じろちぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

じろちぃ

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オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に(2010年製作の映画)

4.8

ほとんど説明のない撮りっぱなしドキュメンタリー。とても良い。

こんな偉大なバレエダンサーでも、やっぱり指導してもらって毎日地味な練習をするんだなぁ。
結構パカパカ煙草を吸うんだなぁ。
ダンサーが「無
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弾丸を噛め(1975年製作の映画)

3.7

タイトルからは想像できなかったロードムービー。ただし過酷。
そして「弾丸を噛めってそれ?そういうこと?」と。こちらもまた意外。

長い。最初の1時間ぐらいは苦行。
そしていきなり面白い展開に。
ジーン
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

4.0

サスペンスだと知らずに見始めてしまった。
はじめから最後まで緊張。
面白かったけど疲れた…

落下の王国(2006年製作の映画)

5.0

映像美だけの映画かと思いきや…

天才的な子役のこともロケーションや衣装や小道具のことも、現実と物語の絶妙なスイッチングも、全て語りたいのにもったいなくて語れないという、
なんなんだろうこの気持ちは。
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おはん(1984年製作の映画)

3.9

申し訳ないが
冒頭の五木ひろしの歌から、夫婦の別れの場面まで、何から何まで気持ち悪いなと思いつつ、まあ、見始めちゃったからなと鑑賞。

案外面白かった。
バカ3人。
何から何まで共感できないのに、理解
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

4.5

YouTubeでドン・キホーテの解説を検索したら、「ちあこちゃんねる」というバレエダンサーさんの15分ほどの動画を発見。
本で予習したかったのだが思わぬ大作なので今回は動画で簡単に。
この解説が関西弁
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.5

太宰の未完の遺作。恥ずかしながら読んだことがなかったので、この映画を見る前に急いで読んだ。
コーヒー、一杯飲むぐらいの時間で読めるほど短い。つまり物語序盤を書いただけで作者はこの世を去ってしまったとい
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.5

本日8月27日は「寅さんの日」だそうで、この機会を逃したら観ないだろうな…ってことで、半ば義務のように鑑賞。
なんとなんと初めての寅さん。
倍賞千恵子、なんて可愛いの!

寅さん、大勢に愛される魅力的
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吠えるのをやめた犬(2021年製作の映画)

2.0

犬は許してくれる…のか?
そんなこと人間が勝手に言っちゃうことの傲慢さにモヤる。

遠い空の下
「他の人に出会ったパパ」が、同じように言ってるかもよ?
妻と娘は許してくれるって。

許す許さないは傷つ
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

4.5

モンティ・パイソンみたいだと思ったらモンティ・パイソンだった。

くっっっだらないけど笑ってしまうんだよね。イギリスのギリギリセーフ?アウト?な笑いのセンス。良い。

エンドロールはやっぱり観るべき。
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カーテンの向こうに(2014年製作の映画)

4.0

エンドロールで
With special thanks to a childhood trauma

ああ
しみじみ

皇帝のいない八月(1978年製作の映画)

3.5

日本映画だということも知らずに鑑賞スタート。
すごい役者さんが大勢出ている。無駄遣い多し。

最近は極左の怖さばかりが目立つけど、そういえば極右も怖かったよね〜というぐらいヌルい生活をしているので、た
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ジャイアンツ(1956年製作の映画)

4.8

長い!
3時間21分!
しかしこの長さでしか表現できない25年の歳月。その説得力。お見事。
これから観る人、頑張って最後まで観て欲しい。
良い。とても良い映画。

アメリカ映画にありがちの(以下偏見)
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パリで一緒に(1963年製作の映画)

2.5

もしかしたら映画マニアにとっては小ネタ満載、皮肉たっぷりの面白い映画なのかもしれないが、残念ながらそこまで詳しくない自分には刺さらなかった。
オードリーの主演映画タイトルチョロっと出すとかね、ハイハイ
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.8

整った暮らし。
美しい所作。
優しい人々。

不意に差し込まれる蟻を殺すシーン。

感情を微笑みで封印して淡々と日々を送る中、
部屋に落ちていたサンダルを一瞬履こうとして、やめる。
サラリと過ぎていく
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ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

5.0

おんじ〜〜〜!
ハイジ〜〜〜!
おばあさま〜〜ー!

おんじはベルリン・天使の詩の!
あの天使ではないか!
おんじ〜〜〜!

