで(2021年製作の映画)

3.5

なぜか分からないけどレア・セドゥとユアン・マクレガーの「ホンモノの気持ち」のキスシーンを思い出した。

聾者の女と吃音症の男を描いた短編。
手話やアジアっぽいどこかの言語含め多言語が飛び交うお店が舞台
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スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

4.0

三作目もおもしろかった。敵の動機と正体が少しづつ明らかになっていきまさかの展開だったので特に最後は引き込まれた。

チームが少数グループで行動する場面が多いんだけどスポックとマッコイのコンビの掛け合い
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.8

エオウィン登場で「遂に強い女性キャラか!」と思ったものの「お前は戦うな」と言われてしまう…次作では活躍することを祈ります。
それにしても「あなたが恐れるものは?」と聞かれて「檻に閉じ込められること」っ
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.5

どこまでがほんとでどこからがフィクションなのか分からなかったですがアナ・デ・アルマスの演技はすごかった。顔自体そっくりってわけじゃないけどふとした瞬間の表情にあ!似てる!ってなった。特にI wanna>>続きを読む

Wajib(原題)(2017年製作の映画)

3.7

‎アンマリー・ジャシル監督の長編三作目。

パレスチナ人の男が妹の結婚式に出席するためイタリアから故郷へ帰る。

父親と一緒に数百枚ある招待状を近所中に配っていく過程が映画になっています。この二人の会
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7


[Jurassic World Dominion]

評価低かったからハードル下げて観たら普通に楽しかった。確かにシリーズ最終作と言われればそこまで大フィナーレでもなかったけど結局三作とも楽しく観た
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.8

海外住みで一足先に観た弟が絶賛していた作品、飛行機で観れたのラッキーでした。日本公開は来年3月だけど絶対行こう。

中国系移民の女性のマルチバース物語。ドクターストレンジ2の100倍面白かった。

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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.8

なかなか面白かった。
チャニング・テイタムのキャラ良かったなあ。

ブラピの豪華な友情出演も好き

一番好きなやりとりはサンドラ・ブロックとテイタム兄さんの
“Please mansplain sex
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Kalank(原題)(2019年製作の映画)

3.6

飛行機で隣に座ったインド人の女性にアーリアー・バットが好きだと話たら盛り上がって、そのままちょうど機内上映でやってたこちらを二人で観た。

映像が色彩豊かでダンスシーンはこれまで観たインド映画でもトッ
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