ふもっふさんの映画レビュー・感想・評価

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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『落下の解剖学』を観ました。去年のパルムドール受賞作で今年の米アカデミー賞でも五部門にノミネートされている話題作です。粗筋はフランスの山荘に住む夫婦と目が事故によりほとんど見えない息子の三人家族に起こ>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

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みんな大好きガイ・リッチーの原点回帰。僕自身はあんまり彼の”センス”というものに嵌り切れていないのですが今作は非常に楽しめました。もはや映画界の良心というべき立場となったマシュー・マコノヒーがカッコい>>続きを読む

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

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もはや映画界の一大ジャンルである”舐めてた相手がメチャ強い”系に今や中国共産党に取り込まれてしまった感も強いジャッキー・チェンが参入。そしてロンドンで爆弾テロと言えばIRAということで現在はとりあえず>>続きを読む

ハードコア(2015年製作の映画)

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史上初のFPS映画。映画館で観た時は前方の端っこだったため途中で気持ち悪くなって集中できなかった思い出が...今回改めて観るとめちゃくちゃ面白い!!ストーリーは単純なB級テイストだがとにかくアクション>>続きを読む

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

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元海兵隊特殊部隊の強盗団とロス市警重犯罪科の刑事たちとの攻防戦。おそらく傑作「ヒート」の換骨奪胎を狙って作られたのではないだろうかと思われる古今東西昔からあるアクション物だが今作も中々面白い。まず刑事>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

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当代流行りの”舐めてた相手が実は...”作品に僕自身も耳が痛い”ミドルエイジクライシス”を絡めたアクション。しかし普通なら無敵な主人公があっという間に相手をやっつけるという王道パターンで話が進むと思う>>続きを読む

野獣死すべし(1980年製作の映画)

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わが師大藪春彦の処女作にて代表作の映画化。主演は松田優作。今作脚本の丸山昇一は大藪春彦に批判されたらしいのだが、監督に村川透、脚本に丸山昇一、主演に松田優作なら「遊戯シリーズ」でいいんじゃないの!?わ>>続きを読む

蘇える金狼(1998年製作の映画)

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わが師大藪春彦の代表作二回目の映画化。主演を僕と誕生日が同じで一歳下の真木蔵人が。とりあえず最初に申し上げたいのは脚色することは自由だし全く違う物語に換骨奪胎されるのは脚本を作るにあたって当然だと思う>>続きを読む

化石の荒野(1982年製作の映画)

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西村寿行の原作は昔読んだ記憶にあるが全く覚えておらず。丸山昇一脚本の角川アクション作品だが西村寿行原作は当たらずの言葉通り惨敗だったらしい...主演は”芸能界最強の男”渡瀬恒彦、爆発前ながら美しい浅野>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

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前作から十年後の世界。ギレルモ・デル・トロが撮るはずがオスカー作の「シェイプ・オブ・ウォーター」に取り掛かったため製作での参加。評判はあんまりみたいだが僕は逆に前作より脚本がより込み入って作られている>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

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今やおたくの星からオスカー監督にまで出世したギレルモ・デル・トロがラヴクラフト原作の「狂気の山脈にて」の映画化を断念して気落ちする中、本作を撮ることにより復活したといういい話もある怪獣映画。環太平洋地>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

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いつも怒っている男、スパイク・リー監督のサスペンスコメディ。実は恥ずかしながらスパイク・リー作品は初めてでした。実話に基づく作品で黒人がK・K・Kに潜入捜査するってプロットだけで100点あげたくなる。>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

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素晴らしい映画体験だった!!!主人公のパキスタン系の少年は僕と同い年。35年経っても変わらない世界に溢れる人種差別と貧困の中、自分の好きなことで現況から脱出しようとする姿に心揺さぶられる!!”鉄の女”>>続きを読む

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

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よく映画好きの連中がTV画面で観ても本当の意味で観たことにならない、劇場で観てなんぼだみたいな言い方をするのがいつもうるせえ馬鹿って思ってました。その僕が是非劇場の大画面で観たかったと心底思った作品が>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

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俗に言う”信用できない語り手”物とでもいうべきか!4歳のバニーを預けた幼稚園で彼女が行方不明になるが彼女を見た者は誰もいない。本当に彼女は存在するのか!?出てくるキャストが皆胡散臭くて少しずつ狂ってい>>続きを読む

真昼の死闘(1970年製作の映画)

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ドン・シーゲル、クリント・イーストウッドの黄金師弟コンビのウエスタン(実際はフランス占領下のメキシコだが...)。しかし黄金コンビの最高傑作「ダーティーハリー」の上映前の為、可愛いシャーリー・マクレー>>続きを読む

アビス/完全版(1993年製作の映画)

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ジェームズ・キャメロンの海洋アドヴェンチャー。原因不明の原潜事故の調査に向かう海底油田発掘班だが嵐による事故が重なり...海底版「未知との遭遇」というか「2001年宇宙の旅」というかそんな感じの作品で>>続きを読む

ジャスティス(1979年製作の映画)

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法廷劇に外れ無しとはいうが本作はモヤモヤが残った。真面目さゆえに判事ともぶつかる熱血漢弁護士をアル・パチーノが扮し最後は勿論大説教となるのだが今作は単純な法廷劇と違っていつも対立する判事が強姦で逮捕さ>>続きを読む

