初ハワード・ホークス作品
娯楽作品の職人的監督という前評判から、ソファにふんぞり返って見られるかと思いきや大間違い。
登場人物が多すぎて、何が起こってるかさっぱり、結局メモをとりながら2回目を見る>>続きを読む
水の上を静かに滑るボート、流麗なカメラワーク
何かに似てると思ったら溝口健二
そう思うと、イワンの手から水が滴り落ちるショットから、井戸のショットへの繋がりは、『雨月物語』の風呂のシーンの影響に>>続きを読む
ハートマン軍曹と微笑みデブの映画。
前半は、軍曹の息をつかせぬ語彙力と、微笑みデブの名演技で、時間が経つのを忘れるほどの傑作。
後半は、どうしても失速気味。
カメラワークは、ステディカム?一本槍>>続きを読む
三島由紀夫が言うには、フランス映画のよさは、サイレントにあるらしい。
なるほど、納得。
まったく人を食ったような映画だ。
真剣に意味を考え出したら、ゴダールの思う壺。
でも挑戦的な編集と自>>続きを読む
ゼレンスキー、清順ファンだった説すき
中学生設定なのに、みんな見た目どうみてもおっさんで、感情移入も何もない。
けんかに登場する「たわしメリケン」、めちゃくちゃ痛そうなのに、あくまでコミカルなタ>>続きを読む
監房の床のコンクリートに穴に開けるシーンの長回しすごい。一発撮りなのかな?
役者たちが本当に肉体労働していてすごい。
ジャン・ギャバン渋すぎ。
ビルドアップショルダーのダブルのスーツ欲しい。
ハーモニカの音楽がかっこいい。
タバコに火をつけるシーン、暗闇の中でライターの火とタバコの火だけが光る演出は本当にかっこい>>続きを読む
5/5 早稲田松竹の高畑勲特集で鑑賞
鑑賞2回目。1回目はフランスのNetflixで鑑賞。(日本以外ではNetflixで全ジブリ作品が見れる模様)
映画館で本作を見ることができて本当によかった。>>続きを読む
「ハラハラドキドキ」のサスペンスが冴え渡る。パルムドール納得の作品。
140分とかなり長尺だが、前半もっと短くできないだろうか?
危険物を積載したトラックが、死の危険に晒されながら、障害を乗り越え>>続きを読む
最後まで見ても「河岸」は登場しない。『犯罪河岸』ってどういうこと?
主人公の男が気弱なバーコード禿げ。なのに妻に愛され、幼馴染の美人写真家からのモテる、、強引な設定だな。反ルッキズムの嚆矢か?
フ>>続きを読む
(自分用メモ)
90年代で映画は完成したと感じさせる一本。映像の文体は今日まで変化していないように思えた。
色が綺麗。そしてブラッドピットの家のシーン、室内照明の使い方がいい感じ。横長のシネスコに生>>続きを読む
大島渚は『愛のコリーダ』、「戦場のメリークリスマス』しか見たことがなかった。この2作品を見ても、一貫した「大島映画」なるものへの感触が得られなかったので、「松竹ヌーヴェル・ヴァーグ」時代の作品を見よう>>続きを読む
リドラーを無敵の人として描こうとするんだけど違和感。無敵の人は、あんな風に高笑いするんだろうか?
『ジョーカー』が素晴らしかっただけに、少し後退を感じる。
『ジョーカー』は、「正義」は存在しないとい>>続きを読む
最後数分に度肝を抜かれるのと、リタ・ヘイワースが妖艶
異常心理を、いかにも作り物めいた変わったセットで表現するところとか、清順っぽい。