吹き替え版で見始めたが、すぐにオリジナル音声と字幕に。
年代的にストーリー
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日曜日が待ち遠しい!(1982年製作の映画)

2.8

古いおしゃれな映画かと思ったら案外新しくて意外。
これはミステリー?コメディー?
特にストーリーが面白いわけでもなく、素敵な男女の恋愛でもなく、
正直あんまりだったな。

クルマはオシャレ。

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

5.0

おじさん3人のロードムービー。

全体を通して「無理矢理」なところがなく、優しい映画だった。
登場人物がいきなり改心するとか激しい心の動きを誘発する事件を設定するのではなく、観客にミスリードさせておい
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竜馬の妻とその夫と愛人(2002年製作の映画)

3.9

ノリさんはくどいような、逆にあれで正解のような…。
鈴木京香、今までで一番綺麗に見えた。こんなに美しい人だったのかー。恐れ入った。

終盤、舞台的な動きやセリフは面白かった。引き込まれた。
涙あり笑い
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.0

クスッと笑えるショートフィルム。
アマプラにこんなのがあるんだね。

クォ・ヴァディス(1951年製作の映画)

4.0

NHK日曜美術館でクォ・ヴァディスというタイトルの絵画を解説していて、
それが「何処へ行くのか」という意味の聖書の言葉だと知る。
そんなタイトルの映画を録画してたなと思い出し、鑑賞。

この時代のスト
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.9

ピーターラビットを癒し系上品キャラだと思い込んでいた大昔、絵本の第一話から「庭に入ってはダメ。お父さんのようにパイにされてしまいますよ」で、ヒィーーっ!となった。
なので、本作にブラックな笑いがチラホ
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.0

芸達者なロビン・ウィリアムズの真骨頂。

オープニングの感じから、もっとドタバタになると思っていたのに、なかなか味のある結末でした。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

5.0

経済や教養を由来とする価値観の違い。
身を置く世界の違い。
育ちの違い。
困難に見える性別の壁を乗り越えられたとて、その先に待ち受けるのはどうにもならぬ壁。
何度も打ちのめされる様子は
切ないを通り越
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復讐の荒野(1950年製作の映画)

3.8

原住民とのドンパチではなく、
基本、親子の確執ドンパチ。

面白いけど、なにせ1950年の映画。時代的に感覚が違うので、人物の心の動きと急展開っぷりについていくのは困難。
まあ、そこは仕方なし。

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エアボーン(2021年製作の映画)

4.0

アニメーション。
瞬きするのが惜しい。

戦闘機乗りが最期に見た白昼夢
と解釈したが
合っているかどうかは不明。

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

5.0

舞台からは死角
演者からは見えない席が定位置

己の人間味を許せず職を辞した判事

愚かな行いを繰り返さずにはいられない
愛しき人間ども

トリコロールの赤

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

5.0

言葉の通じない場所での裁き
逃れられない囲いの中
この気持ちが届かないなら
同じ境遇に身を置けばいい
同じように身を焦がすがいい

全てを捨てて得た平等

トリコロールの白

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

5.0

悲しみ、愛しさ、怒り
消えゆくことに抗わず、
受け入れ、断ち切る。
〜でなければいけないという
しがらみからの離脱。

強く凛々しい、決意の自由。

トリコロールの青。

ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

4.0

思っていたよりすごく良かった。

序盤、パワハラ場面がキツすぎて、辛い。
見ているこちらが病んでしまいそう。
このご時世、引っ張られそうな人は鑑賞をやめておいた方がいいかな。危険。それぐらいキツい。
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悲愁物語(1977年製作の映画)

3.0

前半と後半違い過ぎて困惑!
頭、おかしくなりそう!

夜中の1時に放映するのはこういうことなのねーと納得する裸のシーン。
この時代はホント、こういうのが多いね。大して面白いストーリーでもないのに余計な
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.8

90分あるが、長めのショートフィルムっぽい。
通報があってからの1時間半を、主人公と一緒に探りながら進む。

これはすごい。

地球の未来のために(2020年製作の映画)

1.0

子どもの声は使える。
そんな大人の考えが透けて見える、環境問題についてのショートフィルム。
ありがち。

レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い(1994年製作の映画)

5.0

激しく美しい物語。

ここでその表情する?という驚き。実力派俳優だらけ。
そう。ブラピはアイドル的俳優じゃなく、ちゃんと実力派俳優なんだよな。

途中、カットの切り替えで瞬時に子どもが寝てしまっていた
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グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

2.0

これが数々の賞をとる意味はよくわからない。
女同士の戦いの場面はだけはカッコいい。

ストーリーは全くわからん。
美男美女だからなんとか最後まで観られたようなもの。

あのワイヤーアクションはどうにか
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