NY検事局(1997年製作の映画)

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骨太の巨匠シドニー・ルメットの犯罪サスペンス。若き地方検事をアンディ・ガルシアが演じる。父親の刑事が絡んだ麻薬事件が発端となりドロドロの警官と売人の癒着が明るみになっていく...ひょんなことからとんと>>続きを読む

コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

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R2にてルルーシュが死んで二年後、ナナリーとスザクがテロリストに捕えられる。しかしルルーシュは実は...コードギアスサーガの完結篇。っていうか無理矢理話を続けてる感は否めないが、それでも皆の活躍を観ら>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

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日本ではちょっと耳馴染みの無い森林火災の消防士を描く実話を元にしたドラマ。アメリカ的マチズモの塊みたいな超危険な仕事にまず度肝を抜かされるし、彼らの人生に対する覚悟の仕方に拍手を送らざるを得ない。男の>>続きを読む

大脱出(2013年製作の映画)

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❛80年代は反目しあっていたスタローンとシュワがお互い年を取り丸くなってついに二大看板主演共演というあの頃の映画少年だった僕らの夢が遂に叶った作品。二人の職業があまりにも荒唐無稽で嘘っぽいのだが、「い>>続きを読む

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

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❛80年代初頭、今のように「コンプラ」「コンプラ」と騒がれる前はこんな作品のポスターを街中で見かけては怖いもの見たさで映画の内容を想像して映画館で観たいと思ってました。TVCMもガンガン怖いところを映>>続きを読む

メカニック(2011年製作の映画)

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チャールズ・ブロンソンの同名作のリメイク。”用意周到”な殺し屋の復讐劇。長い重い傑作とか何億ドル懸けた大作とかはそれはそれでいいのだが、時には好きなジャンル(僕の場合はドンパチ・肉弾戦)の短く肩の凝ら>>続きを読む

フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

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新シリーズの007候補と言われているイドリス・エルバ主演のアクション。はみ出しCIAエージェントのイドリス・エルバがパリの街中をスリの相棒と駆け回りテロリストと闘うというまあ在りがちな設定でランタイム>>続きを読む

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

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ジョニー・トーの「ドラッグ・ウォー 毒戦」のリメイクだが、かなり脚色していて今作も面白い。ただ韓国映画にしてはいつもの独特の濃いキャラ付けされた登場人物が出ておらず意外にあっさりしているのが残念と言え>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

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韓国映画やはりおもしろい!!「チェイサー」「哀しき獣」でハートを掴まれてそれ以来大好きなキム・ユンソクが主演のサスペンス。突然犯罪を告白された刑事がその一筋縄ではいかない知能殺人者が告白した七人の殺人>>続きを読む

不能犯(2018年製作の映画)

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酷い...敬愛する白石晃士監督作なのにまるで地上波でよくやってる話題にも上らないやっつけドラマみたいだ...原作は恥ずかしながら未読なので解らないが面白いのだろうか...若手№1である松坂桃李の無駄遣>>続きを読む

EXIT(2019年製作の映画)

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(まあ日本で観られるのだから当たり前だが)韓国映画に外れ無し!!って言いたくなるぐらい面白かった。毒ガステロによって混乱の街中で救助されなかった二人は元山岳部だった...就職に失敗した男とその後輩の別>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

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他はともかく傑作「リーサル・ウェポン」の脚本でおなじみシェーン・ブラックによるコメディアクション。主人公のおとぼけハンサムをライアン・ゴズリングが腕力野郎をラッセル・クロウが演じる。伝統的な凸凹バディ>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

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すげえ面白かった!!「フューリー」より絶対こっちだよ!戦略に長けた機兵が因縁ある相手との再会から運命の導きにより捕虜収容所を脱出する計画を立てる。それは無謀な賭けだった...戦車版ワンマンアーミー物と>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

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アダム・マッケイのブラックコメディ。最悪の副大統領と言われたディック・チェイニーの人生をフィクションを交えつつ映像化した作品。主演を”ダークナイト”ことどう見ても彼の面影が感じられないほど特殊メイクで>>続きを読む

凶気の桜(2002年製作の映画)

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丸山昇一脚本のヴァイオレンスアクション。自称ナショナリストを名乗る若者が結局汚い大人たちに利用されていく悲劇を窪塚洋介が正に狂気を持って演じる。最初の渋谷の街を須藤元気、川口力哉と共に暴れまくるオープ>>続きを読む

頭文字D Third Stage(2001年製作の映画)

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しげの秀一のベストセラー漫画のアニメーション映画。TVアニメ放送ではFirst、Secondとシリーズ化していたがなぜか今作は映画化されている。物語としてはレビン戦の後から涼介のチームに入る高校卒業ま>>続きを読む

劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

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「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」シリーズの一応の完結篇。ただし「ケイゾク」から続くサーガはまだ続く...ドラマでは名作を残しているのだが映画になるとなぜか途端に駄目にな>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

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なんてすばらしい作品なんだ!!!普通の青年の人生賛歌!!ただ彼には秘密が...今作には嫌なヴィランは一切出てこない。主人公の家庭も変わりものだらけだが通底には”愛”が溢れている。そして運命の人との出会>>続きを読む

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